病院でのお産、入院から計画分娩の流れと産婦、胎児への問題点

病院でのお産、入院から計画分娩の流れと産婦、胎児への問題点
今回のテーマは、

病院でのお産、入院から計画分娩
の流れと産婦、胎児への問題点

について紹介します。

現代の日本において、

お産を99%は病院で行われます。

病院でお産をするのが当たり前です。

健康や病気の治癒に関して、

現代医療制度に疑いを持ち、

自らの自然治癒力を信じる
自然療法の世界を信じる人も

最近では増えてきましたが、

お産に関してはほとんどが病院出産です。

科学技術が進んだ我々の文明では、
何でも画一的に安価に大量生産が出来ます。

食料を作る工場を想像してみてください。

いつも同じ味、同じ材料で、
同じ工程でベルトコンベアー式に
機械的に無機質に仕上げて行きます。

もちろんそこにもメリットがある
ことは理解していますが、

白衣を着てマスクをした作業員

某ファーストフード店で作られるような

均一の大きさの鶏が足を吊るされ機械で
淡々と運ばれる様子などを見ると、

そこに不自然さ不気味さを感じて
しまうのは私だけではないと思います。

そしてこの過程で使われる
保存料、添加物、化学薬品の弊害も

現在では徐々に一般に浸透される
ようになってきています。

健康の為に化学物質まみれの
食品を口にしないで、

自然なオーガニックの食材を
使う意識が高い人も増えています。

当然、こうした画一的処置は
工場の利便性や利益の為に有利ですが、

消費者にとってはデメリットも
多く存在するわけです。

そして、こうした「考え方」が
病院出産でも行われているとしたら、、

決められた時間に、決められた処置を
決められたやり方で処置して行くだけ…

画一的処置の不自然さにも
弊害があるのではないでしょうか。

本来私たち生命にとって、

「食べる」ことも「産む」ことも
どちらも神秘的な自然の世界、

機械や科学に代用は出来ないはずです。

ここでは、

大学病院、総合病院、
産科病院、診療所などを

ひっくるめて病院と呼ぶ事にしますが、

これから自然な出産の知識を
付けていく前に、

日本の常識である病院のお産の流れは

一般的にどのようなプロセス
が行われるのか、

ざっと見ていきましょう

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病院でのお産、そして入院

まず病院でお産をするためには、

入院が必要です。

遅くとも、子宮口が開ききるまでには、
入院していなければなりません。

では、その入院の日時はどのように
して決まるのでしょうか?

実はここに一つ計画分娩と言う
産婦、胎児への問題点が考えられます。

「計画」して「分娩」するという思想の
不自然さをまず理解する必要があります。

病院出産に当たり入院日時の決まり方は、

大きく二通りに分けられます。

ひとつは、

産婦さん自身のお産の進行状態
に従って、

つまり娩出の時期が迫った事で、

おのずから「決まる」というケースです。

もうひとつは、

それ以外の理由によって病院側の都合で
「決められる」というケースです。

前者は、

娩出がせまったことで決まるというのは、

お産の始まりを示す兆候をきっかけ
とすると言う事です。

そしてこのきっかけは
ケースバイケースです。

お産で入院するきっかけ

お産の始まりを示す
一般的な兆候としては、

おしるし、
陣痛、
破水、

などがあります。

「おしるし」というのは、

血液の混じったおりものが
少量でてくるものです。

これは子宮口が開き始めている
事を意味します。

これを「もうすぐ出産のサイン」

と早とちりして勘違いする人が多いですが、

ただし、おしるしがあってもすぐに
お産が始まるとは限りません。

ですから、おしるしだけで
直ちに入院が決まる

というものでもないのです。

次にお産の始まりを示す最も有力な
サインが、「陣痛」です。

産科学では、

10分間隔で規則的に下腹部の痛みが
来るようになった状態を
「陣痛開始」とします。

そして、それをもって
分娩の始まりと見るのです。

そう言う状態になったら、

産婦は病院に電話し、
病院までの所要時間を見計らって、

入院用品を携えて
慌てて病院に向かう事になります。

陣痛の10分間隔はあくまで目安

こうしたきっかけとしての陣痛ですが、

陣痛もそう都合よく
規則的に来るとは限らないのです。

人間には個性があり、
全て個人差があるものです。

感覚のハッキリしない
痛みがのんべんだらり続き

進行していくような場合もあります。

逆に、あっというまに
3分間隔というケースもあります。

ここでも勘違いしている人がいますが、

陣痛はあくまで一つの
目安に過ぎないのです。

「10分間隔」
(経産婦なら15~20分間隔)
(※経産婦=出産の経験がある妊婦)

の目安に従ったつもりでも、

病院での内心の結果、

まだ本格的な陣痛に至っていないとして
出直しとなるケースも珍しくありません。

他方、まだ自宅にいるうちに
娩出が始まってしまうケースも
決して珍しくありません。

(※これは結果的に自然なお産ですが…)

破水時に必要な措置

破水というのもまた、

お産の進行を判断する重要な
目安の一つです。

この場合の破水は、

通常、胎児を包んでいる卵膜の先端が

子宮頸管内にはまり込み
破裂して羊水が流れ出すものです。

それは、子宮口が既に大きく開き
つつある事を推測させます。

したがって、破水があれば娩出は
間近に迫っていると判断される訳です。

しかし、

そうした判断が常に正しいとは限りません。

破水して数日経っても
陣痛が始まらない場合もあるし、

破水と同時に娩出となる
場合もあるからです。

後者の場合は、
一刻も早い入院が必要です。

また、前者の場合、

医師の対処としては、

胎児への細菌感染を懸念し、
その予防措置を急ぎます。

従って、いずれにしても、

破水があればできるだけ
早く病院へ入院という事になります。

病院の都合で入院させられるケース

ここで、先ほどの

「破水後陣痛が始まらなくても入院」

というのは、

娩出が迫っての入院とはおもむきが
違います。

娩出が迫ってもいないのに、

急ぎの入院を促されて入院をする
という訳です。

という事はつまり、

この場合は、

娩出が迫った事で入院が自ずから決まる

産婦さん主体のケースではなく、

「それ以外の理由によって決まる」

病院側の意図による計画分娩の
ケースに入ると考えられるでしょう。

では、

「それ以外の理由によって決まる」

ケースはこの他にどのような
ものがあるでしょうか。

まず、

陣痛前の破水(前期破水)と同じく、

妊産婦や胎児に「問題」が
生じている事で

入院を促されるケースは
様々なものがあります。

産科学では

妊娠37週から41週までのお産を

「正期産」

としています。

42週を超えると、

「過期妊娠」

となり、

産婦や胎児にとって危険な状態とされます。

なので病院でのお産の場合、

そうなる前に、医師は手を打たねば
なりません。

(自然なお産の観点から言えば、
過期妊娠は危険とは見なしません)

だからこそ、

予定日ころの健診で、
入院の説明がなされるでしょう。

そして、

一週間ほど超過する頃には

お産が始まらなくても入院となります。

病院によっては、
もっと早く入院が促されます。

ここで自然なお産の世界では
悪名高い「陣痛促進剤」の登場です。

産婦、胎児が危険な場合早めの入院が必要

その他のケースとして、

産妊婦に身体的な
マイナス要素がある場合にも

分娩の兆候とは無関係に早めに入院が
決められることが少なくありません。

妊娠中毒症や糖尿病、腎臓病などの
病気や問題がある場合、

産道に感染性の疑いがある場合、

35歳以上の産婦かつ特に初産の場合、

前回の出産で帝王切開をした場合、

切迫早産の場合、

異常出血のある場合、

など、

もちろんマイナスの程度や
病院、医師の方針によって
ケースバイケースですが、

早期に入院し、お産に備える
という事になります。

ただしこれらのケースでは、

自然なお産に理解がある専門家も、
病院でのお産を勧めるようです。

また、

双子以上の多胎妊娠、逆子、

胎児の頭の大きさに比例して骨盤が
狭かったりする「児頭骨盤不適合」

子宮口が胎盤を塞ぐ「前置胎盤」

こうした「異常」のある、
或は疑いのある場合にも

早めの入院が決められがちです。

お医者さんも家族旅行が必要?

ただしこれらは全て、

病院でのお産が正しいという
前提から考えれば、

適切かつ必要なケースです。

産婦さんのお産に対するスタンス、
考えによってそれは決められます。

しかし現実的には、

以下のような要因が実は大きな理由
になっている可能性が高いのです。

それが、

医師や看護師さんたちの
勤務状況の問題から、

産婦産たちの入院日時をあらかじめ
早めに繰り上げて設定するという事です。

具体的には、

夜間の分娩を避ける、
土日の分娩を避ける、
連休や年末年始、お盆を避ける、
病院の職員旅行の期間を避ける

と言った形になります。

お医者さんや看護師さんも
私たちと変わらない生身の人間です。

「健康で安全に赤ちゃんを
産むのをサポートする」

という崇高な理念があるのは
間違いないでしょうが、

彼らも休日は必要ですし、
家族との旅行にも出掛けたいでしょう。

仕事がたて込んで心身が
疲れている事もあります。

数多くの産婦さんの自然な
お産の状況にすべて合わせている
余裕はないはずです。

そこで計画分娩と言う
アイデアが役に立ちます。

お産の入院から計画分娩の流れ

実際に、

病院のお産では

夜間、土日、連休、年末年始、
お盆の分娩というのは、

その他の日時と比べて
格段に少ない統計があります。

例えば、

病院での時間別の出生数を見ると、

夜中の出生数は午後2時頃の
それの半分以下にもなっています。

(自然なお産では逆に
夜間に娩出というケースが多いです。

アメリカでの調査によれば、
娩出のピークは午前3時から4時の間です)

これらは、

いずれも病院側からの
言い出しで入院が決められます。

妊産婦によっては、

自分自身のスケジュールや
分娩の不安から、

分娩の兆候が現れる以前に自発的に
入院を願い出るケースもありますが、

その願い出に応じて、

計画的に繰り上げ分娩を
行う例も少なくありません。

薬剤などを使い分娩のタイミングを
コントロールするわけです。

こういった、

差し迫った医学的理由なしに
計画的に入院しお産をする事を

一般に「計画分娩(計画出産)」

と呼ぶのですが、

しかしこれは、、

自然なお産という観点から言えば
まったく相反する考え方です。

計画的な不自然な出産が
産婦、胎児への問題点になる
ケースも報告されていますが、

病院でのお産、入院から計画分娩の
流れは、概ねこう言うものです。

何度も言うように最終的には
数ある選択肢からあなたの責任で
選ぶべきなのですが、

工場で計画的に作られた食品を食べる
のが安心できる人がいるように、

病院側、医師の計画に任せきる方が
安心する人もいるでしょう。

逆に「不自然な」計画に違和感を
持つ人もいるでしょう。

全ては自分の心に聞いてほしいわけですが、

さらに次回は病院出産における分娩の
手順や流れについて見ていく事にしましょう。

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