夜のホルモン・メラトニンを増やす方法で免疫力を高めよう

夜のホルモン・メラトニンを増やす方法で免疫力を高めよう
今回のテーマは、

夜のホルモン・メラトニンを
増やす方法で免疫力を高めよう

について紹介します。

前回、太陽光を浴びると
免疫力が高まる事を解説しましたが、

なぜそういった効果があるかと言えば
セロトニンが分泌するだけでなく、

メラトニンというホルモンが
分泌する事もその理由です。

免疫力を高めるために、
メラトニンというホルモンは
非常に重要な役割を果たすのです。

メラトニンというホルモンは
私たちが眠っているときに多く分泌します。

脳の奥深くにある豆粒大の器官、

松果体(しょうかたい)

という部分がこのホルモンを
コントロールしているのですが、

最近になるまで、この松果体という期間
についてほとんど研究されておらず、

長い間、聖域として考えられていました。

実際にヒンズー教徒は
松果体を神秘的で重要なものと考え
「第三の眼」と呼んでいました。

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メラトニンの実験で分かった驚愕の事実

イタリアのビアンカラマ・マセラ財団の
ピエルパオリ博士の動物実験によって、

メラトニンの効果における
驚愕の事実が判明しました。

彼の実験は、

高齢のマウスグループを二つに分け、

一方には、何もせず。

もう一方には
夜の飲料水にメラトニンを添加して飲ませて、

この二つのグループの
身体的特徴や行動様式を比較、観察したものです。

半年後、メラトニンの添加を受けなかった
マウスは当然老化の症状があらわれました。

体毛は抜け落ち、禿げが生じ、
体は小さくなり、

神経-筋肉のバランスが壊れ、
免疫反応や甲状腺反応が失われ、

その種のマウスに特有の
ガンにかかりやがて死にいたります。

ではもう一方のメラトニンを添加した
グループはどうなったのでしょうか?

メラトニンにより健康で若返ったマウスグループ

一方でメラトニン添加飲料水を飲んだ
マウスの運命は、劇的に異なる結果が出たのです。

マウスグループは、ほぼ一晩で
「若返った」ように見えるようになりました。

体毛が太くなり、毛並みに光沢が蘇り、
体は全体的にスリムになり、柔軟性が増しました。

運動能力にも若々しさが戻り、
免疫力も大幅に改善されたことが認められました。

エネルギーレベルは増出しし、
性力も回復したそうです。

さらに興味深い事に、
メラトニンを補充したマウスの
平均寿命は30%もの伸びたそうです。

そんな夜のホルモンである
驚異のメラトニンですが、

一体どうすれば分泌させることができるのでしょうか?

太陽光を浴びるとセロトニンが分泌する

太陽光を浴びると、すなわち、
ある程度の強さの太陽光が
目の中の網膜に入り、

それを視神経が感知すると、
脳内にある動きが起こります。

その動きとは、脳幹にある
セロトニン神経が活性化するのです。

脳幹というのは、私たちの体が
絶妙のバランスを取りながら歩いたり、

食べ物を咀嚼すると言った
生命の活動の基本とも言える

運動のコントロールをしています。

さらに大脳皮質や視床下部など
脳全体と、脳の指令を身体に伝える
末梢神経につながっていて、

脳および全身の活動を支える
重要な部分です。

セロトニン神経というのは
この脳幹のほぼ中央にあって

セロトニンという神経伝達物質を
分泌して脳全体に色々な情報を送り、

脳と神経全体に大きな影響を与えています。

セロトニンというのは
覚醒時にに分泌されるもので、

その役割は、

大脳をまさに覚醒させる事、

自律神経を調節する事、

重力に対して姿勢を保つための
筋肉へと働き掛ける事、

痛みの感覚を抑制する事、

心のバランスを摂る事、

と言った脳と神経の働きを
指揮するのに使われているのです。

セロトニンの夜の顔

セロトニンは、様々役割を持ち、
もちろん免疫力にとっても大切ですが、

こう聞くだけでセロトニンが
いかに大切か分かると思うのですが、

ただしこれはあくまで昼間の顔です。

夜になるとセロトニンは他の物質と
化学反応を起こし、

メラトニンというホルモンに変わります。

メラトニンは私たちに睡眠を促し、
脳と身体を休ませる働きをしています。

眠れないときや、
時差ボケがあるときも

メラトニンが体内時計を整えて
解消してくれます。

だからこそ夜のホルモンと
呼ばれるのがメラトニンなのです。

メラトニンの健康効果

そして最近の研究ではメラトニンが、

病気に対する抵抗力の源である
免疫とも密接に結びついている事が
最近の研究で明らかになっています。

また、体内メラトニンが増えると、

癌細胞を攻撃する免疫の一つ
NK細胞の数が増えたり、

体外から侵入したウィルスを殺す
貪食細胞の働きが強まったと言う
報告もあります。

またメラトニンには偏頭痛の
一種である群発性頭痛、

特に男性に多い疲労性の
頭痛を和らげる効果もあります。

二重盲検で20名の群発性頭痛患者を
二グループに分け、

それぞれに毎日10mgのメラトニン
もしくは偽薬を与えました。

約一カ月後、
メラトニングループの半数は
症状が改善されましたが、

偽薬グループには
改善がみられませんでした。

群発性頭痛で悩んでいる人は、
メラトニンの使用については
専門家に相談すると良いでしょう。

さらにメラトニンには、
私たちの体の細胞を錆びつかせて
ボロボロにしたり、

老化や病気を招く活性酸素を
除去する働きがあります。

もちろん肌の老化も活性酸素との
関わりが深い上に、

メラトニンの効果でぐっすり眠れれば、

若々しさの源・成長ホルモン
の分泌も活発になります。

夜のホルモン・メラトニンも
しっかりと分泌させ

免疫力の高い生活を送って行きましょう。

そのメラトニンを増やすためには
その源であるセロトニンを増やせばいいのですが、

次回はそのセロトニンを増やす
具体的な方法を紹介していきます。

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