大人の脳、海馬の神経新生、神経細胞は何歳からでも増え続ける

大人の脳、海馬の神経新生、神経細胞は何歳からでも増え続ける
今回のテーマは、

大人の脳、海馬の神経新生、
神経細胞は何歳からでも増え続ける

について紹介します。

実は大人の脳の神経細胞を
増やす方法と言うものが存在します。

何歳になっても
脳の神経細胞を増やすことができるのです。

脳科学の世界では、

「脳の神経細胞は再生しない」

…という説が常識として100年近く
はびこっていました。

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医学の教科書にもそう明記されていたのですが、

この常識はソーク研究所の
フレッド・ゲイジ率いるアメリカとスウェーデンの
チームによって完全に打ち破られました。

1998年11月に、
彼らのチームは大人の脳の神経細胞が
新生するという驚異の事実を発表しました。

大人でも脳の神経細胞は増え続けるのです。

臭化ウリジンという蛍光物質は、

古い細胞には取り込まれないが、
新しく誕生した細胞に取り込まれるため、
新しい細胞だけを染めます。

だから臭化ウリジンを投与してから、
脳の組織を顕微鏡で調べると、

もし新しく誕生した神経細胞があれば
光り輝くはずですね、

ただ、この実験は、
生きている人の脳を切り取って
顕微鏡で調べる事はできません。

ここで、スウェーデンのがん研究者が
患者に臭化ウリジンを注入し、

喉にできたがんの悪性の度合いや
癌細胞の増殖の度合いを検査していました。

その患者が死亡した時、
このがん研究者は共同研究チームの
メンバーの一人ピーターエリクソンに知らされました。

2年前の1994年、エリクソンは患者に
面会して実験の内容を説明し

死後に脳を調べる許可を患者と
その家族からもらっていました。

そしてエリクソンは、ただちに遺体からの
海馬の提供を願い出て、

なぜ海馬かと言うと、
記憶を司る海馬は、脳の中でももっとも
神経新生(神経細胞の誕生)の可能性が
高い箇所であるからです。

スウェーデンで遺体から取り出された海馬は
海を越えてサンディエゴに届けられ、

そして海馬をレーザー顕微鏡で観察した所

赤く輝く箇所のほかに黄色に輝く箇所が
たくさん発見されたのです。

古い細胞は赤く輝いていたのだが、
新しい細胞は取り込んだ臭化ウリジン
のせいで黄色に輝いていたのです。

こうして大人の脳内で神経細胞は
再生される事が証明されたのです。

このニュースは世界中に広がり、
これまでの脳の神経細胞は再生しないという
古い常識は見事粉砕されたのです。

神経新生には不利と思われる
死の床にいたがん患者の脳内でさえ、

活発な神経新生が起こっていたと言う
事実に注目して欲しいのです。

病気の人、中高年でも、

ましてや若者であれば、なおさら
神経新生が起こるのは言うまでもありません。

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