アルコールと脳や海馬の健康の作用、デメリットのメカニズム

アルコールと脳や海馬の健康の作用、デメリットのメカニズム
今回のテーマは、

アルコールと脳や海馬の健康の
作用、デメリットのメカニズム

について紹介します。

人間とアルコールの歴史は古く、

ワインやビールなどを作る技術が確立したのは
紀元前3500年ごろの事と言われています。

それ以来、
人類はアルコール飲料を楽しんできました。

たしかに、

アルコールを少量飲む事で、
食欲を進め、気分を開放的にします。

しかしいわゆる酔っぱらう状態というのは
明らかに脳に作用を与えていることになります。

泥酔状態でいつもの脳のように
力を発揮することは難しいですね。

アルコールと言うのは、
まるで人格が変わったように、
私たちの思考、感情、行動を変えます。

スポンサーリンク

アルコールの脳への作用

アルコールのこうした効き目は、

ギャバ神経とアルコールの
相互作用によって現れます。

ギャバ神経は脳全体に広がり、
神経シグナルを抑制するブレーキとして働いています。

アルコールがギャバ神経を応援し、
ブレーキの効き目を高めます。

この結果、脳がやや興奮しすぎて
発生する不安が解消され、

リラックスして眠くなったりします。

またアルコールは
ドーパミン神経を刺激し、

大脳辺縁系にある快感サーキットを活性化し、
ドーパミンを放出させるため、

快感や陶酔感が得られます。

この快感を求める効果のため
アルコールの愛飲者は多いですね。

しかし、

その快感にハマりすぎると、
中毒や依存症状になり、

脳の健康状態に深刻な害を与えるのです。

アルコールの脳への弊害

もちろん少量飲む事は、
リラックスの面など脳の健康にも良いのですが、

アルコールを飲み過ぎることで、

アルコール依存症を引き起こしたり、
脳を委縮させると言った重大な欠点もあります。

依存症に至らなくても
酒好きの人は十分な注意が必要です。

千葉大学の久保田基夫さんは、

30歳から69歳までの
健康な男女1432人を対象に

飲酒量と脳委縮の関係をMRI出調べました。

この調査によると、

「飲まないグループ」と「毎日一合程度のグループ」
では共に24.6%に脳委縮が見つかり
まったく差はなかったそうです。

だが、「毎日2合以上のグループ」では、
これが38%と跳ね上がりました。

1日2合(ビールに換算すると大瓶2本)
以上のお酒を飲むと脳委縮が進むそうです。

海馬に悪影響を与えるアルコール

この研究からわかるのは、

アルコールが脳に直接ダメージを与えて
委縮させると言うよりも、

むしろアルコールが酸化されてできた
アセトアルデヒドが神経細胞に悪さをします。

アセトアルデヒドそのものが
細胞にとって有毒なのですが、

それに加え、アセトアルデヒドが
伝達物質と化学反応してできた毒物が
神経細胞にダメージを与えるのです。

アルコールによる脳委縮が最も顕著に
見られる部分は、海馬です。

思考や判断を担当する前頭葉と
記憶を司るのが海馬であり、

毎日お酒を飲む人が
頭の働きが悪くなるのはこのです。

大人の楽しみや友人の付き合いとして、
少々のアルコールを楽しむのは良いですが、

あくまで適度な量にとどめましょう。

アルコールは度が過ぎると、
海馬や脳神経など重要な脳の部分に
激しいダメージを与えかねません。

脳の健康を保つために、
アルコールとの付き合い方は
しっかりと考えたいですね。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。