生後の赤ちゃんから幼児に至る脳の発達と成長のプロセス

生後の赤ちゃんから幼児に至る脳の発達と成長のプロセス
今回のテーマは、

生後の赤ちゃんから幼児に
至る脳の発達と成長のプロセス

について紹介します。

人がこの世界に生まれ
成長して行く様子はまさに
神秘なのですが、

科学の世界ではこの
メカニズムを解明しつつあります。

では今回は、

赤ちゃんが6歳になる頃まで

つまり幼児へと成長していくまでの
脳の発達のプロセスを見て行きましょう。

生まれたばかりの赤ちゃんはほとんど動けません。

なぜかと言えば、

筋肉量が不足している事、

そして、脳の発達がまだ、
延髄などの脳幹部分に限られているからです。

しかし脳幹は十分に発達しているので、

赤ちゃんは、空腹、疲れ、
不快を感じると泣きだします。

そしてお母さんのおっぱいが近づけば吸うなど、
生存に必要な本能的な動きもできます。

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そして生後4~6週間経つと、

赤ちゃんの筋肉量も増えて行き
首が固定されていきます。

さらに生後3カ月までには、

周りにあるものを見る事も聞く事も、
そして接触して感じる事もできるようになります。

この頃までの脳は、
視覚、聴覚、触覚に関わる領域が、

最も代謝が盛んであって、
この部位が発達している事が分かります。

さらに生後から4~7か月になると、

筋力が付いて来て、様々な動作が出来るようになります。

例えば、

うつぶせになた状態から、膝で床を押してお尻を上げる
両腕で床を押して方を持ちあげる、寝返る、

と言ったことが出来るようになります。

特定の動きをするには、
脳が神経末端と筋肉に情報を送るだけでなく、
筋肉が脳からの情報に適切に応答できなければなりません。

私たちは普段、何気なく身体を動かしていますが、
これういった動作は決して些細なことではないのです。

脳と筋肉の協調関係によって
始めて可能になることであり、

それには、神経細胞の樹状突起が伸びて
シナプスが作られ、回路が出来ることが
不可欠なのです。

また寝がえりというのは、
運動神経を司る小脳が関わっているので、

この頃までに運動野や小脳が
かなり発達する事も分かります。

そして、生後9~10か月が過ぎた頃、

赤ちゃんの神経の発達が中脳に達し、
ハイハイやお座りもできるようになります。

お座りが出来るようになるには、
首や背中の筋肉が強くなる事

身体のバランスを保つ感覚の発達が必要です。

そしてこの時期の乳児は、ハイハイやお座りが
出来るようになる事で、それまでと異なる目の高さで
あたりを見渡すことが出来るようになり、

それまでに経験した事のない
新しい視覚情報が脳に入ってきます。

こうして乳児は、新たな動きを学びたびに、
目からの情報が増して、

これが脳への強い刺激となるから、
シナプスがどんどん作られていくのです。

この刺激が繰り返される事で、
乳児の脳内で、一時的に形成された
シナプスが一層強化され、

固定化され、恒久的なものになります。

生後11カ月もたつと、

誰かの助けを借りたり、或いは家具などにつかまりながら、
自分で立ち上がるようになります。

でもこの段階での乳児は歩こうとすると
転んでしまいますね。

まだ体を支えるためのバランスが
うまく取れないのです。

生後12カ月で、

一方の足を片方の前方に出して
うまく歩けるようになります。

右足と左足の動きは同調していますが、
転ばずに歩くためには、
まだ大人の助けが必要です。

そして生後14から16カ月で、

誰の助けも借りずよちよち歩きが
ようやくできるようになるのです。

もちろん、歩けるようになる時期などは
幼児によってずいぶんと異なります。

ある幼児は12カ月で走り回っているかと思えば、
二歳になるまで歩けない幼児もいます。

いずれにせよ、歩けるようになるのは、

筋肉と中枢神経(脳と脊髄)が成長し、
両者が協調を始める時期です。

そして17から36カ月の幼児は、

走る、ボールをける、リズムに合わせて踊る

…など色々なことが出来るようになります。

これから幼児は好奇心に駆られ、
自らの意思で、なんでも見たり、触れたり
しながら経験を積み重ねていくのです。

そして脳をどんどん発達させていくのです。

このように生後の赤ちゃんから
幼児に至る脳の発達と成長のプロセスを
見てきましたが、

もちろんある程度、
放っておいても成長する脳ですが
そこに適切な刺激を加えてあげれば、

驚くほどの発達を遂げます。

その方法もこのサイトでは
紹介して行くつもりなのですが、

まずはこのメカニズムを良く
理解しておいてください。

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