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大豆食品の植物エストロゲンはホルモンの健康を促進する効果


今回のテーマは、

大豆食品の植物エストロゲンは
ホルモンの健康を促進する効果

について紹介します。

日本は大豆食品に身近です。

醤油、味噌、豆腐、納豆…

など伝統的な日本食は
豊富に大豆食品を使い、

そして世界に誇る
健康的な国家でした。

ここで、なぜ植物エストロゲンに
関心が集まったのでしょうか?

実は、

それは食生活の異なる社会では
ある種の病気の発生率が大きく違う事が分かり、

例えば、大豆食品を良く食べる地域では
ホルモンの病気は少ない・・

ならば大豆は健康を守る上で
効果があるのではないか、

と考えられるようになったのが
きっかけです。

例えば、以前の日本では、
先進国の中でも、乳がんの発症率は

イギリスやアメリカに比べて
4分の1程度でした。

西洋でよくみられた
ホットフラッシュのような

のぼせやほてりと言った症状は
それほど一般的ではなかったのです。

他にも前立腺がんなど
ホルモンに関連する症状について
興味深い統計が出ていました。

かつてホルモンの健康は
優位性があったのはむしろ

日本人だったのです。

食生活と植物エストロゲン

・・つまり日本や中国など東洋の国では

ホルモンに関わる健康問題の特徴は
西洋とは大きく異なっていたのです。

それはなぜか?・・と研究者の間では
いつも大きな関心がもたれてきたのですが、

しかも、遺伝的な要因では
説明がつかないのです。

そして食生活に注目されました。

東洋では、伝統的に大豆が良く使われ
良く食べられてきています。

なので、ホルモンに関わる
病気が起きにくかったのです。

しかし、時代が進み、
東洋と西洋の境目が薄くなり、

東洋人も西洋式の食事を
するようになりました。

いわゆる食生活の欧米化です。

するとホルモンに関わる東西の違いは
急速になくなって行ったのです。

そして東洋の女性も
西洋の女性と同じようにホルモンの病気に
苦しむようになってきたのです。

日本人女性の多くも
現在では更年期障害など

婦人病に苦しんでいます。

そういった経緯で植物エストロゲンの
研究は進んで行きました。

その後の研究でも、
大豆に含まれるイソフラボンが健康の
改善に重要な働きをする事も示されています。

イソフラボンを50mg摂取すると、
ホルモン関連の症状の予防に大きく効果がある
と分かってきたのです。

大豆のイソフラボンの抗がん効果

また他にもイソフラボンによる
予防効果が期待されるのが

乳がんの予防です。

乳がん発症のリスクは
過剰なエストロゲンにより高まりますが、

イソフラボンはエストロゲンと似た
働きをするとともに、

逆にエストロゲンが多すぎる
状態にあるときは、

その働きを抑える作用もあるのです。

厚生労働省研究班では、

岩手、秋田、茨城、新潟、
長野、大阪、高知、長野、沖縄の

40~69歳の女性
約2万5000名を約10年半に渡って
追跡した大規模な疫学調査を行いました。

これは大豆食品の
摂取量のレベルによって

4群に分けて乳がんの発生率を
比べたものです。

イソフラボン摂取量が多いほど
乳がん発症率が低いと言う
因果関係が確認されました。

特に閉経後女性の最大摂取群では
(ゲニステインの血中濃度が最も高い群)

乳がんのリスクが約3分の1
二減っていました。

この最大摂取群は大豆イソフラボンの
1日摂取量に換算すると
46.5mgに相当します。

この研究は

イソフラボンと乳がん発生率減少との
関係を示した世界で初めての
前向きコホート研究として
注目を集めました。

前向きコホート研究と言うのは、

まだ病気になっていない人を
対象にスタートし、

ある集団を長年にわたって
追跡した最も信頼性の高い
疫学研究の手法です。

女性の健康を守る植物エストロゲン

イソフラボンは
女性ホルモンであるエストロゲンと
似た化学構造をしているため

植物エストロゲン(フィトエストロゲン)

とも呼ばれ、

30代半ばから徐々に減っていく
女性のエストロゲンは減っていきますが、

更年期には激減し、
女性の更年期障害などの
身体の変調の原因になります。

その対策として
イソフラボンの摂取は有効ではないか
とされているのです。

他にも骨粗鬆症の予防、改善効果、
悪玉コレステロールを減らす作用、
動脈硬化の予防会全効果

なども期待されていて、

そういう意味でも
大豆食品を取り入れる事は
素晴らしい事ですね。

実際、ホルモンの健康に
意識が高い欧米人は

大豆を取り入れ始めています。

大豆の健康への研究は
欧米の方が進んでいたりします。

今や日本人は遅れを取っている
ともいえるのです。

これはぜひとも再逆転を
狙うべきでしょう。

中でも発酵食品は
素晴らしい健康効果があります。

…とは言え、

中には大豆食品を急に大量に
食べ出すと体調を崩す人もいます。

そういう場合は、
大豆食品は週五日だけに制限し

2、3カ月かけてゆっくりと
食生活に取り入れるなど工夫して
取り入れ始めると言いでしょう。

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