知りたいコエンザイムQ10・サプリメントの効果、効能、副作用


今回のテーマは、

知りたい「コエンザイムQ10」
サプリメントの効果、効能、副作用

について紹介します。

主な効能は細胞や組織の活動を担う
エネルギー源産出に必須の成分です。

私がサプリメントや栄養学を
研究し始めた頃、

コエンザイムQ10は非常に
入手困難で珍しいサプリメントでした。

しかし、今では様々なブランドの
コエンザイムQ10が販売されており、

ダイエットや心臓病治療のために
開発された複合サプリにも良く配合しています。

心臓疾患や高血圧症などの
改善予防の効能で

アメリカなどでは幅広く利用されています。

また強力な抗酸化作用を持つため
様々な生活習慣病の予防効果も
期待されています。

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コエンザイムQ10の主な効果、効能

<コエンザイムQ10の主な効能>

・狭心症や心筋梗塞、心不全
などに対する予防や改善作用
・高血圧や糖尿病などの予防や改善作用
・抗酸化作用及び抗がん作用

コエンザイムQ10は体内の
エネルギーの生成に不可欠で

生命維持に不可欠の栄養素です。

コエンザイムQ10はミトコンドリアという

体を動かす燃料となる
アデノシン三リン酸組織(ATP)を
生成する細胞の発電所を

刺激することでエネルギーを作り出します。

直接的ではないものの
コエンザイムQ10は

消費しなければ脂肪となってしまう
カロリーを燃焼する働きも持っています。

またうっ血性心不全の治療に
高い効果を示すことから

心臓を健康にするサプリメント
としても知られています。

「アメリカ心臓病学ジャーナル」誌に
発表された研究では、

コエンザイムQ10を単独で摂取、
或いは他の薬を併用している心臓病患者は、

そうでない患者に比べて
平均3年も長生きしたことが分かっています。

また血圧を下げ、
心臓発作の危険性を軽減する効果もあります。

コエンザイムQ10の効能の中で
恐らく最も興味深いのは

歯周病の治療薬としての使用法でしょう。

大阪大学の研究者は、
歯周病患者を二つのグループに分け

他の治療を行わず

一方に毎日60mgのコエンザイムQ10を
他方には偽薬を投与しました。

8週間後、コエンザイムQ10を
摂取したグループは、

偽薬グループに比べ、
不快感や炎症が軽減し、

明らかな改善の兆候を見せました。

この他にもコエンザイムQ10が
歯周病の治療に役立ったという
研究はたくさんあります。

歯周病の初期症状がある人は、

痛くて高価な歯科治療を受ける前に
コエンザイムQ10を2カ月ほど試してみると良いでしょう。

これ以外にも、
今後有望な効能があります。

コエンザイムQ10の研究を40年続けた
カール・フォルーカー博士が

ヨーロッパで行った研究によると、

毎日コエンザイムQ10を大量に
(300mg)摂取していた乳がん患者の
ガン腫瘍が完全に対抗したのです。

コエンザイムQ10が天然のガン治療として
認められるようさらなる研究結果を期待したいですね。

コエンザイムQ10の作用や科学的研究

コエンザイムQ10は
様々な疾患に対して効能が検証されています。

まず心筋梗塞患者144人に120mgの
コエンザイムQ10を4週間投与した研究では、

胸痛や不整脈の頻度などにおいて
改善が認められました。

狭心症に対する研究では

効能が認められないとするものもあれば
狭心症発作が減少したと言う結果が
得られた臨床試験も報告されています。

心不全についてコエンザイムQ10の
効果を検証した研究では、

8つのうち7つの臨床試験において、
新機能の改善が認められました。

高血圧症のの患者59人に
コエンザイムQ10を投与した研究では、

収縮期血圧と拡張期血圧の
両方で低下(改善)が報告されました。

またコエンザイムQ10投与によって、

心臓血管パイパス術施行の際の
虚血に伴う障害(不整脈、逸脱酵素の上昇)
が改善されたと言う臨床試験も知られています。

最近、パーキンソン病の初期症状に対して、

高用量のコエンザイムQ10
(1日当たり400~800mg)が
効果的であったとする報告もあり
注目を集めています。

そのほか、LDL(悪玉)コレステロール
酸化の予防効果や

過酸化脂質の減少などが
報告されています。

コエンザイムQ10の摂取法と注意点、副作用

一般的にコエンザイムQ10は
1日あたり90~300mg程度の
サプリメントが利用されます。

虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)を
始めとする生活習慣病の予防や改善を
目的とする場合、

短期間では効能の期待ができないので、
継続して利用します。

注意点としては

通常の食材に近い成分なので

特に問題となる健康被害や
副作用は知られていません。

アメリカでは広く利用される
サプリメントであり、

安全性の高いサプリメントです。

ただ、稀に消化器症状が
認められる事もあります。

医薬品との相互作用としては、

高コレステロール血症の薬を服用すると、

コエンザイムQ10が
減少する事が知られています。

したがって、コレステロール降下薬を
服用している場合は、

コエンザイムQ10をサプリメントで
補給する方が好ましいでしょう。

また抗凝固剤のワーファリンとの
相互作用を示唆する症例があります。

さらにコエンザイムQ10は
強力な抗酸化作用を持つため、

抗がん剤の使用中は主治医に相談の上
摂取するようにしましょう。

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