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タンパク質の熱変性のメカニズム、生食と加熱食の酵素の効果


今回のテーマは、

タンパク質の熱変性のメカニズム、
生食と加熱食の酵素の効果

について紹介します。

前回まで、

プロテインスコア100の
優秀なタンパク質源である

卵をオススメしましたが、

逆に生卵は弊害があると説明しました。

今回はなぜ卵を加熱した方が良いか、

タンパク質の熱変性のメカニズム

と言うテーマで

生食と加熱食のタンパク質の
違いについて解説をしていきます。

最近ではエンザイムと言う概念も
少しずつ定着しており、

ローフード・レシピと呼ばれる
食材を加熱しない料理法も
たくさん開発されてきています。

確かに生で食材を食べると言うのは、
自然界の動物に習う酵素の効果を
最大限に恩恵を受ける、

健康やダイエットにとって
素晴らしい取り組みだと思いますが、

何が何でも生食でいけば良い
と言う訳ではないのです。

加熱食にもメリットは存在します。

生食と加熱食の違いを
たんぱく質と言う観点から

今回は解説していきたいと思います。

たんぱく質の熱変性のメカニズム

前回まで卵は良質なタンパク源ですが、
生卵は危険という話をしました。

だから、卵を食べる際は熱を加えると良いのですが、

加熱することでタンパク質の変性が起こります。

加熱を加えることで
食品のたんぱく質の変性が起きる…
これは不思議な事ですよね。

このタンパク質の熱変性のメカニズムを
これから簡単に解説しますが、

例えば、

生卵の卵白に含まれるオボムコイド
熱を加えることで壊されたり、

大豆に熱を加えることで大豆に含まれる、
タンパク質分解酵素阻害因子の働きを封じ込めたりします。

つまり大豆も、加熱して食べることで、
タンパク質の有効性がアップするんですね。

じゃあすべての食品を、
加熱することは良くて素晴らしいことか?

と言うとそういう訳ではありません。

加熱食のたんぱく質への弊害

加熱調理がタンパク質の利用効率に
マイナス作用する事もあります。

たとえば、

リジン

というアミノ酸があり、

魚肉、豆類などに良く含まれるのですが、
軽い加熱によってすぐ壊されてしまいます。

軽く調理するだけでこのアミノ酸は
壊されるという事です。

リジンというのは、必須アミノ酸の一つで、
タンパク質の大事な材料です。

カルシウムの吸収や、コラーゲンの生成、
組織の修復など重要な役割を果たし、

さらに、抗体やホルモン、
酵素の生産に関わるものです。

他にも、けがの回復や、血中中性脂肪を
下げるのもこのリジンさんのおかげなので、

絶対に摂取しなければいけないアミノ酸です。

でも、調理でいとも簡単に壊されるのです。

リジン不足が起こると、貧血、目の充血、
抜け毛、集中力低下、エネルギー不足や
食欲不振、生殖のトラブル、、など

様々な症状が発生します。

だからこそお刺身を生で食べる
のは良い事ですが、

豆は生で食べては行けません。

生食と加熱食の酵素の効果は
食材によってまるで変わるのです。

アミノ酸のバランスを整えるのは難しい

生のまま食べたら、危険だったり、

ちょっと調理するだけで壊されたり、、

たんぱく質の摂取は
生食、加熱食でそれぞれ変わってしまいます。

アミノ酸バランスを整えた食事を
することはいかに大変か、、

少しは理解していただけたでしょうか。

だからこそ真のアンチエイジングを
実現している人は少ないのです。

まずはしっかりとした知識を
得る事が大切です。

甘い考えでは危険です。

タンパク質の熱変性のメカニズムや
生食と加熱食の酵素の効果も

しっかりと理解しておいてください。

ほんの些細な不調をきっかけに
大きな病気につながる事もあるのです。

しっかりとこれからの話も参考にして
日々の栄養バランスを整えていってください。

それでは、また!

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