アメリカ発ヘルシーな日本食ブームの落とし穴、肉食文化の利点


今回のテーマは、

アメリカ発ヘルシーな日本食
ブームの落とし穴、肉食文化の利点

について紹介します。

最近知ったのですが、
アメリカではヘルシーな日本食ブーム
らしいですね。

ニューヨークでは寿司バーが流行ったり、
豆腐がもてはやされている

という話を聞いたのですが、

こういう話を聞くと肉食反対派は

「やっぱり…日本食はヘルシーで人気なんだ」

と納得する事が多いと思うのですが、

でもそれでは、重大な事実を見逃してしまいます。

私は日本が大好きで
日本の文化は素晴らしいと思います。

ただ自国の文化を誇るあまり
ある種の盲目になってしまうのは危険です。

肉食文化のあった欧米と
なかった日本、

タンパク質と言う点から見れば
欧米文化に利点があります。

自分の健康レベルを守る上では
客観的で冷静な分析が必要です。

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マクガバンレポートによる健康の見直し

アメリカでは1980年代から

あまりにも高騰する医療費の問題に起因して

財政的危機の打開のために
医療改革が進められました。

トップクラスの医学・栄養学者を集め

「食事(栄養)と健康の関係」について
大きなお金をかけて研究されました。

これをマクガバンレポートと呼び、

このレポートによれば

「心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、
肉食中心の誤った食生活がもたらした
食原病であり、薬では治らない」

と結論づけられました。

高カロリー、高脂肪の食品つまり
肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、

精製しない穀物や野菜、フルーツを
多く摂るのが健康への道と説いたのです。

そして最も理想的な食事は元禄時代以前の
日本人の食事であることが明記されていていたのですが、

こんな背景から「日本食=健康食」といったイメージが
欧米で広がり、さらにそれが逆輸入され日本でも
一つのブームとなっています。

アメリカと日本の肉食文化の違い

アメリカ人に習って日本人も
肉食を減らそうと言う風潮がありますが、

FAOという機関の統計によると、

アメリカ人は日本人の約3倍の肉を平らげています。

見事な肉食文化です。

実際の所、良質なたんぱく質ってこれくらい
食べないと確保できないんですけど、

これでは、抱き合わせで脂肪をあまりにも多く
摂り過ぎる事になってしまいます。

これじゃあ心臓病のリスクは高くなるのみです。

だからこそ、
アメリカでは一日の脂肪の摂取量を
90グラムに引き下げることを目標に

「動物性脂肪を減らせ!」と言い続けているのです。

だからこそ、

彼らアメリカ人にとっては動物性脂肪の少ない和食を
生活に取り言える事はメリットがあるのです。

心臓病を減らしたりと、健康的なライフスタイルの
形成をサポートしてくれます。

でも日本では事情が違います。

動物性食品をもっととるべき

日本人の肉の摂取量が増えてきている
とはいえ、アメリカに比べればはるかに少なく

体内の正常な働きのために必要な
全アミノ酸を確保しきれません。

脂肪の摂取も日本人は多くはないので

模試アメリカ流健康基準を参考にするならば

「動物性食品はもっと食べるべき」

という事になるのです。

アメリカ人と日本人の健康に関するデータを
前にも紹介しましたが、

単純に数字を比べれば良いと言う
話ではありません。

今では、日本は世界一の長寿国になりましたが

明治大正にかけては、平均寿命は40歳程度でした。

欧米諸国の当時の寿命は50歳を超えていたので
日本は文明国の中で最も寿命が短い国だったのです。

その頃の日本は貧しく、
食事も米、大豆、野菜、海藻などで

動物性の良質タンパクや脂肪分は
口に入れる事ができなかったのです。

そして、戦後ようやく
平均寿命は世界に追い付くようになり

その後の経済成長を経て食生活も改善していき
乳製品や牛肉などの動物性食品の摂取量も増えていき、

世界一の長寿国に上り詰めたのです。

こう考えれば肉食文化にも
利点があるのです。

日本食+動物性食品=健康

もちろん、この寿命を延ばした要因には
医療の発展があった事を否定できませんが

人間の本来持つような生命力を最大まで
高めたのは動物食のおかげだともいます。

結局の所はバランスが全てです。

日本の伝統食にうまく動物性たんぱく質を取りこめたことで

血管が強くなり、筋肉や骨が丈夫になり
免疫力も驚異的に向上したのです。

さらに細胞膜が理想の状態に保たれるようになったり
体の恒常性がうまく機能するようになったのも

じつは動物性脂肪のおかげです。

肉食にも利点は多いのです。

それらなのに、健康のために短命時代の
食事スタイルに戻そうというのは

ちょっとナンセンスだと思うのです・・・

植物性食品では最適なアミノ酸バランスが
摂りずらいので、動物食が必要です。

なのにそれらを排除すれば
あっという間にポンコツボディになってしまいます。

肉食過多にも当然、デメリットはあり、
最終的にはバランスが大切なのですが、

とにかくここでは、
動物食を敵視し過ぎることを一度考えなおしてみて下さい。

それではまた!

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