子供は鏡を見て自己を客観視し認識する、自己への配慮教育とは?

子供は鏡を見て自己を客観視し認識する、自己への配慮教育とは?
今回のテーマは、

子供は鏡を見て自己を客観視し
認識する、自己への配慮教育とは?

について紹介します。

モンテッソーリ法の
日常生活の練習の中で、

自己への配慮と呼ばれる、

食事をする、手を洗う、
服を着る、お風呂に入る

と言った自分に向けた行為は、

子供が自分自身に気づき、

また理解するのに有意義なものです。

なぜなら

「自己への配慮」を
育むこれらの行為は、

子供が自分自身に働きかける
活動を通じで自分を知り、

そして自己を調整する力を
獲得して行く事に繋がるからです。

自己への配慮の活動の一つに

鏡を見る活動があります。

顔だけ見える鏡、
上半身が見える鏡、
全身が見える鏡、

サイズの違う3種類の鏡に
映った自分を見る事で、

子供は自分を客観視し

自分自身に気づく
チャンスを得られるのです。

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子供は鏡を見て客観視しする

一般に、子供は
1歳から2歳頃に、

鏡に映った自分の姿を
自分自身と認識するようになります。

この頃になると、 

幼児は鏡に映った自分に
注意を向け、

表情や仕草を変えたり、

上方や服装の乱れに
気づいて直したりするのです。

鏡を見る事は

子供が自分を客観的に意識し、

自分に気づくと言う
教育的効果があります。

鏡を見て髪をとかす行為にも
同様な意味がありますが、

この行為はさらに大人の
仕草を摸倣するという
側面があります。

自分の髪を整える
この行為には、

自分の母親或は父親が
髪をとかす仕草をイメージし、

それを真似るという側面があります。

ここでは、髪をとかす
仕草を真似るとともに、

自分を親に見立てると言う
同一視のメカニズムが
働いています。

食事をする、手を洗う、
服を着る、靴を履くなどの

自己への配慮に関わる
行為には、

全て自己意識を高める側面と

他者を意識し、またイメージする
二つの側面が含まれているのです。

モンテッソーリ法の自己への配慮とは?

では、自己への配慮に
関わる行為は、

子供の脳にどのような
変化を起こすのでしょうか。

子供が自分に気づき
自己を意識するときには、

ここでも脳の前頭連合野が
重要な役割を果たします。

つまり、子供の自己認識の
システムは前頭連合野
にあるのです。

この領域は、脳の後部領域の
頭頂葉、側頭葉、後頭葉と
密接な連絡路を持っており、

必要に応じて連絡を取り、
強調して働く仕組みを持っています。

こうした前頭連合野の
自己認知システムは、

外界からの情報を取り入れ、

自分の置かれた
状況を正確に把握し、

その中で的確な自己認識と
自己評価を行っているのです。

自己を客観視し認識する時の子供の脳

自分の頭の中に一時的に
ある知識を残しておいて、

いつでも使えるように
しておく記憶の事を

ワーキングメモリと言います。

例えば、

ある子供が絵本を
見ているときに、

他の子供が話してきたとします。

しばらく話してその子が
離れて行った後、

再び絵本に目をやった時、

子供は絵本の始めに返って
読み直すのではなく、

先ほどまで見ていた
所から読み始めるでしょう。

他の子供と話していた間も、

先ほどまで読んでいた
絵本の内容をワーキングメモリ
として頭の中に残しておいて、

必要になったときに
取り出して使った訳です。

このワーキングメモリは

自己意識を支える心的機能
と見られていて、

その中枢が前頭連合野に
ある事が分かっています。

ワーキングメモリは

6歳から12歳に発達し、
思春期に成熟します。

ですから、幼児期の
ワーキングメモリの働きは
まだ十分なものとは言えません。

彼らの自己意識も
その萌芽期にあると言えますが、

前頭連合野を賦活させる

子供は鏡を見て自己を客観視し
認識することで

さまざまなことを学びます。

鏡を見ると言う
自己への配慮の行為は、

前頭連合野の
ワーキングメモリの働きも
伸ばすものと言えるでしょう。

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