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モンテッソーリ式の子供の自然との教育と周りの環境への配慮


今回のテーマは、

モンテッソーリ式の子供の自然
との教育と周りの環境への配慮

について紹介します。

当然人は一人では生きていけません。

協力し合い生きているのです。

子供の教育も、

数学や英語やテストの点数…

と行った面だけでなく、

それ以上に他者との関わりが
最も基本になっているのです。

現代社会はテクノロジーが進み
関係性が希薄になっています。

だからこそ、

伝統的な教育にもう一度
目を向けるのは意義のあることです。

モンテッソーリの考えた

日常生活の練習のうち
「環境への配慮」というのは
極めて興味深いトピックスです。

「環境への配慮」に関わる、

掃除、選択、食事の準備、家具の整理、
草花の栽培、動物の飼育、草むしり、
水まきと言った行為は

子供の脳の発達にどのような
効果をもたらすのでしょうか?

世界は相互関係で成り立っている

周りの環境に目を向けた
行為や活動は、

子供が環境を理解する為に、

或は身の回りの物を
認識する為に有効なものです。

生物の種の存在を認知したり、
種の種類の違いを見分けたり、

それら相互間の関係を
理解する自然理解能力を博物的知能と言いましたが、

左頭頂葉がその主要な
脳領域と見られています。

世界に生きるというのは、

出力だけで良いわけではなく、
入力も必要であり、

それが複雑に絡み合っているのです。

さらに、前頭葉、中でも
前頭連合野も博物的知能に
関係する領域と考えられます。

そしてそれが自分どどう関わるか?

この知能は生きる上でも重要です。

子供が自然や環境から学ぶこと

子供は身の回りの物や環境を

自らの身体とその活動を通じて
知る事ができるという考えは、

モンテッソーリ法の基本であり、

その意味から環境への配慮に
関わる活動は、

極めて知的で認知的な
活動と言えるものなのです。

子供の頃から心から楽しんで
遊びを通じて学ぶのです。

中でもモンテッソーリ法は、

子供が自然と関わる事、

植物の栽培や動物の飼育に
関わる事を大切にしています。

施設の設備をして
畑で草花などの植物を栽培し、

ニワトリなどを飼って卵を集め、

小さな池に魚を泳がせて世話をさせる
と言った事が実践されます。

こうした自然への働きかけや操作を通じて、

子供は個人としての発達を遂げるのです。

子供が植物や動物などに働きかけ、

そこから実際に食物となる
物を収穫する事で、

子供は自然状態を脱して人為的状態、

つまり社会的存在になると
考えられています。

これは現代のテクノロジー時代でも、

いえ…テクノロジー時代だからこそ
ますます重要な教育でしょう。

モンテッソーリ式の子供の自然への教育

単なるごっこ遊び、バーチャルな体験、
仮の行為では子供は人になる事は出来ず、

自然の産物をとる事を通じて、

子供は文明の人になる
モンテッソーリは考えます。

子供は自分がおかれている
環境に働きかけ、

そこから学び取る能力を持っており、

3歳までのそうした経験が
人格の基礎を形成して行くのです。

今、シリコンバレーを賑わす
最先端の技術を使うIT系の
起業家の中に、

多くのモンテッソーリ出身者が
いるというのも頷けます。

また、

環境への配慮に関わる行為や活動を
子供が進んで行うようになるには、

周囲の大人や年長の子供の
影響を見逃す事は出来ません。

彼らが掃除や食事の準備をしたり、

草花の栽培をしている
のを見る事で、

子供は自分もそれを真似て
進んでするようになるからです。

環境への配慮と子供の脳の発達

モンテッソーリ式の
子供の自然への教育と
周りの環境への配慮は

その結果、始めは
上手く出来なくても、

繰り返し行う事によって
少しずつ上手くできるようになります。

自分そして、家族、他人、
社会、日本、世界、そして地球、

と規模を大きく関わりを
考えられるようになる、

これは人類の課題でしょう。

そして教育が担う役割は大きいのです。

では、環境への配慮に
関わる行動は、

子供の脳にどのような
活動を起こしているのでしょうか。

環境を認識したり、
物を意識する場合、

脳は情報の空間的、形態的な
処理をする事になります。

頭頂葉や側頭葉は

そうした処理を行う
中心的な領域です。

つまり、物のある位置、
方向、距離などを理解し、

物の色や形などの性質を
認知するにも関係しているからです。

環境から学ぶこと

また、ある物を
別の物と区別したり、

関係付けたりするには、

それぞれの物の共通の
特徴を抽出する能力、

すなわち抽象化の能力が必要です。

この能力には前頭連合野が
関係しています。

子供が自然を通じて教育される、
環境への配慮に関わる行動には

博物的知能に関係する
こうした脳領域の活動が
活かされているのです。

また、子供が他者の環境
への配慮行動を観察し、

それを摸倣して行く行為では、

前頭連合野のミラーニューロンが働きます。

この働きは次回の
自己への配慮」にも繋がるので
詳しく紹介しましょう。

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