寝酒の睡眠への害、不眠とレム睡眠へのデメリットは大きい

寝酒の睡眠への害、不眠とレム睡眠へのデメリットは大きい
今回のテーマは、

寝酒の睡眠への害、不眠と
レム睡眠へのデメリットは大きい

について紹介します。

「ナイトキャップ」
とも呼ばれる寝酒は、

少し前まで快眠法の一つとして
取り上げられてきましたが、

最近では寝酒の害は
世界的にも知られるようになっています。

しかし日本でのその害の大きさの
認知度はまだまだ低いようで、

2002年に世界各国を対象として
行われた睡眠調査によると、

「不眠解消のためにアルコールを飲む」

と回答した日本人は3割に上り
これは対象調査の国中
ワーストワンという結果だったそうです。

これから日本人も考え方を変え
寝酒の睡眠へのデメリットを
認識しなければ行けません。

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不眠解消にアルコールに頼る…

不眠解消の本何度を読むと

寝酒は良くないというのは、
常識的な事で誰もが言う事です。

けれども、分かっていながら
いざ不眠にさいなまれると

ついアルコールに頼ってしまうのが、
人の常かもしれません。

ある調査では、不眠症の人の八割が、
寝つくために飲酒を試みたという
結果が出ています。

お酒には確かに寝つきを良くする
効果があります。

前にノンレム睡眠には
4つの段階があるという話をしましたが、

寝床についてから、第三段階に
入るまでが入眠潜時です。

寝つきのよさを表す指標で、
通常は30分以内です。

飲酒をすると、大脳皮質が抑制されます。

飲み屋で理路整然と法律の話など
できる人はいませんし、

難しい数学の問題を解く事もできません。

これはすべて、前頭葉や頭頂葉、
言語中枢などの大脳皮質の働きが
抑えられているからです。

このことによって、床に入って
あれこれ考えるという事が少なくなり、

入眠潜時が短くなり、
寝つきが良くなります。

そして、その後の深い睡眠にも
入りやすくなります。

この作用のために、多くの人が
お酒を飲んで寝ようとするのです。

が、この行為そのものが
不眠の種を作る行為になり、

眠りにとってデメリットになります。

レム睡眠を奪う寝酒の害とデメリット

しかし、良い事はここまでです。

寝つきは良くなりますが、その後の
レム睡眠の時間は極端に短くなります。

ノンレム睡眠の深度も浅くなります。

つまりすぐに目が覚めてしまうのです。

さらに悪い事には、
アルコールの入眠効果は
長続きしません。

持続的に飲酒をしていると、
段々寝つきが悪くなります。

同じ効果を得ようとすると、以前よりも
お酒の量を増やさなければいけません。

耐性がつくのです。

睡眠薬代わりにお酒を飲むことで
慣れが生じて急速に量が増えるのは
大きな問題です。

肝臓に負担がかかりますし、
アルコール依存症へ発展する恐れもあります。

お酒は眠りの質を悪化させる

また、耐性がついて常に
飲酒を欲するようになると、

脳が徐々に縮んでいってしまいます。

大脳皮質の機能を抑制しているのですから、
当然の事です。

この状態が続くと
睡眠の質自体が変わってきます。

ノンレム睡眠は浅いままで、
レム睡眠が突然現れたりして
悪夢を見るようになります。

入眠効果はなくなり、
睡眠も浅くなります。

つまり眠れなくなるのです。

初めは眠ろうと思ってお酒を
飲むようになったのが、

いつしか習慣化して止められなくなり、
やがて、量が増え、気が付いた時には
一層眠れなくなっています。

これが寝酒の顛末です。

短期間の入眠効果を得る代償としては、
あまりにも大きいと言わざるを得ないのです。

お酒は食事と少量楽しむ程度に

では少量なら睡眠にとって
寝酒も問題ないのかと言えば、

最近の研究では
少量のアルコールでも
脳への興奮作用があり

寝付きが悪くなることが分かっています。

お酒はあくまでも
寝るために飲むのでなく、

食事の時に適量楽しむのが良いでしょう。

アルコールの90%は
肝臓で処理されますが、

肝臓が1時間で代謝処理できる
アルコール量は6~9gと言われています。

これは
ビールであれば大びん1/3本、
日本酒1/3程度の量です。

時間やペース、
自分の体質などを考えながら飲むことが

睡眠のためにも
自分の健康のためにも大切なのです。

寝酒の睡眠への害、不眠とレム睡眠への
デメリットをまずは理解しましょう。

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