粉ミルクに混入されたメラミンの危険な健康被害、影響や特徴

粉ミルクに混入されたメラミンの危険な健康被害、影響や特徴
今回のテーマは、

粉ミルクに混入されたメラミン
の危険な健康被害、影響や特徴

について紹介します。

2008年に中国で起きた
メラミン入り粉ミルク事件

と言うものがありましたが、

この事件を聞いたとき、

1955年に日本で起きた
森永ヒ素ミルク事件を思い出した人も
多いのではないでしょうか?

どちらも牛乳に混入された
子供に健康被害を与えたと言う
非常に悲惨な事件ではありますが、

この二つの事件には共通点だけでなく、
大きな相違点もあるのです。

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なぜメラミンを入れたのか?

森永事件と言うのは、

粉ミルクの製造過程で使う乳質安定剤の
毒性検査を怠ったため、

結果的にヒ素と言う毒物が入ってしまいました。

一方で中国の事件では、

お金儲けのために最初から意図して
メラミンと言う毒物を混入したのです。

逮捕された搾乳業者は

「品薄の牛乳を水で薄め、たんぱく質の
含有量検査をパスするために混ぜた」

と供述しています。

お金儲けをする事が悪いとは言いませんが、

お金儲けのために悪事を働く
と言うのはやはり許せません、

ましてや被害者は何も判断できない子供です。

中国では、食品のたんぱく質の含有量を
窒素分の含有量を指標にして判定しているので、

薄めた牛乳に窒素分の多い
メラミンを使って、

いかにもたんぱく質が多いかのように
偽装していたのです。

危険な健康被害を与えると分かって
化学物質を混入させた中国の
悪質性は際立っています。

…しかし食品の安全性と言う意味では、
中国が悪いと言う訳でなく、

日本でも欧米でも、
その実情は調べるほどずさんな
特徴が分かってきます。

やはり人任せにせず、
自分の健康は自分で守るのが
最も賢明と言う事でしょう。

メラミンとはどんな毒物か?その特徴

メラミンと言うのは、

食器などに含まれるメラミン樹脂
(メラミンとホルムアルデヒドを主体として
縮合重合した合成樹脂のこと)

の原料として使われる化学物質です。

メラミン自体は、発がん性もなく、
危険性、毒性は低いのですが、

健康被害の影響として

他の化学物質と結合して
結晶化して腎臓障害を起こす可能性があり、

乳幼児が大量に摂取すると、
腎臓結石などで死に至る事もあります。

そんな特徴のあるメラニンを、

欧州食品安全機関(EFSA)は

耐要1日摂取量(TDI)を0.5mg/kg体重/日

米国食品医薬品庁(FDA)は
0.63mg/kg体重/日

と定めています。

ただしFDAは乳児用調整乳については

「公衆衛生上の懸念を高めないために
含有レベルは設定できない」としています。

つまり粉ミルクにはメラミンが
一切含まれてはいけないと言う事、

乳幼児に一切のリスクがあってはならない、
当たり前と言えば当たり前の事です。

メラミンのリスクを避けるために

2008年の
中国国家品質監督検査検疫総局の発表では、

中国の乳幼児用調整乳から
0.1~2563ppm(mg/kg)もの
メラニンが検出されており、

その他の粉乳からは1.3~6197ppm
牛乳からは0.69~8.6ppm検出されています。

これだけ含まれていれば
死者が出る事件が起きるのも
必然のような気がします。

死ななければ良いというわけでなく、
健康被害のリスクは上がります。

↓危険な中国製の牛乳

一方で日本でも多く使われる
メラミン樹脂生の食器からの溶出量は、

沸騰水を入れて30分間放置すると
0.08~0.29ppmと言われています。

それほど心配する値ではありませんが、

万全を期して乳幼児には
避ける方が賢明だと言えます。

化学物質の検査は難しい

日本でも、多くの中国産加工食品から
メラミンが検出されました。

しかし日本政府もメーカーも

「ふつう、食品に使われる事はないので
想定外だった」と述べています。

しかし、2007年のアメリカで、
メラミンが小麦粉グルテンに
混ぜられていた事が原因で、

中国製ペットフードを食べた
犬や猫が相次いで死亡するという
事件が起きています。

こういった事件を知れば、

中国でメラミンがたんぱく質の偽造に
使われていると言う予兆はあったと言う事です。

まちがいなく影響
はあるということです。

そして日本ではこの事件を受けて
厚生労働省が輸入免疫で
メラミンの検査を始めましたが、

こうした健康被害のある危険な
毒物・化学物質を

水際で食い止めると言うのは
実際には非常に難しいのです。

「ある物質が含まれているかどうか」

と言った特定した物質が含まれているか
含まれていないかを検査する事は可能ですが、

不特定な物質が含まれているかどうかを
探し出す事はほぼ不可能です。

農薬や抗生物質、添加物なども

ある程度予想できる特定の
物質が含まれているかどうかを
検査しているのにすぎません。

農薬であれば100種類ほど、
抗生物質、添加物は数10種類ほど、

検査対象でない農薬や抗生物質、添加物は
どんなに含まれていても
水際で食い止める事は出来ないのです。

それが例えば非常に危険な
健康被害を及ぼすものだとしてもです。

数万種類あると言われる化学物質を
検査して発見する事は不可能なのです。

私たち消費者が賢くなり
厳しいチェックで食べるものを見極め、

自分たちの家族の健康を守らなければならないのです。

中国の牛乳からは、メラミンだけでなく、
エンテロバクター・サカザキと言う細菌も
検出されています。

日本は今後も中国食品を
輸入しなければ食生活は成り立たない

そういった政治背景があります。

もちろん政治体制をしっかりして、
万全のシステムを作り上げるのが理想ですが、

そこに期待するよりも、
自分が賢くなる方が

健康にためには必須と言えるでしょう。

以上、粉ミルクに混入された
メラミンの危険な健康被害、
影響や特徴をしっかり理解しましょう。

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