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不眠、睡眠不足のパフォーマンス低下で会社で起きるリスク


今回のテーマは、

不眠、睡眠不足のパフォーマンス
低下で会社で起きるリスク

について紹介します。

睡眠不足は、企業や会社にとっても
大きな問題です。

寝ないで仕事をするのが美徳

と考える日本人ビジネスマンも多く、

「ハーバード・ビジネス・レビュー」

というアメリカの経済誌の2006年10月号で

「睡眠不足は企業リスクである」

という特集が組まれ、

サブタイトルは

「睡眠時間を削るとパフォーマンスは低下する」

その内容は、

「モーレツ主義を謳う企業風土の中で、
マネージャーの多くは、
睡眠時間を犠牲にして仕事に打ち込んでいる。

短い睡眠時間はバイタリティや
パフォマーンスの高さと混同され、

1日8杯のコーヒーを飲みながら、
毎晩、5,6時間しか寝ず、
週に100時間働くことを何とか続けている。

しかしハーバードメディカルスクールの
睡眠の権威は睡眠不足の危険性を警告し、

社員も経営陣も等しく従う
睡眠指針を会社として規定すべきだ
と主張する」

とありました。

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心を病む日本のビジネスパーソン

全行が美徳である風潮や
社会通念の問題点を見事に付いた
記事だと感じますが、

日本の経済活動の中心を担う
ビジネスパーソンも

しっかりと睡眠の重要性について
考える必要があります。

これまで、「眠れない、起きられない」
という睡眠不足の問題には、

睡眠の質と共に
自律神経の問題があり、

なかなか周囲には理解されない
ものだという事を述べてきました。

ここで、その結果、

会社で起きそうなリスク、
どのような事が起こるかについて

私の知人の事例をもとに紹介します。

IT関連企業に勤める
26歳の女性である彼女、

もともと彼女は低血圧で、
体はあまり丈夫ではありませんでした。

不眠の悩みを抱える一人でした。

朝礼の時、めまいがしたり、

嫌な事があるとすぐに
お腹を壊してしまします。

朝は弱い方で、寝起きに時間がかかります。

一人暮らしゆえに、誰も起こしてくれず、
目覚まし時計を三つも枕元においています。

おかげで今まで遅刻した事はありません。

そんな彼女が、働きなれた人事部から、
不慣れな営業部へと異動になりました。

ミスがきっかけで眠れない…

もともと人付き合いが苦手だったため、
取引先との交渉はなかなかうまくいきません。

彼女は徐々に悩むようになりました。

どうしたらうまく話せるだろう。。
どうすれば相手に気に入ってもらえるだろう。。

しかし、半年が過ぎても、
思うような結果を出すことができません。

そんなある日、大きなミスを犯してしまいました。

取引先からクレームが入り、
上司からも厳しく叱られました。

これをきっかけに、彼女は

「自分はだめな人間ではないか」
「会社に必要とされていないのではないか」

と自分を責めるようになりました。

すっかり自信をなくし、段々と
夜、眠れなくなってしまいました。

寝床の中で、

あの時こうすればよかった、
ああすればよかったなど

いくら考えても取り返しのつかない事を
いつまでも悔やみます。

さらには同僚からバカにされている
のではないかなどと妄想します。

そうなると一向に寝付く事が出来ず、
夜明けを迎える事もしばしばです。

このような事が続けば、
朝、起きられなくなります。

例え、無理して目を覚ませても、
めまい、立ちくらみ、頭痛、倦怠感、
吐き気などで身体は思うように動きません。

やがて遅刻がちになり、
欠勤も目立つようになります。

そして何度も上司から注意をされ、

その都度、明日こそは
しっかり起きようとするのですが、
どうしてもうまくいきません。

そんなことが一年も続いて、
とうとう彼女は会社をクビになってしまいました。

睡眠不足は生産性を下げる

不適切な睡眠衛生で不眠になる。。

日本でも

「会社が期待するような成果が
出なければ寝る間を削ってでも働くしかない」

という考えが一般的なようです。

では、寝る間を惜しんで残業すれば
高い生産性が得られるのか?

というと実はそうでもありません。

不眠、睡眠不足ほど
パフォーマンスは低下し、

しっかりとした量と質の睡眠で
パフォーマンスは上がるのです。

2004年の世界銀行の調べでは、

日本の労働生産性は先進7カ国で最下位

OECD加盟30カ国の平均も下回っています。

時間さえかければ仕事がはかどる
という考え方は幻想なのかもしれません。

NHKによる睡眠時間の調査では、
1960年から2005年までの46年の間に、

日本人の平均睡眠時間は51分減っています。

日本人は睡眠時間を削って
残業をしているにもかかわらず、

極めて効率の悪い仕事をしている

と言えるのかもしれません。

先ほどの例の彼女のように、

まさか睡眠不足が会社のクビにまで、
と思う人もいる間も知れませんが、

こうのような例は決して珍しくありません。

不眠、睡眠不足によって会社では
様々なリスクが襲いかかります。

次回から、彼女の睡眠に
何が起きていたのか、もう少し詳しく
解説していきましょう。

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