アーミッシュの許しに関する事件、許しの心理的効果と価値観

アーミッシュの許しに関する事件、許しの心理的効果と価値観
今回のテーマは、

アーミッシュの許しに関する
事件、許しの心理的効果と価値観

について紹介します。

現代人は色々な心理的な
葛藤を抱えて、

見えない心の牢獄に
とらわれている人もいるでしょう。

そこで大切にしたいのが
「許し」という価値観です。

アーミッシュの許しに関する
こんな事件をご存知でしょうか?

2007年10月2日

ペンシルベニア州の
アーミッシュコミュニティーでは

一週間の沈黙が続いていました。

ある男が銃を持ち込み

アーミッシュコミュニティの
学校の校舎の一室に飛び込み、

10人の女子生徒を撃ち、
5名が死亡しました。

その後犯人は自殺。

衝撃的な事件です。

あたななら元気に学校に通う
子供がいきなり乱入者に殺されたら

…どういった対応をするでしょうか?

私ならどうしても犯人を許せないでしょう。

しかし、彼ら遺族は全員犯人を許したのです。

この事件が起きた古い学校は
その事件をきっかけに、打ち壊され、

新たに建てられた学校では、
この事件の一周忌という事で休校。

家族はそれぞれ祈りを捧げます。

この悲劇以来、世界中の人々が

アーミッシュが、

犯人やその家族を許した事に
深い感銘を受けました。

彼らの生き方は
許しという心理的効果に付いて
学ばせてもらえます。

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アーミッシュとはどういった人たちか?

そもそもアーミッシュと言うのは
アメリカに住むキリスト教一派の
ドイツ系アメリカ人の事を指します。

時々海外ドラマなどに出てくるので
知っている人もいるでしょうが、

目立つ事を嫌う彼らは
ほとんどメディアなどには出てきません。

なので全く知らない
日本人がほとんどだと思うのですが、

彼らは近代文明を拒否して自給自足で
コミュニティーで助け合い生活するのが特徴です。

電気、電話などは一切使わず、
車はもちろん運転しないので馬車に乗り、

服装も戒律で定められた質素なものを着用します。

伝統的慣習・生活様式を堅持し
聖書の教えを守り暮らしています。

テレビ、ラジオ、インターネットもない、

現代の価値観からは離れたような
価値観を持つ彼らですが、

そこから学ぶことはたくさんあります。

アーミッシュの許し事件

この時の犯人である

チャールズ・ロバーツは

アーミッシュではなかったものの
アーミッシュコミュニティの中では

牛乳配達のトラック運転手として
知られていました。

そして悲惨な事件を起こしたのです。

しかし、犯人や犯人の家族を
責める事もなく、

その事件の後も、
アーミッシュコミュニティの人たちによる
犯人の奥さんと3人の幼い子供たちのために
寄付があったと発表されています。

これもまた、
人間の許しの形と言えると思います。

アーミッシュの赦しの深さをよく表すのが、

彼らが自殺をした
犯人の埋葬に参列したと言う事。

自分たちの娘を前日に
埋葬したばかりの家族数組が、

今度は、犯人の埋葬に立ちあい、
犯人の妻や家族を抱きしめたのです。

泥棒を許した師の教え

このエピソードを聞いて、

私のビジネスの師匠の幼少期の
体験話を思い出しました。

以前幼少期に一度、

師匠の家に泥棒が入り
数十万単位のお金が盗まれたことが
あったそうです。

ただ、数ヶ月後その泥棒は
無事捕まりました。

そして、お金を返してもらうか
裁判にするかという話になったそうです。

その時に師匠の母親は
驚くべき発言をしたそうです。

「お金は返さなくても良い。
裁判にもしなくていい」

被害者は師匠の家庭の方です。

100%お金が返ってくる裁判です。

さらに額が額なのので、

普通なら誰でもお金を返してもらう

…と言う判断を下すと思うのですが、

師匠の母親は裁判をしませんでした。

師匠もそれはおかしいと
説得したそうですが、

それでも母親は
「いやダメだ」の一点張り。

ここで言われた言葉が印象的です。

「あなたもいつか悪いことをするから
その時に私は追い詰められたくない。

ここで前払いで犯人を許せば
あなたが悪いことをした時に私が救われるの」

師匠は反論したそうです。

「僕は絶対悪いことなんかしないぞ!」

と、、結局師匠も青年期に
悪い事をしてしまったそうなのですが、

驚くべきことにそのとき
確かに許されていたのです。

師匠の母親は教育方針は
以下のようなものだったそうです。

「人がお金で困っていたら渡すことも大切。
誰かが過ちを犯した時に許すことも大切」

許しの効果は計り知れません。

許しと言う価値観の持つ力

私の師匠は日本人ですが、

許しと言う価値観を持ち、

今では金銭的にも日常生活でも
豊かで幸せな生活を送る
成功者です。

伝統的な価値観を持ち
一見古くさいものと見なされる

アーミッシュもその価値観が見直され

アーミッシュは、
積極的に伝道活動をしたり、
外部の人を改宗させたりはしないそうです。

しかし伝道活動をしていないにも関わらず

米国のアーミッシュは現在
他のいかなる教派よりも急速に
成長していると言います。

許しというのは、
人間にとって力のある価値観なのです。

心理的に困った時

私はこのエピソードを
思い出すようにしています。

私にとって
アーミッシュの許しと言う事件は

それを教えてくれる
きっかけとなっています。

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