モンテッソーリの身体運動と日常生活の練習で子供の自立心を育む


今回のテーマは、

モンテッソーリの身体運動と
日常生活の練習で子供の自立心を育む

について紹介します。

子供の教育は自然に任せる…
あるいは、学校の先生に任せる…

と言うのもまあ一つの選択肢です。

しかし少し脳の機能を知っておくと
それだけで子供の可能性を引き出す
教育をしてあげられるものです。

さてこれまでモンテッソーリの
教育について理解するための基盤として

脳の観点からその理論の
背景を紹介してきました。

ガードナーは、

知能を

言語的知能
論理数学的知能
音楽的知能
身体運動的知能
空間的知能
対人的知能
内省的知能
博物的知能

の8つに分類し、

前回までこれらの知能の特徴
などを詳しく紹介してきました。

モンテッソーリとガードナーの対応

さらにこれらの
多重知能を、

モンテッソーリの
幼児教育の5つの領域と
各分野に関係づけてみると、

言語的知能は「言語教育

論理数学的知能が「数学教育」

音楽的知能が「文化教育の音楽分野」

身体運動的知能が
「日常生活の練習と感覚教育」
に一致する事が分かります。

また、

空間的知能が
「文化教育の地理、美術分野」

対人的知能が

「日常生活の練習の社交的振る舞い」

内省的知能が

「日常生活の練習に含まれる事故への配慮」と
「文化教育の道徳、宗教分野」

そして博物的知能が
「文化教育の生物分野」

にそれぞれ対応しています。

マリア・モンテッソーリさんは
まだ脳についての解明が
進んでいない時代に、

本当に素晴らしい教育法を
発見したのだと驚愕する思いです。

子供の適切な知能を伸ばしてあげる

この場合、モンテッソーリ法の
各領域と分野が、

多重知能の一つの知能だけと
関係しているというのではなく、

複数の知能と関係していると
見るのが適切でしょう。

これらの8つの知能と

モンテッソーリの
5つの領域からなる教育、

そして敏感期ごとに
設けられたプログラムと
その効果について

これから順番に見て行きましょう。

モンテッソーリの日常生活の練習

モンテッソーリ教育の
日常生活の練習というのは、

子供の身体運動を
主体とした教育プログラムです。

言い換えれば

「運動の教育」

という事です。

人間は動くものですから、
教育の基本もここなのです。

子供は、運動を通じて
身の回りの物や人と関わり、

運動技能を高めるとともに精神的にも
成長して行くと考えられています。

ここでの運動の教育というのは、

学校での体操やスポーツとは
ちょっと意味が異なります。

学校での体操は子供の
自発性を抑えるものであり、

形式的、強制的な
ものと見られています。

ルールに縛られた
コントロールのもと動きます。

子供にとって大切な運動というのは、

日常的な生活に関わって
生ずる運動や行為であり、

自発的なものでなければ意味が
ないと、モンテッソーリは考えます。

身体運動で子供の自立心を育む

モンテッソーリ法では
日常生活の練習を通じて、

子供の身体が自分が意図した通りに
動くように変わって行くのです。

自分の意図や意思によって自分の
身体が自由に動くようになれば、

それだけ脳が活性化します。

それ自体が子供に自立心や
独立心をもたらします。

日常生活の練習が目指すのは、

自分の身体や行動を
自らの意思によって統制し、

自分で調整する事で、
自立の心を育てる所にあるのです。

日常生活の練習は、

基本運動、運動の調整、
環境への配慮、自分への配慮、

そして社交的な振る舞いの5つの
分野に分かれて実践されます。

では次回からそんな
モンテッソーリの身体運動の
特徴や効果について

詳しく紹介して行きましょう。

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