運動で慢性病を防ぎストレス解消、ミトコンドリアと運動の関係


今回のテーマは、

運動で慢性病を防ぎストレス解消、
ミトコンドリアと運動の関係

について紹介します。

前回は睡眠について
紹介しましたが、

では定期的な運動については
どう考えれば良いでしょうか?

世界保健機関(WHO)は、

2010年、健康の為に
必要な身体活動に関する勧告

「健康の為の身体活動の勧め」

を発表しました。

この勧告を見ると、

癌や糖尿病、心血管疾患など、

感染性を除いた慢性病、
慢性疾患を予防する為に必要な

運動や強度、頻度、期間、
種類などに関する

具体的な推奨が3段階の
年齢層ごとに示されています。

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運動で慢性病を防ぐ

以外に思われる
かもしれませんが、

運動不足というのは
全世界の死亡の危険因子として

高血圧、喫煙、高血糖に次ぐ
第四位に位置し、

年間320万人の
死亡原因となっています。

世界人口の31%が
運動不足の状態にあると
推定されているのです。

このうち、

18~64歳の
成人については、

中程度の有酸素運動を
1週間に150分以上行う事で、

乳がん、大腸がん、糖尿病、
心疾患などを含む

慢性病のリスクが
低下するとしています。

また、65歳以上については、

18~64歳と同様の
内容を前提にしつつ、

健康状態に問題がある場合は
行える範囲の運動を
推奨しています。

運動で寿命が延びる

例えば、

健康成人集団

(ランニング群284例と
対照群156例)

を21年間に渡り
フォローアップした研究では、

対照群に比べて
ランニング群の

平均障害レベルが低く、

障害の進行速度が低いという
結果が得られました。

また、終了時に80代の
被験者を対象に検討した場合も、

ランニング群と対照群
との障害、生存曲線は

かけ離れたままでした。

これは、定期的な
身体活動を行うよりも、

死亡率が低下するだけでなく、

障害が現れるまでの
期間も延長する事を意味しています。

もちろん、障害が
現れる期間が遅くなれば、

障害が現れてから
死亡年齢までの病的状態が
圧縮される可能性もあるでしょう。

つまり、身体活動で
健康寿命が延びる事になる訳です。

ミトコンドリアと運動の関係

もともと脳は、

ホヤなどの原腸動物が
運動して移動する必要性に
迫られる事で

発達した器官です。

こうした原腸動物は、

餌の豊富な流れのある
ところに固着すると

動く必要がなくなる為、

自分の脳細胞を
食べてしまうのです。

まさに

「運動なくして、脳は無し」

ということです。

運動してさっぱりした後は、

ストレスが解消され、

読書や勉強がはかどる
事が多い事もうなづけるでしょう。

私自身、留学時代
勉強に行き詰まると、

ひたすらランニングしていました。

こうした運動で
十分汗をかいてから、

勉強に取り組んだ方が
能率は何倍も違う事を
実感していたからです。

今でも運動しないと
頭が働かないばかりか、

少し言い方がオーバーかもしれませんが、

自分の精神にも変調を
来してしまいます。

運動はストレスマネージメント
において最も優れた方法
と言えるのです。

運動でストレス解消

適度な運動によって
エネルギーが消費されると、

細胞内のミトコンドリアの
呼吸鎖での電子の漏れが少なくなり、

フリーラジカルの発生が
抑えられます。

また、エネルギー要求が
高まるにつれて、

健全なミトコンドリアが
増える事や、

定期的な運動によって
ミトコンドリアの機能を
改善する事で、

健康効果が発揮される
事も明らかになっています。

こうした運動と健康との
関係をよくり理解し、

身体運動はできれば
継続して続けていきましょう。

ウォーキング、ジョギング、
日曜大工、家の大掃除、水泳、
サイクリングなど、

自分自身が取り組みやすい
ものであれば何でも結構です。

関節や筋肉の痛みが
適切な運動ができない人も、

できる範囲で構いませんから
身体を動かしましょう。

たとえ、

ベッドで寝たきりに
なったとしても、

腰や背骨を動かす
運動は可能です。

食事を改善し、身体を適度
に動かす事で、

失われていた狩猟採集民の
身体感覚が徐々によみがえって
いくはずです。

運動は慢性病を防ぎ寿命を延ばし
ストレス解消をしてくれる、

非常に効果のある健康法です。

もちろん適度な運動が大切ですが、

ミトコンドリアと運動の関係を
是非頭に入れておいてください。

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