対人的知能と感情に関わる脳の部位、領域、ドーパミンとの関係

対人的知能と感情に関わる脳の部位、領域、ドーパミンとの関係
今回のテーマは、

対人的知能と感情に関わる脳の
部位、領域、ドーパミンとの関係

について紹介します。

私たちは、

相手の気持ちや考えを察して
適切な行動をとったり、

また、言葉をかけるなどして
相手との良好な関係を
保とうとします。

子供も、家族、友人と
少しずつ対人関係を覚え、

そうした感情に関わる脳を
どんどん発達させていきます。

こうした他者の感情、
信念、意図などを認識し、

他者との関係を作り上げ、
維持していく対人的知能は、

前頭葉、側頭葉、大脳辺縁系

に主要な部位、領域を
持っています。

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対人的知能と感情に関わる脳の部位、領域

人の好き嫌いの感情には、

大脳皮質の前頭連合野と
大脳辺縁系の扁桃体、

および間脳の視床下部が
かかわっています。

扁桃体には、

視覚、聴覚、体性感覚、
味覚、嗅覚などの

いわゆる五感の感覚
情報が集まります。

情報を受けて扁桃体が
興奮すると、

その情報が視床下部に
伝えられて快、不快などの
情動反応が起こります。

同時に、

視床下部につながる
A10神経(ドーパミン神経)

からドーパミンが分泌され、

その時の快感が

「好き」という
感情を生み出すのです。

ドーパミンはこの知能の
発達に深く関わります。

対人的知能とドーパミンとの関係

このように、子供が
人を好きになり、

愛着や愛情を感ずる
ようになったとき、

脳の中にはドーパミン
という物質が分泌されるのです。

ドーパミンを分泌する
A10神経は、

快感中枢です。

A10神経は、

脳幹から発して視床下部、
扁桃体、そして前頭連合野へと
めぐる神経の事です。

ここにドーパミンが
分泌される事で、

気持ちが良い、くつろいだ
感じがすると言った
快感が生まれるのです。

大脳辺縁系で生じた情動は、

A10神経を通って
前頭連合野に運ばれ、

そこで微妙な調整を受けて、

より人間らしい感情
となって生み出されます。

A10神経と感情、対人的知能の発達

愛情は、A10神経に
関わる部位、領域、

中でも大脳辺縁系と
前頭連合野の働きに
関わって生まれた

「快感の感情」と言えます。

人間の大脳辺縁系の
成熟時期は早いのですが、

前頭連合野の成熟は
他の部位、領域に比べると遅く、

10歳から20歳のいわゆる
思春期から青年後期にかけて
完成します。

まず、幼児期では

愛着や未成熟な愛情が
親や家族に向けられます。

その後、児童期になると

それが仲間や教師など
家族以外の他者に向けられる
友情や尊敬になります。

さらに、思春期以降は、

信頼や尊敬、或は責任などに
支えられた愛情が、

異性や友人、或は自分の
子供に向けられると言った形で
段階的に発達していきます。

この発達過程は、

もちろんA10神経に
関わる脳領域によって
支えられているのです。

対人的知能とに関わる
脳の部位、領域

ガードナーの提唱する
多重知能としての対人的知能
にはこうした特徴があります。

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