フルクトース(果糖)調理油、植物油の使用での健康の危険性


今回のテーマは、

フルクトース(果糖)調理油、
植物油の使用での健康の危険性

について紹介します。

前回紹介したように、

AGEsは糖がタンパク質と
結びつくメイラード反応
によってできる物質ですが、

食物中のある意外な
物質が血液中のAGEsを
上昇させる事が知られています。

それは、清涼飲料水
などに使われる

「ブドウ果糖液糖」

の主成分である

「フルクトース」(果糖)です。

フルクトース自体は
AGEsをほとんど
含んでいませんが、

血液中に入る事で
ブドウ糖の実に10倍もの
AGEsを発生させてしまうのです。

つまり老化と慢性炎症の
原因も10倍になると言う、

健康への危険性が
指摘されているのです。

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フルクトース(果糖)の健康の危険性

フルクトースを主成分とする

「ブドウ果糖液糖」は、

清涼飲料水だけでなく、

菓子類など甘みのある
数多くの加工食品に
含まれています。

白砂糖(ショ糖)も
分解されると

フルクトースとグルコース
(ブドウ糖)に分解されますから、

スーパーマーケットなど
で売られている加工食品の
ほとんどに

AGEsのリスクがあると
考えても良いでしょう。

2010年のチリ大学の研究では、

新生児の血液中のAGEsが
母親とほぼ同じレベルに
なる事が報告されました。

これは、加工食品を
常食している母親の血液から
胎児にAGEsが移行している
事を示しています。

新生児期の高レベルAGEsは、

その子供が将来、糖尿病
のような慢性炎症疾患に

早期からかかりやすい条件と
なるので注意が必要でしょう。

本人の健康だけでなく、
子供の健康にも影響するのです。

フルクトース(果糖)使用を控える

これに関連して、

乳児用ミルク(特殊調整粉乳)の
成分の50%近くは砂糖であり、

しかもブドウ果糖液糖が
豊富に含まれています。

これを高温で加工して
飲ませている訳ですから、

フルクトース(果糖)の
リスクはかなり増えます。

どれほどのAGEsを
摂取する事になるのか、、

栄養や免疫だけでなく
AGEsの観点からも、

母乳育児が極めて
重要になってくる訳です。

これまで紹介してきた

「狩猟採集時代の食事法」

は、もともとAGEs含有量が少ない、

野菜、果物、卵などの
摂取が中心で、

ここで挙げたような含有量が
多い乳製品や加工食品は
オススメしていないので、

その危険性の影響も最小限に
抑える事ができるのです。

植物油の使用での健康の危険性

フルクトースに加え
もう一つ、

調理の際に使用する
植物油についても、

紹介しておきましょう。

加熱調理の際には
必ずオイルが必要になりますが、

どんな種類のオイルを
使用するのが良いのでしょうか?

調理油について、

一般の栄養本などでも
間違った記述が目立ちます。

オメガ3脂肪酸のように
生で摂取するものとは
性質がまったく違いますから、

混乱を防ぐ為にも
解説して行きましょう。

現代人の食事が
オメガ6脂肪酸の過剰摂取に
つながっていることは

既に述べてきた通りですが、

その主な要因な調理の際に
使用する植物油の種類に
大きな問題があったからです。

植物油の使用で変わる健康レベル

調理に使用する油は、

熱の酸化作用に対して
安定している、

つまり酸化されにくい
性質のものでなければなりません。

脂質の中で最も
酸化されにくいのは、

順番を付けて行くと、

1.飽和脂肪酸
2.単鎖不飽和脂肪酸
3.長鎖不飽和脂肪酸

という順番になります。

この点を踏まえると、

飽和脂肪酸の代表である
ココナッツオイルが

加熱調理油には最も
向いている事になりますが、

入手しにくいのが難点です。

ちなみにココナッツオイルは、

腸の有用微生物にとって有益で

抗炎症作用を持つラウリン酸を
豊富に含んでいます。

そこで登場するのが、

二番手の単鎖不飽和脂肪酸です。

この単鎖不飽和脂肪酸を
豊富に含んでいる植物油
の代表が、

オリーブオイル、アボガドオイル、
マカダミアオイルです。

入手しやすさから考えると、

加熱料理に使う調理油には

オリーブオイル
が最もお勧めと言えるでしょう。

日常に潜む健康の危険性

これに対し、

最後の長鎖不飽和脂肪酸の
オイルは加熱調理には向いていません。

スーパーでよく売られている

紅花油、ごま油、コーン油、
菜種油、

これらをブレンドした
植物油、サラダ油などは、

この長鎖不飽和脂肪酸の
うちのオメガ6脂肪酸に
属しています。

このオメガ6脂肪酸を
調理油につかってきた事が、

心臓血管障害などの
増加に繋がっているのです。

対処法としては、

これらの植物の使用を辞めて、

加熱調理の際は
オリーブオイル、アボガドオイル、
マカダミアオイル、ココナッツオイル
などに切り替える事が一番です。

また、おなじ
長鎖不飽和脂肪酸に
属するオメガ3脂肪酸は、

亜麻仁油、大麻油、ウォールナット油
などに多く含まれますが、

こちらは摂取量が
慢性的に不足しています。

加熱調理によって酸化する
点はオメガ6脂肪酸と
変わりませんので、

新鮮な野菜などの
ドレッシングとして使用すると
良いでしょう。

以上、フルクトース(果糖)や
調理油、植物油の使用など

気づかずに使う日常の行為で
健康の危険性を高める事にもなります。

是非注意して欲しいと思います。

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