モンテッソーリの言語教育と幼児や子供の言葉の敏感期の現象

モンテッソーリの言語教育と幼児や子供の言葉の敏感期の現象
今回のテーマは、

モンテッソーリの言語教育と
幼児や子供の言葉の敏感期の現象

について紹介します。

グローバル社会の幕開け
と言われて久しい世界ですが、

ますます世界の国境は近くなり、
国際交流が進んでいく中、

今後ますます外国語を
上手く使いこなせる人が、

優位になる社会になるでしょう。

将来自分の子供たちが
バイリンガルになる、

それどころかトリリンガル、
マルチリンガル…に育つ、、

そんな希望を抱いている
両親も多いことでしょう。

これからモンテッソーリ教育と
脳という観点から、

子供の外国語の習得の
プロセスについて見ていきましょう。

生まれてから
三歳頃にかけて、

子供は爆発的な勢いで
言葉を獲得し始めます。

いわゆる言葉の敏感期です。

このころの子供は

音声、語、そして文法を
吸収する準備ができていると、

モンテッソーリは言っています。

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赤ちゃんに外国語を聞かせると…

生まれて間もない赤ちゃんは
聞こえてくる様々な音の中でも

特に人の高い声に
注意を向けると言います。

これは、赤ちゃんの環境の
中では多くの場合、

母親の声でもあるので、
生物学的にも理屈にあっています。

お父さんにとっては残念ですが

赤ちゃんはお父さんよりも
お母さんの方が好きという事ですね。

明らかにお父さんの声と
お母さんの声を認識し始める
と言います。

また生後6ヶ月の幼児に

母国語と外国語の
両方を聞かせると、

明らかに両者を聞き分けていると
思われる反応の違いが見られます。

というのも、
外国語を聞いた時に

「おやっ」という特異な
反応を示すからです。

これは幼児に言語音の違いを
聞き分ける敏感期が、

生後6ヶ月頃に既にある
ということを示す現象と言えるでしょう。

子供をバイリンガルに育てる
子供の外国語教育については
今後紹介していきますが、

さらに3歳から6歳にかけて、

子供は言葉言葉の
位置関係に関わるルール、

則ち文法を急速に
習得するようになります。

モンテッソーリの言語教育の特徴

言葉の獲得は、

子供の生得的な成熟を基本としながら

それに子供の言語的環境が
影響して現れてきます。

「ばぶ、ばぶ、あー、ま〜」

など、まず意味のない発音としての
喃語(なんご)の時代があり、

その後に他者の話す言葉を
理解する時期を経て、

自ら言葉を話す時期へと進みます。

言語獲得にも興味深い
発達の段階があるのです。

そして、それは一語文から二語文へ、
さらに複雑な文法を持つ言葉へと
発達していきます。

大人になれば母国語を
自然と話せるようになるので、

自分がどう言語を獲得していったか
記憶にない人がほとんどでしょう。

モンテッソーリは

こうした言葉の変化は徐々に
起こるのではなく、

爆発的に起こると考えています。

まさに言葉の獲得にも
敏感期がある訳です。

だからこそモンテッソーリは
その時期の言語教育を重視し、

この時期にこそ、子供が
豊かな言語環境に触れる事が
大切なのです。

大人にとっては自然に
母国語を使っているように感じますが、

そこには複雑な
発達段階があるのです。

言葉はコミュニケーションの度合いです。

言葉の使い方次第で
将来の成功度合いも左右します。

言葉の教育は大切ですね。

幼児や子供の言葉の敏感期の現象

以上は話し言葉の
敏感期に関わる事ですが、

これとは別に、

書き言葉に関わる敏感期が

3歳から5歳半頃
にあると考えられています。

さらに書き言葉の敏感期には、
書く事への敏感期と書かれた文字を
読む事への敏感期があります。

聞く事、話す事、書く事、読む事

それぞれに敏感期があります。

一般には、

文字教育は小学校に
入ってから行われますが、

子供の文字への興味関心は

その時期より早い幼児期に
現れるというのがモンテッソーリ
の考え方です。

例えば、

4歳頃の子供が紙に
四角の形を書いて、

それを仲の良い子に手紙として
渡す事があります。

これは文字ではありませんが、

文字に対する関心を示す
行動と言えます。

こうした話し言葉とともに
書き言葉への関心が
出てくるこの時期に、

それを満たす環境を準備し
与える事で、

子供の書き言葉への
注意集中現象を促す事が大切だと

モンテッソーリは指摘しています。

こうして言葉の敏感期を経て
徐々に、子供は言語を使いこなして
いくのですが、

さらに、外国語の習得について
幼少期のある時期にある訓練をすれば、

将来バイリンガルになる
可能性が高いと言う

実験結果が出ています。

それは、一般的な学校で学ぶ
受験英語のようなやり方では
実は弊害が出るのです。

次回はそんな子供をバイリンガル
に育てる為の脳の秘密について
紹介してくつもりなので、

是非楽しみにしていてください。

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