青年期の親子関係の変化の特徴、自立と反抗期、心理的離乳とは?

青年期の親子関係の変化の特徴、自立と反抗期、心理的離乳とは?
今回のテーマは、

青年期の親子関係の変化の特徴、
自立と反抗期、心理的離乳とは?

について紹介していきます。

小さいときは母親の姿が
見えなくなっただけでも

泣いていた我が子が、
中学生ぐらいになると突然

無口になって自分の部屋に
閉じこもる事が増えてきます。

そんな我が子に

「学校で何かあったの?」
「誰かからいじめにあって
いるんじゃないの?」

と親が心配して尋ねると

「うるさいなあ!」

と大声で怒鳴ったりする事があります。

この青年期の年齢の子供を持つ親は、

我が子の変わりように戸惑い、

どう対応したらよいのか
困る事が多いものです。

しかしこうした変化は
青年期の子供たちには
よく見られるもので

決して特別な事ではありません。

児童期までは両親の
価値観に基づいた規律に
従って来た子供も、

青年期に入って自我が目覚めます。

そして親の規律から離れて
自分自身の規律を獲得
していこうとするのです。

親に対して
反抗的態度をとり、
親を批判するようになる、

これが青年期の親子関係の
大きな特徴であり、

自立への第一歩なのです。

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青年期の自立と心理的離乳とは?

赤ちゃんがミルクから
大人と同じものを食べられるように
なるまでの準備段階の食事を

「離乳食」と言います。

心理学者ホリングワースは
これにちなんで、

青年期に親から精神的に
自立する事を、

「心理的離乳」

と呼んでいます。

親子ともに「依存」の関係から
「自立」を目指す、

葛藤の時期とも言えます。

親から心理的に自立していく
過程においては、

親に反抗したり、
親との心理的葛藤に
悩む事がよくあります。

これは親とは違った価値観、
信念、理想を確立していこうと
青年が努力している姿であり、

ごく当たり前の事なのです。

青年は心理的離乳を経て
自立して大人になっていきますが、

その過程において、
昔のように親にべったりと

依存する親子関係ではなく、

どのように親と接していけば良いのか、

その対応法を子供自身も
模索しているのです。

そのために親にぶっきらぼうになったり、
反抗的になったりしてしまうのです。

ときには本人も孤独になり、
不安を感じる事もありますが、

その分、自分と同じ
気持ちを共有できる友人との
関係を深めていきます。

青年期の親子関係はどうすれば良いか?

ではこんなとき、

親はどのように
対応すれば良いのでしょうか?

親はまず、子供が確実に
成長していると信じ、

以前とは違う対応をとる
必要があると理解する事が大切です。

そして、自立しようとしている
我が子の意思を尊重し、

間違った方向に進みそうな場合には
軌道修正のアドバイスを
するようにしていきましょう。

親は、反抗期という嵐が
いつ止むのかと不安になりがちですが、

反抗期はずっと続くもの
ではありません。

子供はやがて、

自分の行動が親との関係に
影響している事に気づきます。

「あの時凄く心配してくれていたんだ」

などと、

親の立場で物事を
見られるようにもなります。

さらに個人として
認め合える仲間のような関係に至るのです。

身体的にも心理的にも
「依存」した乳児期とは違う

独立した個人としての
親密な関係を気づく事ができるのです。

反抗期は痛みを伴う特徴もありますが、

青年期の親子関係の変化が、
自立と心理的離乳にとって大切です。

人間として頼り合える
関係を築くためにも

この時期を大切にしましょう。

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