子供は遊びを通じて成長発達する、遊びの分類と心理学的特徴

子供は遊びを通じて成長発達する、遊びの分類と心理学的特徴
今回のテーマは、

子供は遊びを通じて成長発達する、
遊びの分類と心理学的特徴

について紹介します。

あなたは小さい頃
どんな遊びをしていたかを
覚えていますか?

辞書で「遊び」と引いてみると

「のんびりする意の語源
(悠)からきている」

と書かれています。

「のんびり」ですから
時間に縛られる事なく、

気の向くままに好きな事を
するのが本来の遊びの目的です。

子供の遊びは生活の
全てだと言われます。

子供たちが無我夢中になって
遊んでいる姿は実に楽しそうで、

大人には真似できない良い
表情をしています。

子供は、遊びを通じて
幼児期に必要なほとんどの要素、

社会性、自立性、知的能力、
運動能力、情緒など

自然に身につけていきます。

例えば、

同年齢集団の中で自分が
果たすべき役割や責任を自覚し、

社会的ルールを守る
態度を理解できるようになります。

友人と鬼ごっこをしていて
思いっきり走ったり、

縄跳びをしたりする事で
自然に足、腕、手を使い
運動能力を発達させる事が出来ます。

また自由遊びで自分を
表現する事によって

欲求不満を解消したり、

自己充実感を味わう事が
出来るようになります。

このように、遊びは
子供の多面的な能力を
総合的に発展させる

素晴らしい力を持っているのです。

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子供の遊びの分類と特徴について

心理学者は遊びを
以下のように分類しています。

パーテンは

2~5歳までの子供が

仲間関係をどのように発展させていくか
という視点で研究し、

遊びを次の6つに分類しました。

「何もせずぼんやりしている」
「一人遊び」
「傍観者的遊び」
「並行遊び」
「連合遊び」
「協同遊び」

パーテンによれば

2~3歳では
「一人遊び」や「傍観者的遊び」
「並行遊び」が多く見られ

4~5歳になると
「連合遊び」「協同遊び」が
急激に多くなると説明しています。

また、子供の知的発達について
理論化したピアジェは

遊びを知的発達に伴い
3つの分類をしていますが、

「機能遊び」
「象徴遊び」
「ルール遊び」

と、3つの段階で
変化していくと述べています。

ごっこ遊びによる様々な発達

ごっこ遊びというのは

ピアジェも象徴遊びの
一つとして取り上げており、

子供の遊びの最大の特徴
と言えます。

なぜならば、

幼児のごっこ遊びには

言葉の発達、認知、社会的発達
情緒的発達が様々な形で
表現されているからです。

まず、1歳半頃になると
「ふり」が始まります。

(遅滞摸倣:時間をおいて
他の人がやっていた事を再現する事)

例えば、母親の真似をして
お化粧する「ふり」をする
女の子がいますが、

それがこの遅滞摸倣の例です。

これは自分の頭の中で
イメージ(象徴)を思い描く
事が出来るようになってくると現れてきます。

またこの時期、男の子は
積み木やブロックを自動車に見立てて

「ぶーぶー」と楽しそうに
遊んだりします。

これは両親と一緒に乗った
体験をイメージし、

積み木を車に見立てて
再現しているのです。

子供は遊びを通じて発達する

2歳半~3歳頃になると

見立てと「ふり」を組み合わせ

遊びの中に物語性が出てきます。

お家ごっこ、幼稚園ごっこ
と言ったテーマを決めた
ごっこ遊びが見られます。

そして五歳前後ともなると

ごっこ遊びの内容はさらに広がり

現実の生活の摸倣ではなく
空想の物語をもとに
遊んだりできるようになっていきます。

草むらで友達数人と
秘密基地を作った人も
多いのではないでしょうか。

ごっこ遊びをする中で
子供たちは相手の立場に立った
物の考え方である

「心の理論」を獲得したり、
自己主張することの必要性を
学んだりしていくのです。

子供は遊びを通じて発達するのです。

遊びの分類と特徴について
親は理解し、

積極的に遊ばせましょう。

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