産声から喃語、初語へ赤ちゃんの言葉の成長と発達の意味や特徴

産声から喃語、初語へ赤ちゃんの言葉の成長と発達の意味や特徴
今回のテーマは、

産声から喃語、初語へ赤ちゃん
の言葉の成長と発達の意味や特徴

について紹介します。

生まれたての赤ちゃんの
第一声は産声と言いますが、

元気な産声が聞こえると
長時間苦しんだお産の苦労も
どこかに飛んでいきます。

産声はそれまでの
胎盤を通じで行っていた
ガス交換を止め

初めて自力で呼吸を
行う時に呼気によって
出る音の事です。

赤ちゃんの唯一の表現方法は
「泣く」事ですが、

この鳴き声もいくつかの特徴で
タイプに分ける事が出来ます。

ウオルツという研究者は

泣き声を以下に示す
3つのタイプに分けています。

1.基本的な泣き

基本的な波形を示すような泣きで、

生後2~3ヶ月の間に
口の動きのコントロールが
出来るようになり、

音の高さを保つ事が可能になる。

2.猛烈な泣き

激しく泣く事、

子供が怒っていると思う母親もいます。

3.痛みの泣き

突然4~5秒も続く
なきが起こり、

その後休みが入ってまた泣く

例えば、注射を打たれたときの
鳴き方です。

赤ちゃんの成長とともに
その泣き方は変化し、

泣く事自体が心理的意味を
持つようになります。

そして、泣き声の特徴にも
色々な音声が含まれるようになっていきます。

また、生後6ヶ月の赤ちゃんでも
200~600ヘルツ(約1オクターブ半)
の音域までを使い分けられるのです。

こうして泣くという事を通じても

人は言葉を発する準備を
赤ちゃんのときにしている事が分かります。

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赤ちゃんの喃語と言葉の成長と発達

人が意味のある事を
話しだすのは1歳前後ですが

いつはもっと月齢の浅い
赤ちゃんもおしゃべりをします。

このおしゃべりというのは

規準喃語と呼ばれるもので
生後6ヶ月頃から発する

バーバー、ダーダー、

と言った音声の事を指しています。

この規準喃語が現れる時期は

どの言語においてもほぼ等しく、

構成する子音要素はほぼ
一致している事が分かっています。

(h,d,b,m,t,g,w,n,kが
80%を占めている)

つまりこの赤ちゃんの喃語には
世界中の言葉のエッセンスが
詰まっている訳です。

赤ちゃんの言葉のリズムの特徴

また、喃語が出現するような
時期になると

赤ちゃんは身体を活発に
動かすようにもなります。

多くの研究者は

赤ちゃんのリズミカルな運動

(足を蹴り出す、足が上下の方向に動く、
手にものを握って水平方向に振るなどの
運動を3回以上連続して行う)

が、盛んに行われる時期に
喃語も出現してくると言う点に
関心を寄せています。

デイビスとマックネイラーゲは、

このリズミカルな顎の
上下運動によって

音節が反復されて
喃語になるのではないかと
説明しています。

また生後6~11ヶ月になるまで
5名の赤ちゃんを継続的に観察し、

手を上下に振るだけの運動は
喃語が出現すると減っていくのに対し、

音を出す(例えばおもちゃを振る)
ような運動は、

喃語が出現すると増加していく
傾向がある事を明らかにしています。

このことから、リズミカルな
運動と喃語の間には

何らかの関連性がある事が分かります。

赤ちゃんの初語と言葉の成長と発達

とにかくお母さんたちは
育児に忙しく

赤ちゃんとのおしゃべりを
ないがしろにしがちです。

一人で静かにしているから
子供は放っておいても大丈夫だと
思ってしまうのかもしれません。

しかし、赤ちゃんはお母さんと
お話を従っているのです。

初語の前段階であるこの時期に

親が子供に積極的に話しかけ、

子供が発する喃語に合わせて
一緒におしゃべりをしてあげる事が、

その後の言語発達を
促す事にもつながってきます。

規準喃語が出現するメカニズムにおいて
母とこの積極的なやり取りが

重要な役割や意味を
果たしていると言えるでしょう。

さてこの喃語期が過ぎるころ、

子供はつかまり立ちが
出来るようになってきます。

そして「パパ」「ママ」といった
意味のある言葉を話せるようになってくるのです。

これが初語の出現です。

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