子供を一人前として扱い自分が必要とされる居場所を与える事

子供を一人前として扱い自分が必要とされる居場所を与える事
今回のテーマは、

子供を一人前として扱い自分が
必要とされる居場所を与える事

について紹介します。

話題になった『協奏曲』
というテレビドラマがありました。

その中で、中年の落ち目の
建築家が、

別れた奥さんに言われる
こんなセリフがありました。

「女ってね、自分を本当に
必要としている場所にいるものなのよ。

あのとき、あなたが、君が必要だ、
いてほしいと言ってくれたら、

私は出て行かなかったかもしれない。」

この奥さんは、
二軍のまま何年も過ごしている
二流の野球選手と恋をして
家を出て行くのですが、

今も彼のそばにいて

歯医者をしながら、
彼を支えているのです。

私がいなければダメに
なってしまうからというのが

彼女の心の支えになっているのです。

この中年の建築家の
新しい奥さんの役が
宮沢りえさんなのですが、

彼女の家出のきかっけも、
落ち込んだ夫が自分の所に
帰ってこなかった事だったのでした。

人の心理には

「必要とされる」ことを
望む心理があります。

これは子供の教育においても
非常に重要な事です。

自分が必要とされる居場所は
心理的な発達に重要です。

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子供が家庭の中で居場所を失うと

残念ながら離婚してしまいましたが、

歌手の千昌夫さんが
アメリカの歌手シェパードさんに
プロポーズしたときも

「アイラブユー、アイニードユー」

と言い続けたと言います。

このように

人は自分が必要とされている
という実感を持ちたいのです。

ですから、自分は不必要なんだと
思った時に居場所を失います。

それは万国共通の人間の心理です。

家庭内暴力の息子を
悩んだ父親が殺してしまったと言う

ショッキングな事件も、
事件の根は

息子が家の中で居場所を
失っていた事にあるような
気がしてならないのです。

親は、涙ぐましいほどの努力をして、

息子を立ち直らせようとした事は
事件当時の週刊誌などを
読んでもよく分かりました。

しかし、たとえば、
子供が親に向かってあれをしろ、

これを買ってこいといった
命令に唯々諾々と従っていた
というのはどうでしょう。

子供の立場で考えても
やり切れない思いがしたのではないでしょうか。

子供を一人前として扱う事が重要

子供に我慢を教えなかったからだ
という人もいますが、

それは違います。

前にも申し上げたように、
我慢はしなくてもいい事なのです。

親がすべきことは
我慢させる事ではなく

家族の一員として協力させる事だったのです。

子供を一人前の人間として扱い
大切な存在として認めるべきなのです。

このお父さんの涙ぐましいほどの
努力が水泡に帰したのは、

自分も他の人の役に立てる
人間だという事を

教える事が出来なかったから
という一点に尽きるのではないでしょうか。

少しくらいわがまま
言ってもいいから、

その三倍くらい家族のために
役立てるような子供になっていれば、

家庭内暴力も起きなかったでしょう。

それは家事を一緒にして、

それを喜び、感謝する家族がいて、
家族の一員として扱われて

実現できる事なのです。

子供を一人前としてしっかり居場所を与える事

そして万が一、不幸にも
家庭内暴力が起きてしまった時

親が考えるべき事は、
親の側だけで解決しようと
しない事です。

本人の協力がなくては
立ち直らせる事は出来ません。

親の正直な気持ち、

例えば、こう言う暴力を
振るわれるのは嫌だから、

一人で生きてほしい

このままでは親と一緒に
暮らせなくなるといってもいいと思います。

いままで、何人もの子供たちを
見てきて断言できる事は

やりたくて、それが快くて
親に暴力を振るっていると言う
子供は一人もいないという事です。

やっている子供も辛いのです。

罪悪感を持ち続けているのです。

だから子供を力づくで押さえたり

逃げたりする事は、
むしろ必要な事であると言っていいでしょう。

それは親を守るためではありません。

子供を暴力を振るう辛さから
守るためです。

暴力を振るってしまう
子供を救うためなのです。

暴力を振るう子供たちは、
様々な理由から、

このような不幸なメッセージの
伝え方しか出来なくなってしまいます。

言葉で、自分の意見を言う、

相手に伝えると言う
訓練が出来ていないのでしょう。

親が何でもやったり
頭ごなしに命令するのでなく

子供を一人前として扱い
分が必要とされる居場所を与える事

それが大切なのです。

家族の一員として
認められている子供は

間違っているいないに関わらず、
思っていることを言う能力を持っています。

このような賢さは、

もしかしたら、

今の日本人に欠けている
一番大きな部分なのかも知れません。

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