経験、失敗から学ぶ人は賢く、失敗から学ばない人は愚かな人

経験、失敗から学ぶ人は賢く、失敗から学ばない人は愚かな人
今回のテーマは

経験、失敗から学ぶ人は賢く、
失敗から学ばない人は愚かな人

について紹介します。

このテーマでは何度も言っていますが、

本当の意味の知恵や賢さは、

教科書をそのまま覚えて
正確に答案に書く技術だけ
で磨かれるものではありません。

特に知恵というのは、

知識に経験が重なって
磨かれるものです。

ともなれば行動は必須であり、

行動をすれば必ず失敗もします。

そこから何を学ぶか、学ばないか
で人は差が生まれそうです。

昔「全国小中学校作文コンクール」
の文部大臣奨励賞に、

富山県の中学3年生、
大館育仁さんの

『「志学」の年に考えた事』

という作文が、選ばれました。

ここに大変興味深い
教育のヒントが隠されている、

と私は感じました。

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親が子供に教えることは何?

志学というのは、
中国の思想家孔子が15歳で
学問を志した事から、

15歳を長い人生の
大事な節目の一つとして
捉えるようになった言葉です。

この作品は、

子供である育仁さんが
家業であるお父さんの商売を
手伝った経験を語ったもので、

お父さんは育仁さんに
その仕事の甘さを指摘します。

自分のありのままの姿や
考え方を子供に語る事が、

子供を賢くすると言う
私の考え方を実践している
お父さんの事が書かれていたのですが、

この作文から私は、

人にとっての賢さと愚かさの
大切な部分を学びました。

育仁さんが感じた視点は
素晴らしいものでしたが、

この事に加えてもう一つ
このお父さんの偉さがあります。

それは息子が仕事を失敗した時

「やってしまったことは仕方がない、
大事なのは次からだぞ」

と言ったと言う点です。

つまり、このお父さんは
彼が失敗した事について責める
言葉は一言も言っていないのです。

経験、失敗から学ぶ人こそが
賢くなれる事を教えているのです。

経験、失敗から学ぶ人は賢い人の特徴

子供が大きな失敗をしてしまった時、

こう言う時、次が大事だぞ
と言える親はなかなかいない物です。

萎縮してしまえば、子供は次の
チャレンジをしたくなくなりますし、

甘やかしてスルーすれば
子供は学ぶ機会を失います。

「こんな失敗をしでかして、
気がつかなかったら信用問題だった」

とか

「袋一ついくらすると
思っているんだ、全く大損害だ」

などと責め立てあげくには

「お前になんか手伝いを
頼んだのが間違いだった」

と決定的な言葉を吐いてしまう
事も多いのではないでしょうか。

そうなると、親子の仲は最悪です。

子供の方は、せっかく親の
役に立とうとした気持ちに
水をさされふてくされ、

二度と手伝ってなんかやる物か
と思うでしょう。

後を継ごうかなと思っていた
気持ちも風船のようにしぼんで
しまうでしょう。

それどころか将来大人に
なった時の仕事にも影響する
かもしれません。

親も、余計な仕事が増えた事
にいらつく事になります。

失敗を責め立てる事は
親にとっても子供にとっても
あまりいい事はありません。

さらにこの教育方針では
失敗から学ばない愚かな子供に
育ってしまう事があります。

賢い人、愚かな人の特徴

人を評価する言葉にも
色々とありますが、

賢いの反対語は
やはり愚かという言葉でしょう。

愚かというのは、
バカとは違います。

知識が足りないとこを
言うのがバカで

知恵が足りない事を「愚か」
というのではないでしょうか。

つまり、知恵が足りない
という事は、

失敗の体験を活かす事が
できない事です。

バカはなんとか学校の
勉強をすればリカバリーできますが、

愚かなままでは非常に危険です。

学ぶ機会は学校が用意して
くれるわけではありません。

経験、失敗から何かを学べない人は、

経験や体験から知恵を
増やす事ができません。

先ほどの作文での

「これからが大事だぞ」

と言われた育仁君は

恐らく二度と同じ
失敗と繰り返さないでしょう。

彼は一つ知恵を増やした事になります。

それはお父さんの一言が
きっかけになったとも言えます。

経験、失敗から学ぶ人が賢い人、
失敗から学ばない人は愚かな人

という事であり、

その積み重ねで将来大きな差が
生まれます。

失敗から学ばない人は愚かな人

テレビドラマにもなった
『ナニワ金融道』という作品には、

カードやサラ金でお金を借りまくり、

借金を返すために借りては、
また借りるという事を繰り返し、

何十枚ものカードを
トランプのように持ち歩いて、

どれがどれだか分からなくなった男や、
ギャンブルに狂う男たちが登場します。

もちろん無計画な借金は
人生の失敗と言えるでしょう。

しかし私は、カード地獄に陥ったり、

ギャンブルに狂ったりする人を
非難するつもりは全くありません。

無人の機会の前に立って
カードをぽんぽん通すだけで

現金が出てくる快感、
そして借金なのに

自分のお金のような気持ちに
なってしまう感覚は

理解できるからです。

誘惑に負けてしまう事もあるでしょう。

誘惑に勝ち続けられるほど
人間は強くはないでしょう。

しかし大事なのはその後です。

いかに経験から学ぶかなのです。

のめり込む事が愚かなのではなく、

そこから何も学ぶ事なく
同じ過ちを何度も繰り返す事が
愚かなのです。

経験、失敗から学ばない人が
愚かなのです。

借金に困って親か兄弟かに
計算してもらって、

もう二度とやらないと
決心できるなら、

それはそれでいい経験をしたのですから
愚かな人とは言えません。

経験、失敗から学ぶと賢くなる

金銭問題に限らず、

それは、どんな場合にも
言える事です。

例えば、
性悪な女性に引っかかって

自分の生活もめちゃくちゃに
なってしまったという場合でも、

その体験が活かせればいいのです。

引っかかるのが嫌だからと

女性恐怖症になってしまって、

始めから女性には
近づかないというのでは

いい女性に巡り会うチャンスも
無くしてしまいます。

勉強でも間違えたら本来
次に修正すればいいのです。

しかし、今の教育システムは
修正のシステムではありません。

であれば頭のいい人ほど
失敗を怖がるようになります。

賢い人は失敗を恐れません。

大事な事は、
失敗する事ではなく、

失敗から何を学ぶかという事です。

同じ失敗を繰り返さないための
知恵が身に付けば、

大いに失敗した方がいいとも
言えるのではないでしょうか。

現代教育は数値で頭のよさを
計ろうとしてしまいます。

だからこそ、失敗を恐れる
教育システムになってしまっています。

このシステムのデメリットは失敗
しないように振る舞う子を育てる事、

つまりは失敗から学ばない
愚かな人になりがちとう事、

これではよくありません。

だからこそ親が経験、失敗から学ぶ人
になるべく子供を教育するのが
大切なのではないでしょうか。

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