相手の気持ちを察する、相手の意図を読む能力を鍛える方法

相手の気持ちを察する、相手の意図を読む能力を鍛える方法
今回のテーマは、

相手の気持ちを察する、相手の
意図を読む能力を鍛える方法

について紹介します。

当たり前のことですが、

人は一人では生きていけません。

皆が協力しあい社会は
成り立っているわけですから、

子供の教育を考える上でも、

テストの点数や学校の成績の
良し悪しだけを基準にするのではなく、

他人との共存、協力がうまいか、

相手の気持ちを理解して
コミュニケーションする力は、

実際にはとても大切です。

ここで短編小説の名手
O・ヘンリーさんの作品は

小、中学校の教科書や
副読本でよく取り上げられます。

なのであなたもご存知でしょう、

その中でも『賢者の贈り物』
という作品があります。

この作品は、

相手の気持ちを察する力を鍛える
方法というテーマにとって

意味深い教訓を与えてくれます。

ちなみにこんなストーリーです。

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『賢者の贈り物』に学ぶ相手の意図を読む力

ある街に若い夫婦が住んでいました。

彼らは貧しく、毎日食べるのがやっと
という暮らしをしていましたが、

とても愛し合っていました。

ある年の冬、
クリスマスが近づいた頃、

彼らはお互いにクリスマス
プレゼントになにをしようか、

密かに考え始めます。

なんとか相手が一番喜ぶ贈り物を
しようと色々考えるのです。

妻はこう考えました。

夫は素敵な金時計を持っているけど、
鎖がない。

そこで時計につける鎖を
プレゼントしようと。

ところが鎖を買うお金なんてありません。

そこでイブの当日、

自分の自慢の美しい髪を切って
売りにいき、

そのお金で鎖を買ったのです。

一方夫の方は、
色々と考えた末に、

妻が自慢している髪に飾る
髪飾りをプレゼントしようと
思いつきました。

ところがこちらも、
髪飾りを買うお金はありません。

そこで自分の金時計を売りにいき、
そのお金で髪飾りを買ってきます。

さて、イブの晩、

二人はお互いのプレゼントを見せ合い、

「…」

しかしすぐに、お互いに
感謝の気持ちを言い合うのです。

「ありがとう、最高の贈り物だよ」
「私こそありがとう、最高の贈り物よ」

相手の気持ちを察する力を鍛える方法

あなたはこの物語から
何を感じ何を学ぶでしょうか?

O・ヘンリー一流の
皮肉の利いた結末ですが、

しかし彼が言いたかった事は
タイトルに現れているでしょう。

結果だけを見れば二人は
愚か者かもしれません。

でも本当の意味では、
彼らは賢い人なのだと。

贈り物、プレゼントの目的は、

役に立つとか立たない
とかという事ではなく、

相手の心に応えるものであればいい。

その意味で彼らは最上のものを
選んだ賢者だと言う話しです。

相手の意図を読む力は
頭のよさではなく賢さの特徴
と言えるかもしれません。

さらに私はこう考えます。

贈り物として何を選んだか
ということは、

ごく普通の事です。

相手が一番喜びそうなものを
考えた時、

自然にそれは時計の鎖と
髪飾りになったのです。

何も決して特別なアイデアでは
ありません。

もちろん、相手の気持ちを
考えると言う行為ですから、

それは素晴らしいことですが、

結局お金があったならば
「ありがとう」で終わりでしょう。

ところがそれが皮肉な結末に
なったことで、かえって

相手の気持ちを深く感じる
結果になった、

これはあくまで偶然です。

この結末を最初から
意図していた訳ではないのです。

プレゼントの段階では
相手の気持ちを察する力は
それほど発揮してはいないのです。

相手の気持ちを察する、相手の意図を読む力

むしろ大切な事は、

その後の彼らの対応です。

すぐに相手の気持ちを察して、

これこそ最高の贈り物だと
感謝しながら受け取った事です。

そこが賢い人だと思うのです。

このポイントが

相手の気持ちを察する、
相手の意図を読む力を鍛える方法

のヒントになります。

賢くない人、並の人は恐らく

「なんだよ、時計はもう売っちゃたよ」
「髪は切ってしまったのに、、」

と言ってしまいがちなパターンです。

以前にも言いましたが、

ピンチのときや、自分の意図と
違うような局面になった時、

どういう知恵が働くか、

という点が賢いか賢くないか
の分かれ目なのです。

賢い人は何より真っ先に
相手の本当の気持ちを察する事が
できる人だと言う事です。

O・ヘンリーは恐らく、

読者にそう受け止めて
貰いたかったのではないでしょうか。

もちろんその意図は分かりませんが、
私は個人的にそう思います。

そういった視点からもう一度
『賢者の贈り物』を読めば、

相手の気持ちを察する、
相手の意図を読む力を鍛える方法

が見えてくるでしょう。

そしてこれから子供たちに
どう育って欲しいか?

教育方針を考える上でも
非常に示唆に富んだヒントとなる
物語と言えるのではないでしょうか。

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