unnamed

ヴィーガン、ベジタリアンの食生活はビタミン不足などが問題


今回のテーマは、

ヴィーガン、ベジタリアンの
食生活はビタミン不足などが問題

について紹介します。

極端に炭水化物を制限する
ローカーボ食(糖質制限食)
よりも歴史の古い食事法として、

肉食など動物性食品を
制限するベジタリアンや
ヴィーガンという食生活があります。

日本では、精進料理、
マクロヴィオティックが有名ですが、

そこまで浸透はしていません。

ただ、ハイウッド女優が
実践しているなどのニュースを耳にし

何となく健康そうなイメージを
抱えている人が多いようです。

健康的な食生活として
ベジタリアンをあげる人も多いですが、

ベジタリアンの食生活は
ビタミン不足など問題があります。

アメリカではベジタリアンが
一定の数いますが、

2008年『Vegetarian Times』
の統計では、

アメリカの約3.2%にあたる
730万人がベジタリアンで、

0.5%ほどが完全菜食主義者の
ヴィーガンであると報告しています。

アメリカでもその半数以上は
健康増進のために実践しているようですが、

こうした植物性の食品
(野菜や果物など)

の摂取を基本とした食生活は
健康に問題が無いのでしょうか?

人類の祖先はベジタリアンではなかった

ここで、また、
人類の歴史を振り返り、

250万年前の私たちの
人類の祖先である「ホモサピエンス」が

どんな食生活を送っていたかを
探ってみましょう。

実はホモサピエンスが登場して以来、

人類は一貫して肉食を
ベースにした食生活を送ってきました。

化学調査、考古学、人類学、生化学
など多角的な調査でも

狩猟採集時代の先祖や現存する
狩猟採集民族が、

植物性の植物のみを
もっぱら食している

ベジタリアンが続いたと言う
明らかな証拠はありません。

さらに2009年の
オックスフォード大学の調査によれば、

20歳から89歳までの
6万4234人の中で、

半数の3万3883人が
ベジタリアンのグループで、

ベジタリアンと肉を食べる人の間で

心臓血管障害なども含めた
あらゆる病気による死亡率に
差は無いと言う結果が出ています。

つまりベジタリアンは必ずしも
健康と言う訳ではなく、

むしろ様々な健康を害する
問題のリスクが多いのです。

野菜やフルーツなど植物が
悪いと言う訳ではありません。

野菜中心の食生活は大切ですが、

極端な食生活では
心身に必ず悪い影響が出てしまうのです。

特にベジタリアンやヴィーガンの
問題点として以下のものが挙げられています。

1.ビタミンB12欠乏症
2.高濃度ホモシステイン
3.ミネラル不足
4.ビタミンD,ビタミンB6の欠乏
5.オメガ3脂肪酸の欠乏
6.アミノ酸欠乏

今回はその中でも
ビタミン不足について詳しく紹介します。

ベジタリアンはビタミンB12が不足する

ビタミンB12と言うのは、

1948年に最後に発見された
ビタミンBです。

これは植物には含まれていません。

さらに体内で合成する事が出来ないために
動物性食品から摂取するしかないのです。

2010年の
オックスフォード大学の調査では

231人の卵と乳製品は
食べるベジタリアンと

232人の完全菜食主義者
のヴィーガンで

血液中のビタミンB12濃度が
調べられました。

その結果、

ベジタリアンの24%
ヴィーガンの73%が

ビタミンB12が不足する欠乏症
である事が分かりました。

さらにベジタリアンや
ヴィーガンの多くは

ビタミンB12のサプリメントを
服用していながらの結果と言う事で
この結果は驚くべきものです。

ビタミンB12不足による健康の問題

またベジタリアンダイエットの
妊婦に対する長期的影響を
調べた研究でも

ビタミンB12欠乏症が確認されています。

妊婦のビタミンB12欠乏症は

自然流産、難産、未熟児出産、
出生異常、前子癇症(妊婦の高血圧、
肝臓、腎臓、血管への損傷)など

さまざま問題を引き起こします。

さらにビタミンB12不足の
妊婦から産まれた子供には

成長障害、発達障害などの
発育異常も認められています。

さらにビタミンB12が欠乏すると
メチオニンと言うアミノ酸の
代謝が障害される事で

「ホモシステイン」という
アミノ酸が蓄積します。

このホモシステインは

出生異常、不妊、認知症、
精神疾患、脳卒中、心筋梗塞、
血管病変、血栓傾向、骨粗鬆症、

そして全死亡率の上昇リスクになります。

世界中のベジタリアン、
ヴィーガンの調査報告で

この血液中のホモシステインの
濃度の上昇が報告されています。

これはビタミン不足から来るものです。

食料難の途上国の問題や
食生活に偏りのある船乗りたちの
問題であれば納得もできます。

脚気やくる病など、
かつて環境が故に起こった
ビタミン欠乏症が問題でしたが、

こうした欠乏症は
自分の選択によるものです。

今の飽食の時代においては
私たち生活者の賢い選択によって
健康レベルに関わってくるのです。

肉類に多いビタミンが不足する

さらにベジタリアンの
食生活で不足するのは

ビタミンB12だけでなく

ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンDと言った重要な
ビタミンも欠乏してしまいます。

ビタミンB6は

神経伝達物質や赤血球の生成、
免疫系の働き、など

重要な働きを担っています。

だから不足すれば、

貧血や、末端神経症(しびれ、麻痺)
皮膚、粘膜異常、うつ、すい臓がん

などの健康への問題のリスクが高まります。

またビタミンB12と同様に
ホモシステインの代謝に関与しているため

その欠乏により
心臓血管疾患の危険も高まるのです。

他にもビタミンB6は
植物に豊富に含まれる

「グルコサイド」という
物質と結合して存在しますが、

このグルコサイド
(ピリドキシン・グルコサイド)は

ビタミンB6の吸収を
75~80%も妨げる事が分かっています。

さらに食物繊維があれば
さらに5~10%ほど吸収が妨げられるのです。

つまり植物性の食べ物を摂取した場合の
ビタミンB6の吸収率(生体利用率)は

たったの5分の1程度しか無いと言う事、

一方で肉類では含有する
ビタミンB6は100%吸収されます。

多くの栄養学者が食物に含まれる
栄養の量や割合のみに注目しますが、

本来であればその吸収率まで
考慮して栄養摂取を考えなければなりません。

そう言う事を考えた場合
ベジタリアンの食生活には
大きなデメリットがあります。

ベジタリアンの食生活の問題点

2006年にドイツで
ヴィーガン93名を対象にした
調査結果によれば、

半数以上の58%にビタミンB6欠乏が
見られたと言います。

さらにアメリカで9名の女性に
植物性ビタミンB6(ピリドキシン・グルコサイド)
の含有量の高い食事と

低い食事のいずれかを与える
介入試験が行われました。

その結果、

前者の食事をした女性は、
たった18日後に血液中のビタミンB6
濃度が低下したと言う報告があります。

これは結合したグルコサイドが
ビタミンB6の吸収阻害をしたことが
明らかにしています。

また過剰の全粒穀物の消費は
私たちの身体の細胞での
ビタミンDの代謝にマイナスに働きます。

2011年に英国の2107名
(1388人の肉食、210人の魚食
420人のベジタリアン、89人のヴィーガン)

の白人男性、女性を対象にした
ビタミンDの血液濃度を調べた研究では、

ビタミンDの血液濃度は
肉食で最も高く、

ヴィーガンやベジタリアンが最低でした。

ビタミンDは骨密度だけでなく

慢性炎症を抑えたり、
免疫系を強化する強力な
ホルモン作用を持っています。

また浴びる日光によって
濃度が変わる繊細な特徴を持っています。

しかし、ベジタリアンの食生活で
これらビタミン不足が問題となるのです。

ただ、、最後に付け加えておくと、

菜食のビタミンのメリットも
もちろんあると言う事です。

そういったメリット、とデメリット
それぞれを上手く考えながら

食生活を送るのが理想なのです。

さらに次回以降ベジタリアンの
問題について詳しく語っていきます。

unnamed
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。