賢いと頭がいいの違い、頭のいい子、賢い子の特徴と育て方

賢いと頭がいいの違い、頭のいい子、賢い子の特徴と育て方
今回のテーマは、

賢いと頭がいいの違い、
頭のいい子、賢い子の特徴と育て方

について紹介します。

あなたは自分の子供を

「頭のいい子」に育てたいですか?

それとも「賢い子」に育てたいですか?

どちらも同じではないか?

…と言われるかもしれませんが、

そうではありません。

言葉というのは
面白く奥深いもので、

決して完璧ではありません。

例えば日本語では

「笑える面白さも」
「興味深い面白さも」

どちらも「面白い」と言いますが、

厳密に言えば

英語の「Funny」と
「Interest」は違います。

頭のよさや賢さも
似ているようで違っています。

ここでこの違いを知る事、
そして子供たちの将来にとって

「頭のいい子」より「賢い子」

の方がプラスになるという事を、
これから一緒に考えていきたいと思います。

まず賢いというのはどういう事でしょうか、

ここで私なりの定義を紹介すれば、
4つの意味づけができるのですが、

つまり「賢い」というのは、

第一に、
知識でなく知恵があるという事、

第二に、
いざというとき頭が働くという事、

第三に、
人まねでない考えができる事、

第四に、
人の立場が分かるという事、

賢いと頭がいいの違いや特徴、育て方について
もう少し紹介していきます。

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賢いと頭がいいは言葉の違い

簡単に言えば、

「頭が良い」というのは
「学校の成績が良い」

と同義語です。

もちろん、
言葉の使われ方というのは、

世の移り変わりとともに変わっていきますし、
人によって使い方も違います。

現代、私たちはよく

「あの子は頭がいい」とか
「うちの子は頭が悪いから…」

などと表現します。

たまに「あの子は賢い」
という言い方もしますが、

でも主流はやはり

「頭が、良い、悪い、、」

という言い方が主です。

しかし戦前やもっと昔には、

むしろ「あの子は賢い」という
言い方の方が普通だったようです。

それがなぜか「頭がいい」
という言い方の方が多くなったかと言うと、

恐らく戦後の復興とともに
義務教育が徹底され、

ほとんどの子供たちが学校へ行くようになり、

学校の成績の善し悪しが
主な尺度となってしまったから
では無いでしょうか?

「一生懸命勉強し受験をして
良い学校へ行き、良い会社に入る」

という価値観が出来上がったことで、

頭のよさが一般的には
学校の成績とダイレクトに
繋がっています。

その学校の成績は
だいたいIQ(知能指数)
によって決まる事も多いですから、

IQが高い人が
頭がいい事である、

という一面的な評価になってしまいました。

またもう一つ言えば、

「賢い」という言葉の特徴には、

抜け目が無い、巧妙である、
小利口だというような意味もあって、

そんなニュアンスが敬遠
されたのかもしれません。

「頭が良い」というのは、

思考力や分析力が良い事、
またその回転が速い事を言います。

しかし「賢い」というのは、

思慮、分別、才知があること、
また明察力、洞察力があることを言います。

頭のいい子と賢い子、IQとEQの違いについて

最近アメリカでは、

こうした賢さの事を、
IQに対してEQと呼んでいます。

EQというのは『心の知能指数』
のことで、

雑誌「タイム」が特集記事の中で
使ったキャッチフレーズ的な言葉でした。

そして

「人生で成功できるかどうか、
本当の意味で聡明な人間かどうかを
決めるのは、

IQではなくEQの高さだ」

とする記事が、
全米で大変な話題となり、
一気に広まりました。

日本でもダニエルコールマンさん
の著書がヒットとなってので
知っている方も多いでしょう。

EQの詳しい内容については

ダニエル・ゴールマンの著書
『EQ~こころの知能指数』
を参考にしてください。

たしかに社会に出れば
テストのように正解を導き出せない
多くの問題にぶつかります。

そう言ったときに上手く
対処できるのは、

教科書通りの答えを
導き出せる能力よりむしろ、

頭の回転の速さや
柔軟性のある思考と言えます。

だから頭が良くても
賢くない子もいますし、

反対に頭は良くなくても
賢い子がいるのです。

例えば学校の成績は凄くいいのに、
友達の話しを揚げ足を取ったり、

また友達が失敗したりすると
それをはやし立てたり、

そんな事が自分の頭のよさを
鼻にかけている風にとられ、

だんだん友達がいなくなる子がいます。

これは頭が良くても賢くないこの特徴の例です。

そうかと思うと、

成績は悪いけれども
いつも明るく、

友達が困っている時などは
すぐ相談に乗ってやったり、

時々冗談を言っては
クラスの中の雰囲気を明るくする子、

いわゆる「クラスの人気者」がいますが、

これは頭は良くなくても賢い子
の特徴の例と言えます。

頭のいい子、賢い子のどちらが将来伸びるか?

そんな特徴を持つ彼らが
学校教育を終えて社会を
働くようになると

必ずしも頭のよい子だけが
成功するとは限りません。

頭は良くなくても抜群に
賢かった子が、

組織の中で頭角を現したり、

また自分で会社を興したりして
成功する例はよくあるのです。

むしろ頭のよい子が挫折する
場合の方が多い、

といってもいいかもしれません。

例えば新聞をにぎわした汚職官僚や、

またオウム真理教に入信して、
次々と恐ろしい事件を起こした
信者たちなどは、

その学歴を見ても素晴らしいものです。

顔などを見ても本当に
頭が良さそうで、

とてもあんな事をやった人
とは思えません。

しかし結果的には、
彼らは賢くなかったのです。

本当の賢さというのは
勉強がよくできる事ではありません。

学校の勉強はほとんどが
「知識」を教えるものですが、

実際に世の中で役立つ事は
そういう知識よりも、

むしろこうやって仕事をうまく
やっていくか、

どうやって人のために尽くし、
人と上手くやっていく事ができるか、

などについて、

頭と心を働かせる「知恵」
の部分に追うところが大きいのです。

そういう知恵を身につけられる人、

知識と知恵の区別が分かる人
分別のある人の事を

本当の意味で「賢い人」と呼び、

頭のいい子、賢い子の違いや特徴を
ここでしっかりと理解しておく必要があります。

賢い人は実際にいくらでもいますが、

そういう人でも時と場合によっては
単に頭のいいだけの人になったり、

またある時には
賢くなくなってしまう事があります。

それがむしろ普通なのですが、

心ある人はできるだけ
そういう部分を少なくしようと
考えるのです。

例えば宮沢賢治が『雨にも負けず』
で思い描いた、

彼にとっての理想の人間は、

どんなときにも賢くありたいと言う
願望の表れだったのでは無いでしょうか?

それでは次回から
もう少し詳しく賢いと頭がいいの
違いについて紹介し、

頭のいい子、賢い子の育て方の特徴について
解説していきたいと思います。

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