アトキンズ・ダイエットのメリットやデメリット、弊害、問題点


今回のテーマは、

アトキンズ・ダイエットのメリットや
デメリット、弊害、問題点

について紹介します。

ダイエットに関しては
以前のテーマでも詳しく語ったのですが、

体重を減らすという目的であっても、

ただ体重計の目盛りを
減らすだけで良いのか、

健康的に体重を減らすべきか、

しっかり考えなければなりません。

さて、日本でもダイエットノウハウが
多くの種類が広まっていますが、

アトキンズ・ダイエットに代表される
炭水化物を制限する食生活の
メリット、デメリットは

どのようなものでしょうか?

極端なローカーボ食(糖質制限食)は

健康にとってどんなものが
欠落しているのか?

一緒に考えてみましょう。

アトキンズ・ダイエットなど
炭水化物を制限する食生活の
最大のメリットとしては、

短期間で見れば、
体重減少、インシュリン感受性の改善、
血液中の脂質の正常化に貢献します。

短期的に体重が落ち、
すっきりする事で身体も軽くなり、

身体の調子も向上するでしょう。

しかし、炭水化物制限で
減らしてしまったカロリーを
補う方法として、

加工肉、脂肪の多い肉や
乳製品を過剰に摂取すれば、

長期的に見ると多くの健康被害が
出る事が報告されています。

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アトキンス・ダイエットのデメリット

短期的に効果が出ると
重宝されているアトキンス・ダイエットですが、

こうした極端に炭水化物を制限する
ダイエットを続けると弊害、問題点が
起きてくるのです。

バナナダイエット豆乳ダイエットなど
単品ダイエットがもてはやされますが、

こうしたものでも、
栄養価が偏り健康被害を出します。

これでは何のために
ダイエットに励むのか分かりません。

特にアトキンスを始め
極端なローカーボダイエットの
デメリットは

先ほど紹介したように、

質が悪く、腸に負担のかかる

肉類や乳製品の摂取が
どうしても多くなる事があげられます。

マサチューセッツ工科大学で
9人の痩せた男性に対して

カロリーの総量を変えずに
炭水化物を1日20gに制限し、

肉、魚、卵、チーズ、クリームのみ
35日間摂取してもらうと言う
介入試験が行われました。

その結果、

総コレステロール値が
平均159から208mg/dl
まで上昇しています。

また、ローカーボ食の
メリットとして考えられている

短期的に認められる体重減少も、

筋肉や肝臓での糖の貯蔵(グライコジェン)
の減少と体内の水分量の減少が
主な要因と考えられています。

つまりこれは決して
健康的な体重減少ではないと言う事です。

体重計の目盛りで
一喜一憂していては

大切な事を見失いないかねません。

こうした弊害、問題点は
取り返しのつかないリスクにも
なりえるのですから。

ケトン体のメリット、デメリット

またアトキンス・ダイエットの
ような極端なローカーボ食では

炭水化物の「糖」を
エネルギー源にして利用する事が
できないため、

蓄積脂肪を分解して
エネルギーを取り出す事になります。

脂肪を分解して利用する
状態が長期的に続くと、

ケトン体
(アセト酢酸、βオキシ酪酸、アセトンの三種類)

が蓄積します。

脂肪は優れたエネルギー源ですが、
脂肪を分解して利用する状態に
極端に身体が傾くと

このケントン体が大量に蓄積し
身体に有害な作用を及ぼします。

最近ではこのケトン体を出す
低炭水化物食の

脳や身体へのメリットも
伝えられています。

確かに、短期的には
ケトン体も有益な作用をしてくれるでしょう。

私も体験による経験では
それを実感した事があります。

しかし長期的に見れば
こうした偏った食生活は
デメリット、弊害を及ぼします。

血液中にケトン体が大量にある状態は
「ケトアシドーシス」と呼ばれ、

血液が極端に酸性に触れる
極めて危険な問題のある病態なのです。

極端な糖質制限はリスク大

アトキンス・ダイエットのような
ローカーボ食をした場合以外でも

糖尿病や飢餓状態が続くと
ケトアシドーシスは起こります。

ケトアシドーシスを放置してしまうと
意識障害が起こり、

やがて死に至るリスクもあります。

これまでにアトキンス・ダイエット
(1日当たり20gの糖質制限)によって
ケトアシドーシスの発生も報告されています。

健康のためにダイエットに励み
死んでしまったのではシャレになりません。

くれぐれも極端な事、無理をしない
と言う事が大切なのです。

またアトキンス・ダイエットの
デメリットとして考えられるのが
ストレスです。

尿中のストレスホルモン
(コルチゾール)
炎症反応(CRP値)

の上昇が認められている事から

アトキンス・ダイエットでは
心身にかなりのストレスが
かかっている事が分かっています。

ストレスの弊害、問題点は
周知の通りですが、

長期にわたって
アトキンス・ダイエットを行った場合

頭痛、筋肉の痙攣、便秘、
下痢などの腸の異常が起こると
報告されています。

ケトン体と言う酸性物質を
腎臓から排出する過程で

カリウム、マグネシウム、
カルシウムと言った

アルカリ性ミネラルを
失ってしまうために
筋肉のけいれんが起こると考えられています。

アトキンス・ダイエットの脳へのデメリット

またアトキンス・ダイエットでは

ケトン体を優先的に
腎臓から排出する必要が出てくるため

尿酸が血液中に蓄積しやすくなります。

尿酸は細胞膜などの
脂質を酸化させて、

フリーラジカル(活性酸素)
の発生を促すため、

高尿酸血症は心臓血管障害を
引き起こすリスクが高まります。

これに加え
アトキンス・ダイエットでは

認知機能や感情面にも
デメリットを起こします。

認知機能の低下と特に女性では
イライラ感、抑うつ症状などが
出てきやすくなるのです。

実際に私の家族に
アトキンス・ダイエットに
トライしてもらったところ、

確かにメリット通り
体重が短期的に減少しました。

本人は喜んでいたのですが、

数ヶ月続けたところ、

疲労感、便秘、イライラ感、
ストレス耐性の低下、
アセトン口臭などが出てきました。

この辺りでストップしてもらい、

狩猟採集型ダイエットなど
バランスの良い食生活に切り替えてもらい、

こうしたデメリットは消失し
さらに体重も維持できています。

このように、アトキンス・ダイエット
のような極端な炭水化物制限は

体重減少と引き換えに
副作用が多く出てきます。

最近ではこうした副作用を出さないよう

糖質制限提唱者の方達も
1日130g程度の糖質を摂取する

緩やかなローカーボ食を
ススメているようです。

個人的にもそちらの方が
良いと感じます。

参考にしてください。

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