現代人のミネラルの欠乏の弊害の原因は豆類、食生活にある

現代人のミネラルの欠乏の弊害の原因は豆類、食生活にある
今回のテーマは、

現代人のミネラルの欠乏の
弊害の原因は豆類、食生活にある

について紹介します。

前回紹介したビタミンの問題に加え

ミネラルの欠乏、不足というのも

農耕革命以降に起きた食生活の変化による
健康に対する大問題なのです。

穀物を食べる事は
実はミネラル不足につながる
ケースが多いです。

なぜなら、穀物には
栄養学的に極めて重要な
ミネラルが十分に含まれていません。

精製炭水化物は
ミネラル分を削ぎ落とす加工をしてあり
不足してしまう事があるのはもちろんの事、

これに加え、全粒穀物、豆類には

ミネラルの吸収を阻害する
フィチン酸が豊富に含まれている

と言う問題があります。

これによって弊害が起きます。

スポンサーリンク

穀物はミネラル欠乏の原因となる

例えば玄米に含まれる
フィチン酸と言うのは、

鉄、亜鉛、銅、カルシウム

などのミネラルに強固に
結合しているため、

穀類や豆類を摂取したとしても
十分なミネラルを取り出す事ができません。

そもそも少ないだけでなく、

つまり、穀物中心の食事は
二重の意味でミネラル不足を引き起こすのです。

なかでも鉄の欠乏は
深刻な弊害、問題の一つです。

例えば、

鉄欠乏性貧血と言う症状は

穀物、豆類中心の食事によって
12億の人口に広がっていると言われ、

感染症に対する耐性の低下、
出産期の女性の死亡率の上昇、
子供の学習能力の障害

などを深刻な症状を引き起こします。

主に貧困層で問題となっているものですが、

私たち日本に住む現代人にも
多少の影響はあります。

そして実は、、

こうした慢性的な鉄欠乏は
肉食によって改善されます。

肉類は鉄分を豊富に含む事に加え、

その鉄が私たちの身体に
吸収、どうかされやすい種類(ヘム鉄)
だからです。

狩猟採集時代には
先ほどの鉄欠乏性貧血などは
見られない病体だったのです。

現代人が亜鉛欠乏の原因は食生活にある

また、味覚障害などで
知られる亜鉛欠乏症も

全粒穀物の摂取によってみられる病態で、

例えば、

イランなどの中東では

1日摂取カロリーの50%以上を
「タノク」と呼ばれる

全粒小麦でできた
平たい円形のパンで摂取していますが、

タノクに含まれるフィチン酸塩が
亜鉛の吸収障害(亜鉛欠乏症)
につながることで、

この地域の児童の成長を
遅らせている弊害があると言う
報告があります。

亜鉛は感染症の防御にも
必要なミネラルです。

先ほどの鉄にも言えますが、

免疫力はミネラルの摂取が
深く関わっているのです。

なお、肉類に含まれる亜鉛は

穀物よりも吸収率が
4倍もある事から、

狩猟採集時代には
亜鉛の欠乏に陥る事は無かったと
考えられます。

私たちは
栄養学を学ぶ時

食材に含む栄養素だけで
判断してしまいますが、

その吸収率も考慮しなければなりません。

穀物と動物性食物なら
たとえミネラル含有量に差があっても
吸収率が違います。

肉を食べない生活は
亜鉛欠乏をもたらすのです。

現代人の食生活は化学物質まみれ

また、化学肥料の普及によって
穀類に含まれるリン酸塩濃度が
高くなっている事も問題でしょう。

カリウムとナトリウムのバランスが
健康を保つ上で大切ですが、

同じように通常、血液中では
リン酸とカルシウムの濃度が
ちょうど拮抗する形で調整されていますが、

このような穀物を摂取することで
血液中のリン酸濃度が高くなると

血液中のカルシウムが少なくなるように
調整されるのです。

リンの摂取が多すぎると腸管内で

不溶性のリン酸カルシウムとなり
カルシウムが排泄されます。

さらに、全粒穀物は
食事中のカルシウムの吸収に
必要なビタミンDの代謝を障害する
事も分かっています。

ビタミンD不足は、

カルシウムと言う骨に
必要なミネラルの不足につながるだけでなく、

ガン(乳がん、前立腺がん、大腸がん)
自己免疫疾患、筋力低下、心臓血管障害、
2型糖尿病などの

病気とも関係しており、

全死亡率を高める事が
報告されています。

現代人のミネラルの欠乏の
弊害の原因は

意外な食生活にある事もあります。

乳製品でミネラル不足に陥る

農耕革命と同時期に起こった
家畜化革命で現代食の一部となった
乳製品も、

同様のミネラル不足を起こします。

ミルクやチーズに含まれる
高いカルシウム濃度は、

鉄や亜鉛の吸収を阻害します。

「骨を丈夫にする!」

と喧伝する乳製品ですが、

実際には

ミルクはカルシウムが多いから
骨に良いと言う事ではない、

と言う研究報告が多数あります。

2007年のハーバード大学
公衆衛生学の研究では

カルシウムをたくさん摂取しても
大腿部の骨折には効果がなかった
事が報告されています。

2010年にはこれを追認する形で

19万5千人の女性及び
7万5千人の男性を対象とした
研究が行われました。

その研究では
ミルクを多く摂取しても

少なくとも大腿部の骨折の
割合は変わらない事が報告されています。

見直されるべき現代人の食生活

乳製品起業のマーティングの戦略上
「健康的なもの」と言うイメージがある
乳製品ですが、

実際にはミネラルの欠乏、不足を
起こす可能性が高いのです。

今後詳しく紹介しますが、

これらのミネラル欠乏症は
特に厳格なベジタリアン(ベーガン)
で様々な健康障害を起こしています。

こうしたミネラル欠乏の
問題をふまえても、

これまでに「身体にいい」
と言われてきた

穀類、豆類、乳製品などの
摂取をできる限り控えた方が良い事が
分かってきます。

もちろんこれらの食べ物の摂取を
完全にゼロにすべきと

言う訳ではないのですが、

そこまでが許容範囲なのか、

こう言った視点も含めながら
狩猟採集時代の食事を
現代に再現させていく事が重要です。

現代人のミネラル不足の弊害は
意外な所からきているのです。

ミネラルと言う栄養素は
健康を守る上で極めて重要なものです。

私たち日本人の身体に合った
「理想の食事」も

こうした視点の中から見直し、
確立させていく事ができるのです。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。