子供の脳や神経の発達段階に見る3つの成長段階のメカニズム

子供の脳や神経の発達段階に見る3つの成長段階のメカニズム
今回のテーマは、

子供の脳や神経の発達段階に見る
3つの成長段階のメカニズム

について紹介します。

前回紹介した、
ヒナの刷り込み現象から

動物の脳には臨界期、
敏感期と言うものがある事が
発見されたのですが、

もちろん人間の脳にも
敏感期のある事が分かっています。

脳が敏感期にある時は

脳の中である機能が集中的に

また、効率的に
作られていくと考えられます。

この敏感期が子供の教育にとって
重要でその後の成長段階に影響します。

そしてこの成長、発達段階は
脳や神経の発達のメカニズムにも
見られます。

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敏感期には効率的に学習できる

敏感期には
脳の細胞である神経細胞が成長して

神経回路つまり、
神経のネットワークが密になっていくので

脳の中で情報が伝わる
伝道効率が高くなっていきます。

だからこそ脳が敏感期にある時は

子供は少ない労力で、

しかも効率よく様々な
効力を獲得する事が出来るので、

学習に興味を持って
楽しく取り組む事が出来るのです。

したがって、そこでは
脳の機能は大きく成長、
変化していきます。

しかし一方で、
その時期が過ぎてしまうと、

そうした変化が起こりにくくなってしまいます。

脳の敏感期を探る前に

まず人間の脳のメカニズムについて
簡単に見てみましょう。

生後からの脳や神経の発達の段階

子供の脳は、誕生時に
男子で約330グラム
女子で約280グラムの重さがあります。

新生児の脳は、
その後25歳頃まで増加を続け、

男子で平均1350グラム
女子で平均1250グラム

までに成長します。

脳の重さ容量はは
賢さとは関係ないのですが、

人間の脳には、全体で
1000億個以上の神経細胞があり、

その中の大脳皮質には
最近の研究から約300億個の
神経細胞があると推定されています。

神経細胞は、

細胞体、多数の樹状突起、
そして1本の軸索からなっています。

細胞体は栄養の中心で、
神経細胞の生命を保っています。

樹状突起は
接合する神経細胞から
送り込まれた電気信号を受信し、

細胞体に運ぶ「入力」の
働きをしています。

軸索は、電気信号を
細胞体から他の神経細胞へ
送信する「出力」の働きをしています。

神経の成長と脳の成長は違う

軸索の先端は

細かく枝分かれして小さな
神経終末を作っています。

この神経終末から、

他の死刑細胞の樹状突起や
細胞体に信号を伝える接合部を

シナプスと呼びます。

軸索を通じて伝えられた
電気信号は、

シナプス部分で止まってしまいますが、

神経終末に含まれている
多種多様な神経伝達物質によって
化学信号に変えられ、

そこから次の神経細胞に送られます。

神経細胞はシナプスを介して結びつき、
神経回路を形成します。

この神経回路との形成は
大脳皮質全体に均等に
行われるものではありません。

こうした脳と神経の発達の違いが、

子供の成長がなだらかでなく
急激に起こったりする要因かもしれません。

神経の発達段階に見る3つの成長段階

神経回路が形成される
過程のメカニズムは

三つの発達段階に分けられます。

第一段階は産まれたから3歳頃まで、

第二段階は4歳から7歳頃まで、

第三段階は10歳前後です。

この後の神経回路の形成は
ゆっくりと進み、

20歳頃ピークに至ります。

こうして見ると、
神経回路の形成は、

第一段階は乳児から乳幼児前期に

第二段階は幼児期後期から児童期中期に

第三段階は児童期後期から思春期に

さらにそれ以降は青年期に
それぞれ大まかに対応していると言えます。

脳の発達段階に見る3つの成長段階

一般に、神経回路形成は
感覚系、認知系、記憶系、言語系、

などの機能が集中する脳の
後方領域(後頭葉、頭頂葉、側頭葉)から、

思考系、コミュニケーション系、
情操系、自己統制系などの

機能が集中する脳の前方領域(前頭葉)
へと発達的に進んでいきます。

第一段階は後方領域の
神経回路形成期、

第二段階は後方領域の
神経回路形成の充実期、

また、前方領域の
神経回路形成の準備期、

第三段階以降は前方領域の
神経回路形成期と

考えられます。

このように脳や神経の成長は
大きく3つの段階を経て発達します。

恐らくもっと細かく分かれるでしょうが、

生理的発達に段階があるので、

その時期、時期に合った
教育が必要なのは言う間でもありません。

この脳の発達理論のメカニズムを
モンテッソーリさんが知ってたかどうか
分かりませんが、

恐らく知らなかったでしょう。

にも関わらずそう言った
タイミングに合った教育理論を
完成させたのは素晴らしいですね。

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