現代人がカロリーの20%以上たんぱく質を増やす事の健康の効能


今回のテーマは、

現代人がカロリーの20%以上
たんぱく質を増やす事の健康の効能

について紹介します。

肉食により進化した人類の歴史

とくに三大栄養素のうち、

タンパク質が占める役割の重要さは
ポイントとなります。

現代人がたんぱく質を増やす事の
健康への効能とはどのようなものでしょうか?

狩猟採集時代の人々に比べ
現代食で足りていないたんぱく質ですが、

総カロリーの20%以上の
たんぱく質を摂取すれば、

血中脂質改善、インスリン抵抗性改善、
肥満防止、メタボリックシンドロームの阻止、
骨粗鬆症の改善、廃用障害の改善(筋肉増強作用)

などなど様々な健康へのプラスの
効能があると言われているのです。

…ただ残念ながら、
時にダイエットに励む現代人は

たんぱく質を増やす事に抵抗があり、
摂取量は不足しがちです。

例えば、ダイエットの敵として
イメージされる肉食ですが、

総カロリーを変えずに
脂肪分の少ない赤肉を5週間摂取した
介入研究によれば、

最初の1週間で総コレステロール値が下がり、

その後、3、4週間で脂肪分を
増やしていくと、

総コレステロール値が
上がった事から、

コレステロール値を上げるのは
脂肪分の少ない赤肉ではなく、

脂肪分の多いお肉である事が
分かりました。

他にもⅡ型糖尿病になった、
オーストラリアの狩猟採集民である
アボリジニを研究した所、

現代食から、本来の彼らが
摂取していた

高タンパク質、低炭水化物の
食事に変えた介入研究では

インシュリン抵抗性が改善した
事が明らかになっています。

高血圧患者を対象にした
介入試験でも、

赤肉摂取量を増やす事で
血圧を下げる事に成功しています。

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現代人が高たんぱく質に増やす事の副作用は?

それでは、

現代人がカロリーのうち
高タンパク質に増やす事で
健康を害する副作用は無いのでしょうか?

確かにたんぱく質を増やす事の
弊害はゼロではありません。

たんぱく質が消化、代謝されて
できる副産物が「窒素」です。

窒素は、肝臓で尿素と言う
物質に無害化されて尿から
排出されます。

窒素が身体に溜まると
健康に被害も与えますが、

適切に排出されている限り、
問題はありません。

なので私たちのたんぱく質摂取の上限は、

自分の肝臓の尿素生成能力に
よると言う事です。

肝臓の尿素生成能力を
超えてしまうと、

血液中に窒素がアンモニアとして
放出されます。

肝硬変の末期では
肝臓の機能が低下しているため、

高タンパク質の食事を
摂取してしまうと、

「高アンモニア血症」を
来すリスクがあります。

この場合、

けいれん、振戦、意識障害(肝性脳症)
を起こし死に至る事があります。

しかし通常、
肝硬変の末期でもない限り、

総カロリーの30%ほどの
たんぱく質を摂取してもこう言った
副作用は起こりません。

また脂肪の少ない赤肉だけを
食事にした場合に、

吐き気や下痢を起こす場合があります。

これを「rabbit starvation」
と言うのですが、

ウサギの肉はほとんど脂肪分を
含まないからです。

このような症状を呈した例は、
今まで1例見られただけで、

実際の臨床報告としてはありません。

高タンパク質は腎臓に
負荷をかけるので良くないとされていますが、

長期に及ぶ総カロリーの
20%以上のたんぱく質食で
腎臓に病変の無かった人の

人機能には全く悪影響を
及ぼしませんでした。

たんぱく質を増やす事の健康への効能

たんぱく質を増やすために
肉食が最も手っ取り早い方法でしょう。

ベジタリアンは大豆で
たんぱく質源は十分と言いますが、

これではアミノ酸の質に
偏りが生まれてしまいます。

イヌイット族では1日の
総摂取カロリーの95%以上を
肉類から摂取していますが、

食事が西洋化するまでは
癌などの病気は無かった事が
知られています。

たんぱく質は健康維持に欠かせない
栄養素であり

一部でイメージされているような
身体に害をなす物ではありません。

なお、同じ100カロリーに占める
たんぱく質の割合を見ていくと、

草食動物(放牧で育った家畜
或は野生動物)の肉では83%、

穀物では12%、豆類では27%、

牛乳では21%、チーズで28%、
バターで0%になっています。

いかにたんぱく質源として
肉類が重要かが分かるでしょう。

まず狩猟採集民族に習い、
たんぱく質の量を増やしてみましょう。

現代人がカロリーの20%以上
たんぱく質を増やす事の健康への
効能があるからです。

では次回は、

狩猟採集時代の食生活
6点の基本その2.

でんぷん質でない野菜と果物を摂取する事、

について詳しく解説していきます。

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