食品添加物の使用目的、用途名、効果、役割別の分類と表示基準

食品添加物の使用目的、用途名、効果、役割別の分類と表示基準
今回のテーマは、

食品添加物の使用目的、用途名、
効果、役割別の分類と表示基準

について紹介します。

食品添加物の表示基準では

用途名(使用目的)を併用するものと

一括名で表示するもの
物質名だけを表示するものに
分類できます。

添加物の役割(必要性)は、

用途名や一括名で表されていますが、
すべての添加物に用途名や一括名が
表示されている訳ではありません。

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主な食品添加物を分類すると

<用途名併記の食品添加物の分類>

1.甘味料

表示例:甘味料(サッカリンNa)

2.着色料

表示例:着色料(赤102)または赤色102号

3.保存料

表示例:保存料(ソルビン酸K)

4.増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、

表示例:ゲル化剤(ペクチン)

5.酸化防止剤

表示例:酸化防止剤(ビタミンC)

6.発色剤

表示例:発色剤(亜硝酸Na)

7.漂白剤

表示例:漂白剤(亜硫酸Na)

8.防かび剤

表示例:防かび剤(OPP)

<一括名表示される食品添加物の分類>

1.イーストフード

使用目的:パンの発酵菌であるイーストの栄養源

2.ガムベース

使用目的:チューインガムの基材

3.かんすい

使用目的:中華麺類に用いるアルカリ剤

4.苦味料

使用目的:食品に苦みを付けたり、増強する目的

5.酵素

使用目的:発酵食品に使用され最終食品中でも効果を発揮

6.光沢剤

使用目的:食品の保護や表面に光沢を与えるもの

7.香料・合成香料

使用目的:食品に香りを付けたり、増強する食品香料

8.酸味料

使用目的:食品に酸味を与えるリンゴ酸やクエン酸

9.調味料

使用目的:食品にうまみを与えたり調整するアミノ酸など

10.凝固剤、豆腐用凝固剤

使用目的:豆腐などを凝固させるもの

11.チューインガム軟化剤

使用目的:チューインガムが硬くならないようにするもの

12.乳化剤

使用目的:油と水を均一に混ぜ合わせるもの

13.pH調整剤

使用目的:食品を適切に調整するクエン酸や重層など

14.膨張剤

使用目的:パン、お菓子などに用いるふくらし粉

のようになります。

用途名や一括名以外の
殺菌量や日持ち向上剤なども

役割が表示されると分かりやすいのですが、

何の目的で使われている
食品添加物なのかを
見極めるのは非常に困難です。

一つの食品添加物でも
色々な役目をするものもあります。

例えば

ビタミンCは栄養強化の目的でも
使われますが、

酸化防止剤として使う事もあります。

また酸化防止(還元作用)とは
反対に酸化作用もあります。

パン生地や水産練り製品などでは、
酸化作用を利用して

品質改良目的で使われます。

この場合は、酸化防止が目的で
使用されているときには

用途名、酸化防止剤が表示されますが、
用途名が表示されていなくても、

栄養強化が目的で
使われたとは限らないのです。

他にも
ソルビット(ソルビトール)は、

調味効果だけでなく
品質保持の効果もあります。

一つの食品添加物で、
色々効果を持つものもあり、

添加物の分類は困難とも言えます。

何の目的で使われているかは
表示だけ見ても分からないのです。

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