クローン牛の流通などクローン食品の安全性や危険性の特徴

クローン牛の流通などクローン食品の安全性や危険性はどうか?
今回のテーマは、

クローン牛の流通などクローン食品
の安全性や危険性の特徴

について紹介します。

今世間をにぎわす
クローン食品ですがその安全性は
如何なものなのでしょうか?

クローンというのは、

「遺伝的に同じものを作り出す技術」

の事です。

クローン技術には
受精卵クローンと体細胞クローンがあります。

受精卵クローンは
受精卵から細胞を一つ取りだして

未受精卵子に挿入し
約7日間培養してから仮親牛の
子宮に移植します。

スポンサーリンク

1990年に受精卵クローン牛は
日本で初めて生まれています。

体細胞クローンは、
筋肉や皮膚の細胞を採取して、

それを未受精卵子に挿入して、
培養後仮親牛の子宮に移植します。

元になる細胞が
受精卵か体細胞の違いです。

1996年、体細胞クローン羊
「ドリー」がイギリスで生まれています。

その後世界各国で様々な
動物の研究開発がすすめられていますが、

日本では
牛だけでなく豚やヤギにも
クローンが生まれています。

クローン技術を使う目的は

牛の場合

「乳量が多く、飼料効率に優れた
生産能力の高い牛を多数生産、確保すること」

「肉質がよく、飼料効率に優れた
牛を多数生産、確保すること」です。

要するに、

「質の良い牛乳がたくさん出る乳牛」
「高級和牛になる肉牛」

を作りだしたいと言う事です。

体細胞クローン牛は、
1999年に農水省が関係研究機関に
「出荷を自粛するように」という通知を出しているので、

まだ市場には出回っていません。

一方で、受精卵クローン牛は
既に市場に出荷されています。

ただし1993年~2007年3月末で
312頭なので

商業ベースに乗っていると言う
数量ではありません。

どうして出荷実績のある受精卵クローンではなく、

体細胞クローンを使いたいかというと、
受精卵の場合は、

細胞分割された細胞を使うので
一つの受精卵から作りだすことができる
クローンが16~32頭と非常に少ないことと、

性別も未定で遺伝的能力も
母牛と父牛の℃の能力が引き継がれるか
よくわからないからです。

体細胞クローンの場合は
筋肉細胞や皮膚細胞を使うので

まったく同じ牛を作りだすことができます。

同じクローン技術を使うなら

不確定要素の高い受精卵より、
確実な体細胞を利用したい、

という事になるのです。

だから受精卵クローン牛は
商業化を要求する声はほとんど聞かれません。

●クローン食品の安全性

そんなクローン食品の
安全性は気になる所ですが、

米国は2008年1月にクローン食品の
安全宣言をしました。

日本でも厚生労働省は
2008年4月に

体細胞クローン技術を用いて
産出された牛および豚ならびに
それらの後代に由来する食品の安全性

について、食品安全委員会に
食品健康影響評価を依頼しました。

そして厚労省や農水省は
「安全性に問題はない」という立場をとっています。

「クローン牛は死産などの発生率が高い」
といった指摘はありますが、

いよいよ日本でも
クローン牛肉や牛乳の販売が
現実のものになってきました。

しかし安全宣言が出されて
クローン牛の販売が自由化されても、

実際に商業ベースに乗るかは
微妙な所です。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。