輸入食品の厚生労働省の検疫の検査の安全性や危険性の基準

輸入食品の厚生労働省の検疫の検査の安全性や危険性の基準
今回のテーマは、

輸入食品の厚生労働省の検疫の
検査の安全性や危険性の基準

について紹介します。

食品の安全性を考える上で、
輸入食品の検疫を知っておくのは大切です。

輸入食品は、
畜産物の伝染病(BSEなど)の検査を
農林水産省の動物検疫所が行っています。

畜産物の抗生物質や
農薬、添加物などの検査と、

その他の食品については
厚生労働省の輸入検疫所で検査しています。

厚労省の輸入検疫所では
毎年輸入届け出件数の10%前後を
検査しています。

検査方法としては

「モニタリング検査(切り取り検査)」
「命令検査」
「初回輸入時検査(自主検査)」

の3種類があります。

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厚労省が行うのが
モニタリング検査で、

命令検査と初回輸入時の検査は
事業者側が事業者の負担で実施します。

モニタリング検査では毎年3月、

今までの実態や海外での
状況などを考慮して年間計画が発表され、

その計画に基づいて
検査が実施されます。

そのモニタリング検査で
違反回数が複数回になると
命令検査に移行します。

その後一定期間に反がなければ、
命令検査も解除され
モニタリング検査に戻ります。

ただし、中国製冷凍餃子で
問題になったように、

輸入加工食品の
農薬検査はほとんど実施しないなど、
限られた検査項目になっています。

餃子事件以降、加工食品の
農薬検査も少しずつ実施していますが、

どちらかというと輸入業者の
自主的な検査に頼っているのが実情です。

●検疫検査をすり抜ける事もある

ただし検査をすると言っても、
例えばウナギのかば焼きは

2007年7月までは

「1200箱輸入されても
5箱しか梱包されず1箱当たり200gずつ採集し、
それを合わせた1kgを1検体として検査する」

だけでした。

ところがこの検査をすり抜けて
市場に出回った中国産ウナギのかば焼きから

群馬県で使用禁止抗菌剤が検出されました。

厚労省は、あわてて8月になって
検査数を増やす措置を取っていますが、

検査体制の不備を認めたようなものです。

2008年4月、輸入された米国産牛肉
700箱の内1箱に危険部位が混入していました。

その時の検査率は1~2%でした。

米国産牛肉だけは
農水省の動物検疫所で
一定の箱を開けて検査し、

さらに厚労省の検疫所でも
抽出検査を実施しています。

厚労省と農水省は早速
「米国産牛肉の輸入検査を強化する」
と発表しましたが、

それは検査率を1~2%から10%程度に
引き上げると言うものでした。

2007年6月まで全箱検査を
していたものが、

いつの間にか1%にまで下がっていたのです。

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