西洋のハーブ医学の発祥と歴史、古代ギリシャやローマの薬草

西洋のハーブ医学の発祥と歴史、古代ギリシャやローマの薬草
今回のテーマは、

西洋のハーブ医学の発祥と歴史、
古代ギリシャやローマの薬草

について紹介します。

現代ではヒポクラテスが
医学の父と呼ばれていますが、

中世の西洋、ヨーロッパでは、
何世紀もの間

ガレノスというハーバリストに
最高の栄誉が与えられていました。

人間の気質、体質は

血液、粘液、黒胆汁、黄胆汁、

という4つの体液で決まると言う説を唱え、

ハーブを

熱、冷、乾、湿

という基本的性質によって
体系化しました。

この理論はやがてアラブ世界に
伝えられ

7世紀ごろまでに
アビケンナをはじめとする
医学者たちの手で発展しました。

イスラム諸国やインドでは
今でも行われているウナニ医学は

今でもガレノスの理論が主体で
使われています。

「3等級の熱」
「2等級の冷」

といったガレノスのハーブ分類法は
18世紀まで用いられたと言います。

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●パピルスに書かれていたハーブ

紀元前1700年ごろ
エジプトのパピルスの文書を見ると

ニンニク、ジュニパーベリーなど
多くのハーブが

4000年前から医療に
用いられていたことが分かります。

ラムセス3世の時代には
眼病の薬とされていた麻は、

今でも緑内障の治療に
処方されることがあります。

また、夜泣きする子供を
落ち着かせるために

ケシのエキスが使われることがあるます。

●古代ギリシャとハーブの歴史

紀元前468年~377に活躍した
ヒポクラテスの時代には、

ヨーロッパのハーブ医学には、
既にアッシリアやインドの考えが
取り入れられ、

バジルやショウガなど
東洋のハーブも珍重されていました。

体液にもとずく精巧な医学理論も
既にできつつあり、

ヒポクラテスは
あらゆるハーブと食物を

熱/冷、乾/湿、という
基本的性質によって分類し、

そのバランスを保つ事、
十分に運動をする事、
そして新鮮な空気に触れる事

これこそが健康の秘訣だと唱えました。

ペダニオス・ディオスコリデスが

紀元60年ころに著した

「デ・マテリア・メディカ」は、

その後、1500年に渡って
医学の原典として尊ばれました。

ディオスコリデスは、
アントニウスとクレオパトラの
侍医だったとも、

ローマ帝国のネロ皇帝の時代に
軍医だったとも伝えられている人物です。

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