タイム・ハーブの薬効成分の特徴・使い方・薬草の効能など

今回のテーマは、

タイム・ハーブの薬効成分の
特徴・使い方・薬草の効能など

について紹介します。

タイム(タチジャコウソウ) 

<優れた抗菌作用で風邪などの感染を予防するハーブ>

タイムは高さ10~30cmほどの
常緑低木で、

夏に薄紫色の小さな花をつけ、
その名はギリシャ語の勇気(thymos)に
由来すると言われています。

キッチンハーブとしてよく知られ、
特に煮込み料理との相性がよく、

防腐剤がわりに保存食にも
用いられます。

学名:Thymus vulgaris

和名:タチジャコウソウ

分類:常緑低木

原産地:地中海沿岸

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タイム・ハーブの特徴

ガーデンタイム(T.vulgaris、タチジャコウソウ)は、
ワイルドタイム(T.serpyllum、ヨウシュイブキ)
から作られた栽培種です。

伝統的に月経異常の薬として
用いられたため、

ワイルドタイムは「タイムの母」
と呼ばれています。

著名なハーバリスト、プリニウスは
蛇の噛み傷、海産生物の毒、頭痛に
効果があると言っています。

ローマ時代には
このタイムのハーブを焼いた煙に
サソリを追い払う力があると信じられていました。

タイム・ハーブの効能

ハーブの中でも
トップクラスの抗菌作用があるタイムですが、

風邪やインフルエンザなどの
感染を予防したり、

口腔内を清潔に保ちたい
場合などに効果的です。

去たん作用や鎮けい作用もあるので、

のどの痛み、気管支炎や
ぜんそくの症状緩和にも有効です。

ハーブティーにして飲むのはもちろん、
浸剤でうがいをしたり、

マウスウォッシュにするのも良い方法です。

また血液の循環をよくする働きがあり、
体にも心にも活力を与えて
パワーアップさせます。

冷えや筋肉のこわばりからくる
肩こりなどには、

ハーバルバスなどを利用するのも良いでしょう。

タイム・ハーブの使い方、薬用にする部分と効能

・地上部

T.vulgaris(ガーデンタイム)

殺菌性の去痰薬です。

濃厚で黄色い痰がでる
根の深い胸部感染症に適しています。

胃腸薬としても、
胃の冷えやそれによる下痢に
温作用を発揮します。

夏、開花前から開花期にかけて
採集します。

茎の木質部分は捨てます。

・精油

T.vulgaris(ガーデンタイム)

抗菌、抗真菌作用が極めて強く、
免疫系を活性化します。

成分が濃厚なので、
呼吸器や消化器の病気によく効きます。

市販品は数種類ありますが、
どれも効能はほぼ同じです。

・地上部

T.serpyllum(ワイルドタイム)

葉と花の作用は、
ガーデンタイムとほぼ同じですが、

活性化作用がやや強く、
けいれんの予防に効果があります。

月経痛に服用する事も出来ます。

開花前から開花期にかけて採集します。

タイム・ハーブのデータ

・性質

辛味、やや苦味、温、乾

・成分

揮発成分、苦味物質、サポニン、
トリテルペン、フラボノイド、タンニン

・作用

殺菌性の去痰、抗けいれん、殺菌、
収斂、抗菌、利尿、鎮咳、抗生物質、
創傷治癒、外用では局所血行促進、

・注意事項

子宮を刺激するので、
妊娠中は薬理量のタイムや
タイムオイルを使用しないほうがいいでしょう。

タイムオイルは粘膜を刺激するので、
十分に薄めて使用する事

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