エルダー・ハーブの薬効成分の特徴・使い方・薬草の効能など

今回のテーマは、

エルダー・ハーブの薬効成分の
特徴・使い方・薬草の効能など

について紹介します。

エルダー(セイヨウニワトコ)

<体を温め冷えを緩和、風邪や花粉症にも効く万能ハーブ>

エルダーは、
高さ10mほどの落葉低木で、

夏の初めに薄いクリーム色をした
花を咲かせます。

この花はマスカットに似た
良い芳香を放ち、

デザートや料理の
香り付けにも使われれる他、

ヨーロッパでは
コーディアル(伝統的な自然飲料)
としても好まれます。

学名:Sambucus nigra

和名:西洋ニワトコ

分類:落葉低木

原産地:ヨーロッパ、西アジア

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エルダー・ハーブの特徴

このハーブには民間伝承があり、
「万能の薬箱」と呼ばれるほど
多くの病気の治療と予防に効果があります。

ガレノスの分類では
「熱・乾」性のハーブとされ、

カタル、粘液過多など寒・湿の
病気に用いられます。

17世紀には「粘液浄化薬」として好まれ、
鎮咳去痰薬として

また利尿薬、激烈な峻下薬として
用いられました。

18世紀にはエルダーフラワー・ウォーターが、
肌の美白とそばかすの除去に賞用されました。

エルダー・ハーブの効能

とても効能が豊富なハーブで

「万能の薬箱」、「インフルエンザの特効薬」
とも呼ばれます。

体を温める作用があるので
冷え性の人には特にお勧めです。

発汗作用、利尿作用もあるので、
血行を促進して体内の循環をよくし、

老廃物を排出するようサポートします。

またくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを
抑える働きもあり、

風邪のひき始めや花粉症にも有効です。

ハーブティーには花が使われますが、

果実、樹皮、根にも効能があります。

良い香りがする果実は
ビタミンA,Cを含み、

ワインやジャムなどに使われます。

エルダー・ハーブの使い方、薬用にする部分と効能

・花

抗カタル、発汗促進作用があるため、
発熱性の風邪やインフルエンザに
適しています。

花粉症の予防には、

花粉が多くなる季節の前に
服用して上気道を
丈夫にしておくと効果的です。

局所抗炎症作用を
持つためにスキンクリームに配合し、

しもやけにも用います。

初夏に採集します。

・果実

熟した果実はビタミンA,Cを
豊富に含んでいます。

冬に食べたれる
輸入果物などなかった時代には、

ワインやシロップにして
貯蔵しておき、

真冬に食べて風邪の予防にしました。

秋に採集します。

・樹皮

樹皮は温性で、
肝臓を活発にします。

昔は頑固な便秘や関節炎に
服用しましたが、

今ではほとんど使用されません。

エルダー・ハーブのデータ

・性質

花/果実:苦味、乾、冷、やや甘味、

樹皮:熱、苦味、乾、

・成分

揮発成分、フラボノイド、粘液物質、
タンニン、ビタミンA、C、シアニン、
配糖体、ビブルニン酸、アルカロイド、

・作用

花:去痰、抗カタル、循環刺激、発汗促進、
利尿、外用で抗炎症、

果実:発汗促進、利尿、緩下

樹皮:峻下、催吐(大用量の場合)、
利尿、外用では保水

・注意事項

乾燥や体液の減少によって
症状が悪化する場合、

エルダーはどの部分も
使用しないほうが良いでしょう。

樹皮は峻下作用が非常に強いので、
妊娠中に用いない方が良いでしょう

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