ローズ・ハーブの薬効成分の特徴・使い方・薬草の効能など

今回のテーマは、

ローズ・ハーブの薬効成分の
特徴・使い方・薬草の効能など

について紹介します。

ローズ(バラ)

<女性を健やかに、より美しくするハーブ>

ローズは高さ1~3mほどの落葉低木です。

「花の女王」と呼ばれ、
古代から健康に美容に、
そして観賞用としても利用されてきました。

クレオパトラがバラの
ハーバルバスに使ったのは有名な逸話です。

学名:Rosa damascena

和名:バラ

分類:落葉低木

原産地:北半球のほぼ全域

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ローズ・ハーブの特徴

バラは古来から、「肌と魂」によいと言われ、
薬用ハーブとして長い伝統を持っています。

ローマ時代にはドッグローズ(ローズヒップ)
(R.canina ヨーロッパノイバラ)という野バラが、

狂犬病にかっかった犬の咬み傷に
推奨されました。

薔薇は1930年代まで
正式な医薬品の一つに数えられ、

のどの痛みにアポテカリーズ・ローズ
(R.galloca)のチンキが処方されました。

現代でもバラのハーブとしての
評価は非常に高く、

アロマテラピーにも欠かせません。

アーユルヴェーダ医学では、
冷静の精神強壮ハーブと考えられています。

ローズ・ハーブの主な効能

クレオパトラが
利用したことからも分かるように

女性の美しさを輝かせるハーブです。

気品のある香りは心をリラックスさせます。

お肌に良い成分を豊富に含むので、
手作りコスメやフェイシャルスチームも
利用すると良いでしょう。

女性ホルモンを整える
働きがあるため、

更年期の症状にも役立つ他、
胃腸の不調や風邪など幅広く役立ちます。

ローズ・ハーブの使い方、薬用にする部分と効能

・ローズヒップ
R.canina (ヨーロッパノイバラ)

ローズヒップは重要なビタミンC源として、
今でも市販のお茶、シロップ、果汁飲料などに
配合されています。

バラの葉は、お茶の代用品として
飲まれた時代もありました。

秋に採集します。

・ローズヒップ
R.laevigata (金桜子 きんおうし)

中国では、金桜子という
ローズヒップを腎気の強壮薬として、

主に泌尿器の機能不全に処方します。

バラは一般に収斂作用があるので、
慢性の下痢にも服用します。

秋に採集します。

・精油
R.centifoloa(オウシュウバラ)

フランス産のローズオイルは
キャベジ・ローズと呼ばれる
オウシュウバラから作ります。

これはブルガリア産のローズオイルとは
かなり化学組成が異なり、

媚薬として定評があります。

・精油
R.damascena(ダマスク・ローズ)

ダマスク・ローズの花は
ほんの1~2週間しか開きません。

花びらを採集して水蒸気蒸留したものが、
本物のブルガリア産ローズオイルで、

女性用の香水の96%に
使用されています。

薬用としては重要な神経調和薬で、
抑うつ症や不安に用いられます。

また愛の乏しい生活を送っている人に
良いと言われています。

皮膚病の薬に配合したり、
胃腸症状に服用する事もあります。

・花
R.rugosa(マイカイ)

中国では、肝気の滞りを
なくす気血強壮薬として
玖瑰花(マイカイカ)を用います。

胃腸の不調にも用いられ、
月経不順にはマザーワート
(益母草やくもそう)と併用します。

開花中に採集します。

・花びら
R.gallica(アポテカリーズ・ローズ)

イギリスの薬局では1930年代まで
赤いバラの花びらが収録され、

穏やかな収斂薬として
また他の薬の味付けとして用いられました。

夏に採集します。

ローズ・ハーブのデータ

・性質

甘味、収斂、一般に平または微寒、

・成分

揮発成分、ビタミンC,B,E,K
タンニン、ローズオイルは約300種類の
化学成分を含有しますが、

100種類ほどしか決定されていません。

・作用

抑うつ、抗けいれん、催淫、収斂、
鎮静、消化刺激、胆汁分泌促進、
浄化、去痰、抗菌、抗ウィルス、殺菌、
腎強壮、補血、月経調整、抗炎症

・注意事項

本物のローズオイルは高価なので、
普通の市販品は別のオイルが混入されています。

薬用には最高品質の純良な
オイルを使用する事

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