フラックス・ハーブの薬効成分の特徴・使い方・薬草の効能など

今回のテーマは、

フラックス・ハーブの薬効成分
の特徴・使い方・薬草の効能など

について紹介します。

フラックス(アマ)

<種子から採れる亜麻仁油に有効成分のあるハーブ>

フラックスは
高さ30~120cmほどの一年草で、
青い花が咲きます。

茎からは耐久性に優れた繊維が採れ、
糸の原料として利用されます。

ビタミン、ミネラルともに
豊富な種子からは、

最近ヘルシーな食品として
人気が高まっている亜麻仁油が圧縮されます。

学名:Linum usitatissimum

和名:アマニ

分類:一年草

原産地:ヨーロッパ、アジア

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フラックス・ハーブの特徴

亜麻繊維の原料になる
L.usitatissimum(アマ)は、

少なくとも紀元前5000年から
栽培されているハーブです。

種子から取れる油は、
古くから薬効が知られ、

ギリシャのヒポクラテスは
粘膜の炎症を治すのに、
亜麻の油を勧めていたそうです。

8世紀のフランスの
シャルルマーニュ帝は、

富国強兵策として
国民は皆、亜麻の種子を食すべし
という法律を作ったと言う事です。

近縁種の

L.catharticum(マウンテンフラックス)は、
かつて代表的な下剤でしたが、

今ではあまり使われていません。

フラックス・ハーブの主な効能

メディカルハーブとして
主に種子をサプリメントで使用されます。

この種子を圧縮して作られる
亜麻仁油はアルファリノレン酸を豊富に含んでおり、

脂肪酸バランスの改善を目的に
摂取される場合があります。

血栓症の予防にも良いとされ、
生活習慣病予防の働きが期待できます。

また食物繊維も豊富なため
便秘の改善にも役立つ他、

このハーブの粘液質には
鎮痛作用があります。

ただし十分な水分と共に
利用するようにして下さい。

クラフトの材料としても活躍し、
この種子のひんやり感と適度な重量感は
アイピローとして利用できます。

フラックス・ハーブの使い方、薬用にする部分と効能

・亜麻仁

L.usitatissimum(アマ)

熟した種子を亜麻仁と呼び、
緩和性の去痰薬、膨潤作用による緩下薬、

用途の広いパップ剤として
用いられます。

また胃炎やのどの痛みを和らげます。

亜麻仁油には

プロスタグランジンという重要な
ホルモン用物質を作るために

シスリノール酸と
アルファリノレイン酸が含まれています。

熟してから採集します。

・全草

L.catharticum(マウンテンフラックス)

センナの代用に用いられた
強力な下剤ハーブです。

民間療法ではお茶として
リウマチや肝臓病に用いられましたが、

主に強力な緩下作用によって、
体内の毒素を取り除くことが狙いでした。

開花期に採集します。

フラックス・ハーブのデータ

・性質

湿、温、甘味、種子は乾、

・成分

粘液性物質、シアノゲン配糖体、
苦味成分、

種子はシスリノール酸、アルファリノレイン酸、
ビタミンA、B、D、E、ミネラル、アミノ酸を含む

・作用

L.usitatissimum(アマ)

粘膜刺激緩和、鎮静、鎮咳、殺菌、
抗炎症、緩下

L.catharticum(マウンテンフラックス)

緩下、抗リウマチ、利尿

・注意事項

亜麻仁油は、すぐに変質するので、
なるべく使用のつど新しいものを
用意しましょう。

油絵用の亜麻仁油は服用してはいけません。

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