集団セラピーの心理学理論、個人とグループのセラピーの違い

集団セラピーの心理学理論、個人とグループのセラピーの違い
今回のテーマは、

集団セラピーの心理学理論、
個人とグループのセラピーの違い

について紹介します。

多人数のグループを一度に
相手にして行う集団セラピーのメリットは、

まずその経済性が挙げられます。

一対一でおこなうよりも、
まとめて大勢を相手にした方が経済的です。

また同じ悩みを抱えた人々が集まることで、

「悩んでいるのは自分だけではなかった」

という事が分かり、

それだけでも劇的に症状が
改善される場合が多くあります。

さらに個人セラピーで、

「自分の対人関係のパターンを変えたい」

と思うようになったときに、
それを実践する格好の場所ともなります。

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例えば
内気な人が個人療法によって、

「もっと自分から積極的に声をかけてみよう」

という気持ちになっても、
現実世界でいきなり試みるのは
リスクが大きすぎます。

ところが、利害が絡む現実の
人間関係とは切り離された
セラピーの場では、

上手く行かなくても実害を被る事はありません。

また集団セラピーの場合は、
個人の思考錯誤には

「新しい魅力が見えた」
「とてもわかりやすかった」

といったポジティブなフィードバックを
行う事が原則とされます。

どんなにたどたどしくても
よかった所を見つけて励ましてくれると言う訳です。

●グループの結束がセラピーの効果をあげる

集団セラピーで共通の問題に
取り組んでいるうちにメンバーの素顔が
見えてくると、

次第に仲間意識や一体感が生まれ、

「一緒に頑張ろう」という気持ちになっていきます。

これをグループの凝集性といい、
他のメンバーからサポートを得られるようになると、

個人セラピーにはない効果を
生じさせることもあります。

特にセラピーの目的の濃いグループに関しては、
個人セラピーと同等の効果があると言う
数多くの研究が出ています。

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