河野良和の感情モニタリング:感情を見つめる事で冷静に対処

河野良和の感情モニタリング:感情を見つめる事で冷静に対処
今回のテーマは、

河野良和の感情モニタリング:
感情を見つめる事で冷静に対処

について紹介します。

感情モニタリングは、
日本の心理学者、河野良和さんが開発した

クライアントが感情的に振り回されず、

冷静に対処できるようになることを
目的とした心理セラピーです。

何かに否定的な感情を抱いた時、

例えば、
テレビのコメンテーターの
発言を聞いて怒りを感じた時など、

自分の内面を観察して見ます。

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このとき

「この程度の事で腹を立てるなんて、
自分はなんて短気な人間だ、、」

と思ったとしても、
その不快な感情を変えようとしません。

無理に感情をコントロールしようとしても
葛藤状態に陥るだけだからです。

ただ

「こういう感情を抱いている
自分自身を自分がどう感じるか」

という事をチェックできれば
それで感情モニタリングではいいのです。

このようなチェックを習慣的に
やっているうちに、

自分の感情に振り回されず
精神的に安定するようになります。

また、

「こんな自分は嫌だ」

というような自己否定的な感情も減り、

さらには新しい体験を
積極的に楽しむことができるようになるのです。

●日本人の心の変化が生んだセラピー

感情モニタリングの開発者の
河野良和(1924~)は

日本で最も早く
個人のカウンセリングルームを開いた
心理学者です。

彼は1970年代ごろから
古典的な自律訓練法では
解決できない問題が増えてきたのは、

日本人の性格が変化したのが
原因だと考えました。

それまでのクライアントは、

基本的に過剰な緊張を
抱えている人だったため

緊張緩和に結び付く
自律訓練法が効果的でしたが、

時代の変化とともに
クライアントさんの心の問題が
「挫折への脆さ」が原因となっているため

従来の自律訓練法では
治療効果が上げられなくなったと言う訳です。

そして河野さんは自律くれん方をベースに
日本人にマッチするような工夫を加え、

感情モニタリングという
アプローチを提案したのです。

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