統合失調を治癒したセシュエーの象徴的実現:健全な自己愛

統合失調を治癒したセシュエーの象徴的実現:健全な自己愛
今回のテーマは、

統合失調を治癒したセシュエーの
象徴的実現:健全な自己愛

について紹介します。

スイスの臨床心理学者である、

マルグリート・セシュエーさん、

が精神分析や発達心理学を取り入れて
編み出したセラピー手法が、

象徴的実現

です。

セシュエーは両親から虐待されて育った、
18歳の統合失調症の少女を

この象徴的実現セラピーで治癒させました。

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彼女は自身の著書の中で、
その少女の事をルネと言う仮名で紹介しています。

あるとき、このルネ少女は、

農場のリンゴを無断で食べようとして
農家の人に怒られ、山に逃げ込み、
何時間もさまよいました。

これを聞いたセシュエーは

母親から十分なミルクを与えられなかった、、

など、口唇期の欲求が満たされていなかったため、

木(母親の象徴)から
リンゴ(母乳の象徴)を

取ろうとしたと解釈します。

そしてセラピー中、セシュエーは

ママがお乳を与えますよ

…と言いながら、ルネにリンゴを
食べさせました。

また、健全な自己愛を育ませるために
人間に食べ物を与えることを
ルネにも見せたそうです。

やがてルネは、

「イギリス首相の金貨がたくさん入った壷をプレゼントされる」

と言う夢を見ます。

これをセシュエーは、「肛門期」の
幼児願望が達成されたとして解釈し、

大喜びしました。

フロイトは大便の象徴として
お金が良く用いられるとしています。

そしてルネは男根期も経過します。

これを香水をセシュエーに振りかける
という形で表現されますが、

すぐに化粧に興味を示したそうです。

せおしてセシュエーのルネに対する
約七年に及ぶセラピーの結果、

ルネはほぼ回復し、

大学で植物学の研究を行い、
奨学金を獲得するまでに回復したそうです。

ちなみに、

フロイトによる性エネルギーの分類は
5段階に分けられます。

この性的発展段階をどう過ごすかによって、
性格が決まるとされています。

①口唇期

授乳体験を通して性格が形成
生後18カ月くらいまで

②肛門期

トイレの躾を通してセルフコントロールを
覚える。三歳くらいまで

③男根期

男児はペニスがあることを誇り、
女児はそれがないことに劣等感を持ちます。

④潜伏期

社会性を身に付ける時期、本能を抑え
それを適切な形で発散することを覚えます。
14歳くらいまで

⑤性器期

男根期までの部分的な欲動が
統合されて行く。14歳以降

この格発達段階における性欲が
適切な形で満たされない場合、

性器期に入った時、異性と
うまく交流できなくなると考えられます。

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