情動や感情をコントロールする大脳辺縁系の役割や働きの特徴

情動や感情をコントロールする大脳辺縁系の役割や働きの特徴
今回のテーマは、

情動や感情をコントロールする
大脳辺縁系の役割や働きの特徴

について紹介します。

前回から生化学物質レベルから我々の
メンタルのシステムを紹介していますが、

我々の脳の大脳辺縁系という部分は、
「情動」や「感情」をコントロールする部分です。

神経系で伝達される信号には
随意的なものと反射的なものにも分かれます。

例えば、

前方に友人がいて彼に手を振るとします。

するとその手を振った行為は、
あなたが意図して行った意義のある故意の動作です。

これは随意的な信号です。

でも、たとえば、
もしあなたがなにか熱いものに触ったとします。

そうすると、脳の知覚部分で、
痛みがインプットされる前に、

「熱い!!」

と手をはねのけますね。

これは反射的な信号ですが、

反射的動作と言うのは、
中枢神経の中でも別の部分で起こるものなのです。

この中枢神経が我々の感情の源の部分です。

私たちの脳の中心部、

脊髄の一番上に
Y字形の腺が集まっています。

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大脳辺縁系の役割や働きの特徴

これが

「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」

と呼ばれる中枢作用を司る部位です。

ここが人間の感情の源にあり、

ここの部分の名前はこれからも
紹介することがあると思うので
ぜひ記憶しておいて下さい。

たとえば、

あなたがエネルギーに満ち溢れているとき

大脳辺縁系にはいつもより多くの
ノルエピネフリンが分泌されています。

これは例えば、

瞳孔が開く
(目が敏感になる結果、より周りの状況が見える)

脈拍が早くなる
(より多くの血液を筋肉に運ぶ結果、
反応に対する多くのエネルギーを出せる)

といった、迅速な身体的変化をもたらすのです。

メンタルをコントロールする
心理状態を向上させる時も、

行動する時の心の状態も、

身体的能力のほとんども、

体内の大脳辺縁系の神経伝達物質の
バランスによって全てが決まるのです。

情動や感情コントロールの鍵はここが握っています。

情動や感情をから影響を及ぼす大脳辺縁系

また、
大脳辺縁系情動の役割や働きの特徴は
感情をコントロールする一方で

中枢神経のスイッチボードのような働きもします。

身体の他の部分からのメッセージは、
大脳辺縁系を通じて伝わります。

そして、脳が反応する時、
衝動は再び大脳辺縁系を通じて
身体に伝わって行くのです。

例えば、今からあなたは

「手を上げて耳を掻く」

と意識的に決めるとします。

その意識決定は、脳の前頭葉でなされます。

衝動は、大脳辺縁系を通じて
ほとんどの筋肉の動きをコントロールする
脳の後ろ側の小脳に伝わります。

そして、小脳が衝動を再び
大脳辺縁系を通じて手の神経に送ります。

「そして手が耳に届いたよ~
もう安心して良いですよ。」

と言うようなあなたの手の信号は
また大脳辺縁系を通って伝わるのです。

つまり、

大脳辺縁系内でのあなたの心理状態と
生化学物質とのバランスは、

単に同じ現象を見る2つの方法に過ぎないのです。

感情を操る生化学物質は、

知覚や思考そして行動

その両者の伝達に影響を及ぼすのです。

大脳辺縁系の働きを上手くコントロールすれば

大脳辺縁系における
感情の生化学物質の作用が、

「思考」にも「行動」にも伝達する、

その関係の例を紹介します。

たとえば、あなたがリラックスしているとき、

手をぐらぐらにしなくても
そのままにしておくことができますね。

しかしもし緊張していると、

どれだけ手をしっかりさせておきたくても
震えてしまいます。

そして、

「意識して手の震えを止めたい、、」

そう思う程、手はますます震えますよね。

どれだけ思考で止めようとしても
なかなか難しい訳です。

だからこそ、

手の震えを止める唯一の方法は

リラックスする事。

という言う事はつまり

あなたの心理状態を変える事

という事です。

感情状態をコントロールすれば、
行動や身体の状態も変わる訳です。

これが中枢神経システムの生化学物質を変え、
緊張した手の筋肉をリラックスできる仕組みです。

あなたの心理状態は、

あなたの手を震わせるかそのままにしておくか、

と言った単純な動作ができるか
どうかすら左右します。

じゃあ、もっと複雑な、

話すとか、書くとか、調べるとか、

なにか行動を推し進めるときに必要な
筋肉と心の繊細なバランスを考えてみましょう。

あなたの心理状態は、

何かをする際の重要な影響を与えますね。

だからこそ、素晴らしい成果を出したいときに

心理状況をコントロールすることは
極めて大事なのです。

今回紹介した、情動や感情を
コントロールする大脳辺縁系の
役割や働きの特徴もしっかり踏まえた上で、

そんな心理状況をコントロールする
全ての方法を紹介して行きます。

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