集団を作り住み着く腸内細菌、腸内フローラの発見と研究、分類


私たち人類は共生し、協力し
集団で群れを作る生き物ですが、

グループを作って縄張りを作り
助け合って生きるのは、

生物の特徴でもあります。

ミクロの世界でも同じです。

微生物の発見、研究というのは、

それまで一つ一つの腸内細菌の
働きに着目する事が中心で、

腸内細菌を集団として
包括的に捉えるという発想は
なかなかありませんでした。

目に見えないものの発見は
人類に驚きだったわけです。

木を見て森を見ず状態です。

しかし現在では、

たくさんの種類の菌が
共生し一つのコロニー、生態系を
作っている事が分かっています。

こうした菌の集団を

腸内フローラ(腸内菌叢)

と呼ぶわけですが、

この腸内フローラの発見、
研究が本格化したのは、
1950年代に入ってからです。

体内で陣地を作る微生物

東ドイツの細菌学者
ヘーネルさんや、

理化学研究所の光岡教授
などグループが中心になり、

人の大人の腸内でも
ビフィズス菌が優位に働いている事、

動物の腸内には、
大腸菌以外の様々な嫌気性菌が
働いている事が発表され、

腸内フローラの実態が
明らかになっていったのです。

私たちの腸内では細菌たちが
集団を作り住み着いています。

まるでここは日本、ここはアメリカ、
と境界を作る人間のように、

それぞれ縄張りがあるようです。

見えない世界が人間に影響する

この分野の発見、研究、分類など

学問的な発展はそれ以降は
30年以上腸内菌の研究は進み、

1980年代には腸内細菌学
と呼ばれる体型も整います。

こうした学問体系をベースに、

私たちが耳にするような、

善玉菌や悪玉菌の働き、
日和見菌という存在、

腸内環境を整える事が、

健康状態を改善させたり
美容を向上させるなど、

語られるようになったのです。

健康状態も住み着く菌次第…

この事実はそれほど浸透している
とは言えないかもしれませんが、

まぎれも無い事実なのです。

まずは簡単な分類から

そうです。

私たちの腸の内部には、

数多くの菌が集団で住んでおり、
共生している事が解明されたのです。

その種類がたくさんある…

とはいえその働きや性質によって
いくつかのグループに分類できますが、

学問上の分類については
このサイトでも今後紹介しますが、

私たちがまず把握しておくべきなのは、

「善玉菌」「悪玉菌」
そしてどっちともつかない
「日和見菌」という分類でしょう。

こうした腸内細菌の状況は、

生まれつき、環境、年齢、地域、

など様々な要因で変わってくるのが、
興味深いポイントでもありますし、

いつまでも健康でいるための
鍵を握るわけです。

一緒にこの世界を学んでいきましょう。

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