表皮ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌と皮膚の傷口と化膿の影響


そうです。

私たちの腸内だけでなく、
皮膚も菌まみれなのです。

ニキビの原因になるアクネ菌、
水虫やヘルペスの原因になるカビ

など存在しているわけですが、

彼らは悪さをする悪玉菌
というわけではないのです。

中でも皮膚の常在菌の大丈、
表皮ブドウ球菌というのは、
イメージが悪い菌です。

しかし、実際はどうなのでしょう。

そもそもブドウ球菌というのは
どういった細菌なのでしょう。

名前に「ぶどう」と
付いていますが、

性質や成り立ちがブドウと
関係するわけではありません。

ブドウを発酵させたワインとも
関係のあまりない菌です。

果物のぶどうに付着する
菌というわけではないです。

菌体そのものは球菌の仲間で
顕微鏡で見ると球形をしています。

球形の菌は他にもあり、

多くの場合、単体の丸い球が
いくつも繋がり、いろいろな形を
形成しているのです。

例えば、

肺炎球菌などは培養した
集落(コロニー)から菌の塊
をとって観察すると、

鎖のようにつながった菌体や、

バラバラになったイクラ
のような菌体が見られるそうです。

皮膚に問題を起こす菌

ブドウ球菌の場合は、

いくつかの球菌が塊になり、

その姿がブドウの房のように
見えることから、

以前までブドウ状球菌と
呼ばれるようになり、

その「状」がなくなり、
ブドウ球菌と呼ばれるのです。

そして、出血が原因で
起きる様々な疾病に関しては、

中耳炎や結膜炎、ショック症状、
化膿性炎症、感染症など、

「黄色ブドウ球菌」が問題、

と医学界では一般的に認識されています。

皮膚に刺し傷、切り傷、
引っかき傷などができて、

そのまま放置すると
化膿することがあります。

この可能して黄色くなるのは
皮膚内部から滲み出てきた体液を
餌に黄色ブドウ球菌が増殖したからです。

そのまま放置すれば皮膚内部まで
黄色ブドウ球菌の増殖は進みます。

傷口が黄色くなるのはなぜ?

ちょっとした傷でも、
消毒せず清潔にしなければ、
熱が出たりして問題になりますが、

黄色く変色するのははこの菌の作用です。

黄色ブドウ球菌は、
表皮ブドウ球菌と違い、
いわゆる化膿菌なのです。

つまり体のどこかに傷を負って
皮膚に化膿したところがあれば、

そこに黄色ブドウ球菌が
存在したということになります。

ここで再認識しておきたいのは、

人によって、時によって、状況によって、

TPOによって、

常在菌の種類や量は異なる
ということです。

つまり同じ菌であっても

ある人にはたくさん「常在」
する菌が、

別の人にとっては
全く縁のない菌であったり、

一過性の菌であったりします。

これが細菌の面白い部分ですが、

治療や健康法に違いが出たり、
厄介になる部分が出るポイントです。

一概に「こう」と決めるのが
非常に難しいのです。

ですから病院医学では、
消毒、抗生物質などで対応します。

それで効果が出る人とでない
人がいるのは当然なのです。

菌とはバランスの良い付き合いを

さて、

黄色ブドウ球菌の場合ですが、

全ての人の皮膚にいるわけではありません。

でも、
中には黄色ブドウ球菌が
付着していない人もいます。

しかし、

黄色ブドウ球菌がいる
からといってすぐさま問題が
起きるわけではありません。

ひっそり静かに暮らしている
場合が多いのです。

黄色ブドウ球菌は面倒な
ことも起こしますが、

これもバランスの問題で、
増殖しすぎなければ問題はない、

どころか人体を守る
役割も担っていたりします。

つまり・・・全ての菌に言えるのが

バランスの良い付き合いが
大切ということです。

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