人の皮膚の表面に住む常在菌、お肌の調子を左右する菌、微生物


私たちの健康的な生活は、

実は目に見えない微生物が
握っているのです。

これまで見てきたように、

人間は常在菌と共存共栄関係
にあるにも関わらず、

日本の現状では、

常在菌はあまり意識されていません。

そればかりか、敵視してしまいます。

ひとくくりに

「菌なんて汚らわしい」

と言われ、抗菌、無菌グッズが
流行したりします。

菌=悪者、で排除すべき対象と
認識されています。

しかし滅多なことで、

人間と菌は縁を切れません。

それどころか有益菌というのは
文字通り人体に有益な作用をする微生物です。

これを排除するのではなく、
取り入れて共存するのが、

真に賢い人の美容、健康法なのです。

これまで腸内常在菌という
内側の目に見えない部分に
スポットを当ててきましたが、

目に見える部分、

皮膚上にも菌はたくさん住んでいます。

菌をすべて洗い流したい?

皮膚に菌がたくさん住んでいる…

と聞くと現代人の多くは、

「腸内は仕方ないとしても、

皮膚に菌がたくさんいるのは
どうも気持ち悪いです。

手洗い、顔を洗い、を徹底して、

毎日お風呂に入って、石鹸で
ゴシゴシ洗わないと」

と思う人もいるでしょう。

確かに、

お風呂から上がった時に、
皮膚に菌は随分減りますが、

それでもしばらくすれば
体は元どおり菌で覆われます。

あなたの

手、足、お腹、そして顔も
すっかり菌だらけになるのです。

そして実はそれが、

私たちのお肌の調子を
左右する菌、微生物なのです。

その数皮膚全体で1兆個と言われます。

腸内と同様に、

常在菌の種類や数、量は、
人によって異なります

また同じ人であっても、

菌株や菌量には変化があります。

その変化が「お肌の調子」を
左右しているということです。

質も量もバランスも、良い菌で
埋め尽くさないといけません。

表皮ブドウ球菌とは?

菌を減らすのではなく、

良い菌を増やすべきなのです。

あなたのお肌の皮膚が
しっとりツヤツヤしているならば、

表皮ブドウ球菌という
常在菌がとても元気に
暮らしているという証拠です。

暮らしている、、

ということはつまり、

私たちが地球上で暮らすのも、

何かを食べて、仕事をして、
いらなくなったものを出す

ということを繰り返しますが、

微生物にとっても、

必要なものを取り入れ、
不要なものを出す、

ということですが、

この場合は、

皮脂や汗の成分を取り入れ、
酸を出すということです。

腸内常在菌と同じく、

微生物が出したものを
産生物質と呼びますが、

平たく言えば、

表皮ブドウ球菌は、

皮脂や汗を「餌」にして、
酸性の「おしっこやうんち」をして、

皮膚の上で暮らしているのです。

皮膚の調子が悪いのはなぜ?

このおしっこやウンチが
皮膚上にあって、

それがさらに汗や皮脂と
混ざるから皮膚はしっとりするのです。

菌と聞くだけでも気持ち悪いのに、

その上、

「おしっことウンチ
なんて、耐えられないと、」

潔癖気味な現代人は思うでしょう。

それで躍起になって

体を洗い、抗菌パウダーを
体中に振りかけたとします。

すると、、

逆に肌の調子は悪くなります。

あなたの皮膚は、

カサカサになり、かゆみが出て、
ボロボロになるのです。

あるいは、部分的に
異常に脂っぽくなり、

ブツブツができたり、
じくじくし始めたりします。

つまり、その状態は、

表皮ブドウ球菌とは違う
種類の菌が増殖し始めた、、

という証拠なのです。

これまでの菌の生態
微生物のメカニズムを知れば、

よーく理解できるようになるでしょう。

腸内でも皮膚であっても、

菌のバランスなしに
健康は成り立ちません。

これからじっくり

人の皮膚、お肌の調子と
菌、微生物の関係について、

詳しく見ていきましょう。

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