細菌や微生物とバリアとしての免疫系システム、腸内常在菌

細菌や微生物とバリアとしての免疫系システム、腸内常在菌
さて、私たち人間と微生物は、
共生をしているわけですが、

腸内でコロニーを作り、

フローラ(お花畑)を作る
性質があるのですが、

この内面のフローラの美しさと
外面伸びようとも密接に関係します。

このサイトでは免疫システムについて
詳しくテーマで解説しましたが、

微生物という観点から
見ると新しい発見もあります。

ここで簡単に免疫について
復習しておきましょう。

字面だけを追えば、

「免疫」の「疫」は病気、
「免」は免れるという意味ですから、

まさしく病気から逃れる
ためのシステムという意味です。

こんな素晴らしいシステムが
体内に備わっているからこそ、

私たちは日々元気に活動できるのですが、

最近の西洋医学の常識に
犯された私たちは、

免疫系の健全さを保つことを
つい軽視してしまいます。

私たちの体を守る仕組み

そして微生物と免疫は
深い関わりを持っているのですが、

病気というのは、

体内に病原菌やウイルスなど
外部から異物が侵入してきたり、

内側にがん細胞などの
異物が発生することが引き金となります。

体はその異物を排除する
働きが備わっているのであり、

その働きのことを

「免疫系」「免疫力」などと
呼んだりするのです。

そしてご存知の通り、

「免疫」という特別な器官、臓器が
存在するわけではありません。

体の臓器たちが連動して
働く一連のシステムこそ免疫であり、

骨髄、胸腺、脾臓、リンパ節、
扁桃、血管、皮膚、腸管など、

各器官や組織が協力しあって
構成された免疫系による働きです。

中でも腸内常在菌の微生物の
バランスというのは重要な鍵を握ります。

菌が目に見えないことは幸運?

このテーマで何度も言っているように、

除菌スプレーをちょっと
使ったくらいで、

身の回りから細菌類を
除去することなど不可能です。

私たちが普段呼吸している空気や
食べている食べ物、

歩いている地面には、
無数の菌やウイルスなど
うようよしているのです。

目に見えないことが功を奏し、

のんびりと構えてられますが、

もし見えるとすれば、、
悶絶しかねない有様でしょう。

もちろん全てが体に
悪影響を与えるわけではありませんが、

必ず一定数の細菌は体に侵入してきます。

そして中には悪性の病原菌や
ウイルスも多々あるのです。

そんな敵だらけの真っ只中で、

私たちが生きていけるのも、
免疫系システムのおかげなのです。

まさにバリアのような
ありがたい存在なのです。

固くプロテクトされた人体の仕組み

外界の敵から身を守る
第一のバリアとしては、

人の体を包む皮膚と、
消化器官内の殺菌作用のある
唾液や胃酸が挙げられます。

このバリアはかなり強力で、

空気に触れたり、食べ物に
ついて入って来る病原菌の多くを
死滅させる働きがあります。

しかし、敵の中には、

このバリアを突破して侵入し、
攻撃して来るしぶとい奴もいます。

こうした体内に侵入した
病原菌やウイルスに対する

第二のバリアが免疫系です。

病原菌やウイルスは「抗原」
と呼ばれ、

この抗原に対して
二段階の免疫があります。

第一段階が「自然免疫」

異物侵入やがん細胞の発生自体
別に珍しいものではありません。

それに対して、主に白血球の
中に存在する各種タンパク質
(リゾチーム、インターフェロン)

マクロファージ、NK細胞
などが攻撃を仕掛けます。

NK細胞は、がん細胞を死滅
させる働きのあるものとして、

最近ではテレビや新聞などでも
耳にすることも多くなってきました。

免疫力を無視しない生き方

ところがこうした自然免疫が
突破されてしまうと、

適応免疫(獲得免疫)の段階になります。

様々な抗原に対してぴったりと
結合できる抗体を作って
抗原の攻撃を抑えたり、

キラーT細胞がウイルスの入り込んだ
細胞ごと死滅させたりという

高度なテクニックによる
戦いが繰り広げられるのです。

こうした免疫系システム
の力が低下したり、

免疫に異常が生じたりすると
病気を引き起こすのです。

つまり、

外敵である細菌やウイルス

に注目する人が多いですが、

本当の問題は内側の
免疫システムの健全さなのです。

西洋医学は外敵に注目するのに対し、

自然療法の世界では、
こうした免疫の仕組みを大切にする。

このサイトのテーマでもありますが、

そこに微生物、腸内常在菌が
どう関わって来るか。

これを理解すればするほど
身を守る手段はより強固になります。

そして昨今こうした不具合が
大きな問題になっているのが、

アレルギーです。

次回さらに、免疫と常在菌、
アレルギーとの関係について、

深く見ていくことにしましょう。

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