田舎と都会の空気の違いは菌の量、綺麗な空気を吸う=菌が豊富


今回のテーマは、

田舎と都会の空気の違いは菌の
量、綺麗な空気を吸う=菌が豊富

について紹介します。

綺麗な空気の吸える
清潔な空間で暮らしたい、

美容、健康、長寿を求める人の
大きな願いの一つでしょう。

しかしその願いを叶えるため、

都会では基本的に、

空気清浄機や殺菌抗菌処理が
行われるのが普通です。

ここに大きな誤解があるのです。

前に紹介した、

明治期に作られた「衛生唱歌」
にこんな歌詞があります。

「いとまある日は野辺にいで
清き空気を十分に

吸ふは滋養の食物を
食ふに劣らぬものぞかし」

このくだりは、

現代にも通じる、特に子供達に
しっかり実行してもらいたい、
健康法の一つと言えるでしょう。

田舎と都会の空気の違い

現代の日本では、

栄養は豊富で「滋養の食物」は
溢れているわけですが、

なぜかアレルギーやアトピー
に悩まされることがあったり、

病気がちの子供達が増えています。

化学物質など複雑な
要因が絡むようですが、

その要因の一つでは、

先ほどの歌詞にあるような

「野辺にいで清き空気を十分に」

の部分が不足しているのでは
ないでしょうか。

この意見にあまり反論はないと思います。

病気の療養のため、

転地療法をして、都会から田舎に行き、

清き空気、静かな環境、良い景色で
のんびりすれば良くなる、

誰もがうなずくことでしょう。

が、しかしです。

そこで大きな勘違いをしているのが、

「綺麗な空気」

というのは実は「菌の量が豊富」な
菌だらけの空気が大切なのです。

綺麗な空気を吸う=菌が豊富

現代人の多くが、

菌のいない、あるいは少ない
綺麗な空気を吸いに田舎に行く、

と考えてしまっていますが、

実はこれは逆なのです。

野辺、すなわち自然の土の中には、

たくさんの種類の菌が
バランスよく存在しています。

土は風に乗って舞い上がり、
菌も一緒に舞い上がり、

空気中に漂います。

その空気を吸うことで
人は健康になれるのです。

これが本来の自然の空気なのです。

ところが、都会のアスファルトで
土が覆われ、人間の多い場所では、

菌の種類が圧倒的に少なくなります。

その代わりに限られた
菌の数と量は増えてしまいます。

こうしたアンバランスな
空気こそが都会の空気なのです。

つまり、

菌=不潔で汚いもの

という観点から考えれば、

田舎の空気は汚い、都会の空気は綺麗、

となります。

しかし、微生物に対する誤解を
我々は解かないといけません。

森林、土の菌が綺麗な空気を作る

自然界にいる色々な菌を
少しずつバランスよく取り入れることで、

人間の腸の菌の量も種類も、
増えて行きます。

そして免疫ができて行くのです。

こうして強固な免疫を作っておけば、

ちょっと変なものが侵入しても
体は自然にそれを追い出せます。

つまりアレルギーやアトピーにも
強い体質ができるということ、

つまり、腸に菌がたくさんいて、
土と同じようにたような菌がいる状態が、

体の自然な状態なのです。

もちろんだからと言って、
住環境を簡単には変えられません。

今都会に住んでいて、
綺麗な空気を吸いたい場合、

空気清浄機や殺菌、除菌で
環境を清潔にすることよりむしろ、

週に一度でいいから、

「野辺にいで」豊富な菌を
空気を通じて吸うべきなのです。

そうでなければ人間の体は
どんどん弱くなってしまいます。

特に子供は、

週に一度が無理であっても、

夏休みは土のあるところで
思いっきり遊ぶべきでしょう。

菌の種類と量が豊富な森林浴の勧め

森林浴の健康効果も実証されていますが、

森林浴というのは、

樹木の出すフィトンチッドに加え、
空気から菌を取り入れるからこそ、
人間が元気になるのです。

だから最近の子育て流の

「汚いから土いじりはダメ」

というのは大きな間違いなのです。

泥んこになって遊ぶ方が、
強い免疫力が育つのです。

もちろん土の汚れをそのまま
放置しなくても良いです。

汚れたら水で洗い流せば良いのです。

怪我をした場合も清潔に
患部を保つのは大切です。

しかし、

「土=菌がたっぷり=汚い」

という頭の中の方程式を変える
必要はあります。

初めから土に触らせず、
美濃マライに殺菌剤を撒き散らし、
抗菌グッズで固めて、

無菌を目指すような過度の綺麗好きは、

どんどん自分自身を不自然に追い込み、
体を弱くしているのです。

田舎と都会の空気の違いを理解しよう

人間の生活も自然の一部、

自然の流れに添わなければ、
健康に問題も出てしまうのです。

田舎と都会の空気の違いは
菌の量なのです。

綺麗な空気を吸う=菌が豊富

という意味なのです。

発酵食品の菌ブームで

「腸の中のビフィズス菌を取るため
ヨーグルトを食べておけば大丈夫」

というような単純なことではないのです。

いくらヨーグルトを食べても、
空気中の菌を誤解していてはいけません。

清潔、衛生は大事です。

もちろん害をもたらす菌からは
身を守らなければいけません。

しかしむやみに無菌を目指しても、

そもそも非現実なことです。

人間は菌をなくしては生きていけません。

こうした取り組みは空気中の
菌のバランスを崩してしまうのです。

何事も行き過ぎは良くありません

菌を全滅させるのでなく、
菌を持って菌を制する仕組みもあるのです。

そしてこうした菌との共生が
うまく行く状態こそ、

命を守るという本来の意味ですし、

そのための衛生という概念なのです。

そしてその先に健康があり美容があります。

一緒に微生物を学んで行きましょう。

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