麹菌の酵素の胃腸での消化機能、麹の成分の健康へのメリット

麹菌の酵素の胃腸での消化機能、麹の成分の健康へのメリット
今回のテーマは、

麹菌の酵素の胃腸での消化機能、
麹の成分の健康へのメリット

について紹介します。

前回紹介したように、

日本の風土にぴったり合った、

食文化と微生物の共存、

それは麹なしには語れない
日本を代表する発酵技術な訳ですが、

そのメリットとして、

やはりその健康への作用は、
見逃せないポイントです。

伝統的に日本人はこうした
麹の効果、効能を

肌で感じてきたのでしょう。

それが最近の研究でも
次々と実証されつつあります。

全国各地の大学の医療機関や
食品研究機関では、

昭和50年ごろから
その解明の研究に着手し始め、

これまで知られていなかった

様々な新しい事実が
明らかになってきたのです。

麹の成分の健康へのメリット

例えば、

発酵食品を食べると胃もたれがしない、

など、当時の人は、

消化酵素の胃腸への影響など
分かっていなかったはずですが、

冷蔵庫のない時代の知恵として、

発酵技術は大いに使われてきました。

その保存性や風味への影響など
日本人は麹菌と関わって、

文化を作ってきました。

そしてこれらの機能は、

分析学的にも、医学的にも、
生理学的にも、臨床学的にも

次々と裏付けられてきて、

その要因は麹菌という見えない
生命体の作った成分に由来する、

とわかってきた訳です。

蒸米や煮熟大豆に麹菌を加えると
麹菌はそこで猛烈な勢いで繁殖し、

米屋大豆に様々な成分を作り上げ、
蓄積してくるのです。

麹菌が作り出す莫大な成分

ある研究によれば、

蒸米に麹菌が繁殖すると、

それまでの蒸米になかった
微量成分が新たに400成分以上
も蓄積されるといいます。

その中には、

ビタミン類や必須アミノ酸
といった成分のほかに、

ペプチド類や複合タンパク質、
特殊な糖類や有機酸類、脂質、

といった生理活性を有する
重要な成分軍が含まれており、

健康へのメリットを与えてくれるのです。

中でも、

アンジオテンシン変換阻害酵素

は非常に重要で、

高血圧で悩む人にとって
身近なものでしょうが、

この物質は特殊なタンパク質
でできており、

血圧を安定させ、血管の
健康を守る作用をしてくれるのです。

これは大豆麹や味噌麹に
多く含まれているのですが、

日本酒の酒粕にも含まれている
と報告されています。

麹菌の酵素の胃腸での消化機能

さて、最近では日本でも、

酵素、エンザイム

という成分の有用性が
認識されてきましたが、

サプリメントなども売られていますが、

熱に弱い酵素を市販で流通させる
もので効果を上げられるか、

甚だ疑問な部分があります。

どうせなら発酵食品の
力を借りればいいのに、

とついつい思ってしまいますが、

麹菌は非常に優れた消化酵素を
生産すると言われています。

例えば、

市販の胃腸薬の説明書など見ると

アミラーゼ(でんぷん分解酵素)
プロテアーゼ(蛋白質分解酵素)
脂肪分解酵素など、

これらを総称してジアスターゼ
といった消化酵素が添加されていますが、

結局こうした酵素の多くは、

麹菌を液体培養し、そこから
抽出した酵素製剤なのです。

胃腸薬に入ったこれら
消化酵素の機能は、

弱った胃腸に変わって
食べ物を分解してくれる訳ですが、

栄養成分を体内で吸収される
形に変え、

胃腸の負担を減らしてくれます。

これが酵素による健康への
メリットですが、

米麹そのものには消化酵素が
活性の状態で大量に含まれており。

またこれら酵素は麹で作った
甘酒などにも大いに含まれているので

麹による発酵食品を食べれば、
美味しく健康に、

胃腸の消化機能をサポートできます。

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